先のブログで皆様にもお知らせしました
掲題イベントに参加してきました。
この日は早朝からの天候が思わしくなく、自宅周辺は8時過ぎまで小雨。
愛車で行くか逡巡しているうちに漸くアスファルトが乾き始めたので、いそいそとオープンにしてマツダ横浜R&Dを目指しました。
駐車場には既に多くのロードスター達が自慢気に止まっていました。
今回はフリーマーケットは主目的ではありません。受付して開場後10分程度でフリマは切上げ、
クラシックマツダ相談会のコーナーに向かいます。
(最近は目ぼしい品物との出会いが無く、雰囲気と集まってきたロードスター拝見がメインになっていました。)
相談会コーナーはプレゼン用の大型ディスプレイと演者用の長机、観客用椅子が10脚程度の小ぢんまりとした規模。
お聞きすれば初の試みで手探り開催の為、今回の開催で今後の方向性や継続の是非を考えているとの事。
心密かに「是非とも継続開催に道筋を…」と盛り上げ役と担おうと思ったのでした。
相談会の中身は以下の通り。
NA6ロードスターのレストアを13台行い、レストア診断70台強、うちレストア対象となった48台を診てのロードスターの傷みの傾向。
そしてこれらに大きく影響する①整備環境(オーナーが洗車等で不具合を見つけられるか)、②保管環境(土砂利、アスファルト、コンクリートでの違いや屋根の有無)、③走行環境(北国の路面凍結防止剤や沿岸海の海水の影響)が及ぼすダメージ。
走行距離が短くとも環境が好ましくなかったが故に傷みが酷かった個体例の紹介。
パーツ供給の現状。
参加者とのQ&Aと言ったところでした。
参加者は講演開始直後は10人弱点程度でしたが、会後半には40人強が集まり立ち見も出ていました。
アンケートを取れば殆どがNAオーナー。
事前の開催アナウンスが小さかったことから小規模開催となりましたが、もう少し早目に明確なアナウンスがあれば、もっと多くの方々が集まられたのではと思う拙なのでした。
会は11時半頃から始まり13時少し前まで。
後半は参加者から沢山の質問が出ており。
演者も一定の手応えを得られたのではと感じました。
ここまでが会の概要ですが、実は開会前に拙車の
事故歴に伴うマツダレストアの可否について相談していました。
事故の動画と
修理途中の画像をお見せすると「この状態ではマツダレストアの対象にはならないと思う」と絶望的なコメントが。
(2枚だけ当時[2018.10.2]の事故直後画像を初めてお見せします 。シビアな事故画像ですのでご注意下さい。また後刻削除するかもしれませんので、ご了解下さい。)
シビアなコメントに心折れかけたものの諦めきれず、修理内容をお伝えしてみます。
「それでは講演が終わったら車を見せてください」と仰ってくださいました。
終演後1時間程お待ちし、拙車を診て頂くことに。
15分程、修理箇所の右側フロントを中心に入念に診て頂きました。
(特にリトラクタブルライトを上げた隙間から覗いて、修理箇所と修理状態、仕上がりを確認されていました。)
確認頂いた上でのコメントは次の通り。
「外装を外したり、リフトアップして下から診たりしなければはっきりとは言えないが、動画や画像から感じたイメージとは異り、思ってた以上にかなり綺麗に修復されている。」「あとは実際にレストア診断を行い寸法等を測って観なければ分からない」との言葉を頂き、拙はレストアに一縷の希望を見出したのでした。
加えて…。
「これだけ綺麗に保管・維持出来ているのであればレストアしなくても良いのではないですか?」とのお世辞の様なコメントまで頂きました。
子供達が乗り継いでくれるのであれば、しっかりとリフレッシュして引渡したいのです、とレストア希望趣旨をお伝えしました。
アドバイスとしては「エンジンルーム内のハーネス類は熱による劣化がどの車にも診られるので、今後の課題ですね」と。
とは言え、このハーネスは既に部品が出てこないので、悩ましいところ。
今後の保守リストに書き加えたのでした。
ご参考までに。
ロードスター1台分のハーネスの部品価格は試算すると100万円にも及ぶそうです。
拙はレストア対象の是非で失望と希望の狭間にいる事を改めて認識し、レストア貯金を頑張ろうと心に誓ったのです。
そして、帰宅予定時間を大きく過ぎて機嫌を損ねているであろう家人の顔を思い浮かべつつ、有意義な時間を満喫して少し涼しくなった午後の空気の中、幌を下ろして帰路に着いたのでした。
(講演内容に全集中していた為講演中の画像が撮れておりませんこと、ご容赦ください。またタイトル画像他は先週にストレスから仕事をエスケープし、秋の気配を探しに長野までドライブした時のものです。内容とは関係ないのですが、貼らせて頂きました。)
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正面衝突事故 | 日記
Posted at
2023/10/30 07:56:40