クラッチレリーズ交換

先日クラッチのフルードが漏れていてクラッチが切れなくなってしまいました。

原因はクラッチレリーズのパッキン劣化によるフルード漏れで、同系エンジンのV-MAXでも定番のトラブルのようです。

早速、レリーズ本体とミッションケースカバーのガスケットを注文しました。

V-MAXもそのようですが、クラッチレリーズはクランクケースとミッションケースとの間の奥の方にあり、交換するためにはミッションケースカバーも外す必要があります。
それを外すとなると、当然エンジンオイルが出てきますので、あらかじめエンジンオイルを抜いておきます。

レリーズに繋がれているフルードホースを外し、本体を取り付けているボルト2本を外してレリーズを取り外します。
ボルトには5mm六角レンチを使用しますが、奥の方にあるので100均で売っているような短いL型レンチでは届かず、以前買っておいた六角レンチ対応のソケットレンチセットを使って外しました。
本体は手前に束ねてある配線コードステーの取り付けを緩め、配線コードの間を縫うように着脱しました…(汗)

取り外した方は、やはりフルードが本体のパッキンから漏れている跡がありました。
本体そのものに損傷などは無いので、中のパッキンだけを交換すれば治らなくもないと思いますが、ここまで外さないと分からない事なので、今回はアッセンブリーの交換としました。

新しいガスケットを挟んでミッションケースカバーを取り付けます。

そしてクラッチフルードを用意します。
ブレーキフルードと同じDOT4を使用します

クラッチレリーズ本体へもフルードが入ってゆくので、エア抜き作業はブレーキフルードの交換よりかなり時間がかかりましたよ。

そして最後はエンジンオイルを入れて完成です。

しばらく走ってみましたが、フルード漏れも見当たらず、ひとまず安心ですね。