
久しぶりのブログ更新… (х_х)
本日、12月6日(木)インテを新車で購入~現在の定期点検、メンテナンス、チューニングでお世話になっているディーラーの主催する、鈴鹿サーキット・フルコースの走行会がありまして、友達誘って参加して(走行して)来ました~!!!
今までにこのディーラー主催のサーキット走行会には2度参加したことがあったのですが、2回とも西コースだったのでフルコースは初めての走行で、また、この季節(今まで2回は、6月)の走行も初めてでした。
(ちなみに友人は自分の車では初のサーキット走行でした)
11月上旬に走行会の予約をしてからというもの、
楽しみで♪楽しみで♪♪、この日が来るのを首を長~くして待っていましたー!(笑)
でも… 実は……
実際に12月6日が近づいて来るにつれて、楽しみな気持ちよりも、緊張感の方が大きくなっていました…
「自分の納得できる走りが出来るのか?
40台以上も一緒に走る中で、自分のペースを維持できるのか?
果たして、無事に無事故で帰って来れるのか?」
等々、不安なことばかりを考えて、走行会当日を迎える事となってしまいました~(>_<)
今回、唯一嬉しい事は、仕事場で仲の良い?女性二人が一緒に来てくれる事!
ラップタイムを計ったり、デジカメで写真やムービーを撮影してもらう予定なので、走りだけに集中できそう♪
話を走行会当日の流れに戻すと、当日PM1:20~受付開始という事でしたので、遅くともPM1時にはサーキットのピット内に着いていたかったので、12時着を目指して、朝一番で用事を済ませ、二人の職場仲間を迎えに行って友人と待ち合わせ場所の、鈴鹿サーキット近くのベルシティに11時過ぎに着きました。
〔途中、東名阪を走行中、怪しい「古いセ○リック」に真後ろに付かれてプレッシャーをかけられましたが、大人しく走っていたので大丈夫でした(笑)〕
ベルシティに友人との待ち合わせ時間より早く着いたので、先に昼食を食べ終え、程なくして友人が到着したので、それから鈴鹿サーキットに向かいました。
今回はフルコース走行なので、今までの西コースパドックのゲートではなく、東コース・フルコース走行時の東コースパドックに向かい、問題なくゲートを通過してホームストレート、ピット裏のパドックに12時30分頃に到着しました。
当日は別の時間帯で他の走行会も開催されるみたいで、パドックにはBMWやポルシェなどの車が多く見られました。
私達は、1~30番までのピットが使えるとの事でしたので、ピットレーン入り口寄りの1番のピットに空きがあったので、そこに車を置いて準備を始めました。
着替えや、グローブ、シューズ、ヘルメット、工具、走行会で使う小物、その他の荷物などを置いて、車輌のチェックと
スペアタイヤを降ろしたり、空気圧を調整したり、走行前の準備を行っていると、受付開始のアナウンスがあったので、早めに受付に行って計測器とゼッケンをもらったので、ゼッケンを貼り付け、計測器を装着しました。
そうこうしているうちに、ターミナル2階でブリーフィングが始まるとのアナウンスがあったので、友人とブリーフィングに出て、その後、集合写真を撮って走行前の準備に戻りました。
ピットに戻ると、一緒に来てくれた職場仲間の女性の1人がインテの助手席で気持ち良さそうに仮眠?をしていました…
走行開始が近づきつつあり緊張しまくっている私とは、対照的でしたよ!(笑)
今回は初めての12月の走行会参加だったので、冷間のタイヤの空気圧をどのくらいに調整して良いのか、分からなかったのですが、前回の6月の時は温間でかなり空気圧が前後とも上がっていたので、寒い季節ですが、前回よりも少し低めで走り始めることにしました。
今回も1本目、2本目の前に慣熟走行があり、私達の前のグループが先にコースインして、慣熟走行を2周しました。
10分程で前のグループが戻ってきて、いよいよ私達の順番になりましたが、私と友達は一番最後列に並ぼうと時間ギリギリまで待って、隊列に並びました………
が…、
私達よりも後に並んだ車が2台いたので、最後尾の2台前と3台前になってしまいました…
同じこと考えてる人いたんだなぁ~(笑)
私は、しっかりとタイヤやブレーキを温めたり、コースの確認をしたかったので、出来れば最後尾が良かったのです…
それはさておき、慣熟走行は同乗走行が出来るため、一緒に来てくれた女性を隣に乗せて(もう一人は友人の車に乗って)、初めての鈴鹿のフルコースを慣熟走行に出て行きました。
初めてのピットアウトからの1コーナー!下っているのでブレーキングが難しそう…
2コーナーからS字!リズムに乗らないといけないと言われていますが、全く分からず…
逆バンク~ダンロップコーナー!アウト側へ吹っ飛びそうで怖い…
デグナー~ヘアピン!西コース走行会で走っているので大丈夫かな…
ヘアピン~200R!ここも吹っ飛びそうでアクセル全開が無理そう…
スプーンのブレーキング~立ち上がり!ブレーキングで姿勢を崩さずに上手く進入出来るかが鍵…
バックストレート~130R!130Rは何度走っても怖い…
130R~シケイン!シケイン飛び込みはブラインドになっているので、タイミングがとりづらそう…
シケイン~ホームストレート!ロス無くストレートスピードを稼げるか!?
以上、慣熟走行時に感じた初めてのフルコースの印象でした。
慣熟走行が終わりピット前の隊列に戻り、前のグループの1本目の25分の走行が始まりました!
当たり前ですが、慣熟走行の時とはスピードが全く違うので、ピットロードから眺めているだけで緊張感はピークに達していました。
夢中になって見てしまうと、すぐに自分達の番になってしまうので、私は最終のマシンチェックと温まったタイヤの空気圧を再調整しました。一応怖かったので、エンジンオイルは余っているMOTULを少し足しておきました。
あっという間に前のグループの走行が終わり、いよいよ私達の1本目の走行が始まろうとしていました。
とりあえず1本目は、「様子見で無事に戻って来よう」と友人と話してお互いの幸運を祈り、インテに乗り込みました。
シグナルがグリーンに変わり、続々とマシンがコースインして行き、私の前のマシンや友人もコースインしていき、私も続いてコースインしました。
とりあえず序盤はタイヤのグリップを確かめながら、前後のマシンに付いて走ろうと思いました。
コースイン2周目のデグナー1個目で…
突然!!前方を走る友人の車を含む4、5台の集団から白煙が見えました!!クラッシュかっ!?マシントラブルかっ!?
堪らず、全員フルブレーキング!!
白煙の中から見えたのは、スピンしたシルバーのS2000でした!!!
友人と私を含む後続車両5、6台は何とかクラッシュすることも無く、無事によける事ができました…。
序盤から、ヒヤッとするものを目の前で見せられました…(>へ<)
それから、集団について走っていましたが、もう少しペースが上げれそうだったので、4周目のホームストレートから前の車を1台ずつ抜いていきました。そして、逆バンクの辺りで友人の車とその前を走る32のGT-Rをパスして、自分のペースで少し走ってみました。
コーナーのGが一番掛かる所で、タイヤの接地感が希薄な感じがしたので、恐らく空気圧が上がっているんだと思い、無理せずに安全マージンを十分に残して走りましたが、この次の周でチェッカーでした…(早っ!!)
ピットに戻り、マシンのチェックと再度空気圧を調整しました。先ほどよりももう少し下げて調整しました。
あっという間に、1本目が終わってしまったので僅かな時間でしたが、自分なりにもう少し攻めれそうな場所を確認したり、ライン取りを考え直したり、ブレーキングポイントを確認したり、諸々の簡単な反省をして2本目に入る準備をしました。
友人は、初めての走行会という事、車やオーディオ関係が高価な事、タイヤがハイグリップでは無いという事も重なり、中々思うようなペースで走れなかったようなので、私は
「2本目では私のインテの後ろに付いて走れば? 徐々にペース上げていくから付いてきなよ」
とアドバイスをして、友人は私の10台ぐらい前にいたので、
「1周目、2周目までに間の車を抜かせておいてね。」
と話しました。
そして、2本目、最後の25分間の走行が始まりました。各車、続々とコースイン。友人も私もコースインしました。
1周目は前の車との間隔を保ちつつ、タイヤ、ブレーキを温めながら走りました。
1本目より、タイヤも良い感じだったので、空気圧も良いのかな?
2周目に入り、無駄に時間は使えないと思ったので前の車を1台1台パスして、友人の車の前に出て、少しペースを落としましたが、どうしても攻めたくなったので、先ほど友人に言った事を変更して、スプーン立ち上がりからアタックモードに入りました。
この時点で1本目と合計しても、6、7周しか走っていない自分にとっては、「ある意味」無謀なアタックになるとは、この時の自分は思ってもいませんでした…(アドレナリン全開!)
2周目が終わり、3周目のホームストレート!前はほぼクリア!全開で1コーナーに飛び込んで行きますが、ビビッて攻め切れません…、S字もどのようにリズムに乗っていくのか、全然分からない…
逆バンク、ダンロップは飛び出さないように、慎重にクリア。
デグナー、ヘアピンは普通かな?
200Rからスプーン進入までは、やはり全開に踏めず…、スプーンも慎重にクリア。
バックストレート、怖くないストレートで少しでもタイムを稼ごうとベタ踏み!そして、130R進入!
っが!!!
ブレーキングポイントがいつもより少し奥になってしまったと思い、ブレーキングしながら130R進入、瞬時にアクセルを入れなければいけなかったんですが、少し間に合わず、テールが
「ズルッ」 っと、滑ってしまい、一番恐れていた130Rで、内側に巻き込むスピンモードに入ってしまいましたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
芝生の上を滑走…
「まっ、まっ、まるで、緑色したスケートリンクやぁ~~」
ってな感じで、止まる気配も無く虚しく滑っていきました…
往生際の悪い私は、すぐにカウンターを当てまくり、シフトダウンして、アクセルを煽りながら、無理やりにスピン状態から立て直そうとしました…
しかし、どんどんと迫り来るスポンジバリア… 一緒に来てくれた女性達を乗せて帰れなくなる、申し訳ない気持ち…
それと同時に考えてしまう、インテの修理費用…
これらが、スローモーションのように走馬燈のように頭を駆け巡りました…
しかし、神様は私にチャンスを与えてくれました…(感謝!感謝!!)
スポンジバリアまで残り3mぐらいのところでフロントが向きを変えて、ギリギリの所でコースに復帰出来ました!!
本当にホッとしました。ただ、マシンにダメージが無いか?心配でピットインしようかと迷いましたが、このスピンで緊張が吹っ切れたのか、残りの周回もこのままアタックしようと決断しました!
その後、この周の3周後にチェッカーを受けて、1周ゆっくりとクールダウンして無事にピットに戻り、全走行が終わりました。
ピットに戻り、友人や職場の仲間とみんなで話しながら、後片付けをしていましたが、誰も私がスピンした事を知らなかったそうで、ある意味、少しがっかりでした(笑)
あの恐怖は二度と味わいたくないものです…
片付け途中、主催者から最後の挨拶とちょっとした記念品と、タイム結果表を頂き、今年の走行会も無事に終了しました。主催者の方が、今回はコースアウトする車両が多かった為、早めにチェッカーを出して、余った時間を回収作業に当てたそうでした。
確かに、今回はコースアウトしている車両が多く見られました。
みなさん、無事だったのでしょうか?
アクシデントが起きて嬉しい人はいませんので、心配でした。
サーキットを出る頃には17時30分ぐらいだったので、すっかり太陽も沈んで暗く、寒くなっていました。
その後、友人の彼女と合流して、みんなで夕食を食べることになり、美味しい焼肉を満喫して女性二人を無事に家まで送り届けて、帰宅しました。
帰宅した頃には、サーキット走行の疲労と、極度の緊張による疲労がピークに達して、フラフラになりながら、記憶も定かではなく就寝しました。
今日一日は、とても疲れて大変な一日でしたが、それ以上に本当に心の底から楽しく、幸せで、満足できた一日でした!
一緒に走った友人、一緒に来てくれた可愛いい女性二人、このような楽しい企画を催してくださり、当日も走行会の進行をスムーズにしてくださった、ディーラーの方々、皆様に本当に心より感謝する気持ちで一杯です!
この場を借りて、お礼したいと思います、
「みなさん、どうも有難う御座いました!!!」
次回も、必ず参加したいと思います!!
改めて、車がインテが大好き♪ と、感じた一日でした~