こんばんは。なんだか筆が乗りそうな気がしたので書いてみることにしました。
ブログって読むのに5分の文章であっても書くのにはそれよりもはるかに多くの時間とエネルギーを消費する行為、なんですよね。なかなか気持ちが進まないと書く気になれません...笑
こういうのもなんですがみんカラのパーツレビューの殆どがレビューの体裁をなしていないのが書き手の立場になるとよくわかります。
「金もらってるわけでもねーのになんで他人に役立つ情報を提供してやらなきゃなんねーんだよw」って感じですわな笑
ですが僕は割と文章を書くのが好きなので、
タイヤのレビューを二つほどアップしましたけれども割と詳細に書けたと思います。
どれほどの人の役に立っているのかは全く分かりませんが...。
書くことがぼんやりしているので時系列が前後したり話題が二転三転しそうですがよろしければお付き合いください。
さて、みんカラ的には早くも...という感じですが表題の通りついこの前ロードスターを手放しました。
理由はというと車検を間近に控え継続しようとしたところ費用が想定以上にかかることが判明したからで
す。
このロードスターは元々ドラテクを磨くための練習機として僕は捉えていました。
買おうとしていた時の条件は見た目はなんでもいい、傷があろうが幌が少々切れていようが
グレードも色もなんでもいいからとにかく安くてきちんと整備された履歴のある車が欲しい、ということを伝え探してもらいました。
そして紹介してもらったのがこの車でした。
車検2年付きとしては比較的安めであり、なおかつ前のオーナー2人の売却時点までの整備記録簿が全て
残っている。その上その全てがディーラーでの整備、という素性の良さを感じさせる個体だったのです。
とはいえ、約20年落ちの中古車であることに変わりはありません。
加えてただおとなしく街乗りをするのではなく、平均月2回ジムカーナやドリフトといったスポーツ走行を繰り返すことによりさすがに程度は良い方の個体といえども、ちょくちょく故障は起きてくるわけで...。
ちなみに主なメンテナンス履歴を調べてみると
・4輪のブレーキキャリパーOH
・クラッチレリーズシリンダーのOH
・幌の交換
・サイドワイヤー全交換
・スロットルポジションセンサーの故障による交換(これが特に痛かった...)
項目として挙げてみると「なんだ別に全然壊れてないじゃん」と思われる方が多いかもしれませんが、直さないだけで不調に感じる部分は多々ありました。B6エンジン特有のオイル漏れ、交換した幌の雨漏り、完全に賞味期限の終わったであろうウェザーストリップの縮みによる雨漏り、原因不明のリア付近からの異音、とにかく効きの悪いサイドブレーキ、機能を果たしていないブッシュの数々、そして手放す直前に発生したギア鳴りの症状。
恐らく真夏の暑い時期でのスポーツ走行を繰り返すことにより、クラッチにつながるオイルラインの中にエアが混じるか、クラッチフルードの劣化等によりクラッチがペダルを踏んでも切り切れてなかったのかもしれません。
不調はたくさんある。そしてスポーツ走行をするうえで最低限欲しいLSD、ロールバーがない。
何より他のロードスターと比較して劣るエンジンパワー。
この車を購入した直後、
ジムカーナについて話を聞くためにリジッドで有名なアルファに訪れ、車を見た中村さんには
「この車にはお金かけない方がいいよ~すぐに乗り換えたくなるだろうから」
と言われました笑。
その時はこの車をドラテク向上のためにボロ雑巾のようにしごき倒してやろうと思ってあまり深く考えなかったんですが、結果として中村さんのアドバイスは正解でしたね。
意識していたわけではなかったんですが走りこむことに夢中でチューニングをしようという気には全くなりませんでした。結局買ってから手放すまでの二年間に改造したところといえばバケットシート、ステアリング、ブレーキパッドの3つくらいでしたね。
それ以外はひたすらオイル、タイヤ、メンテナンスにしかお金はかけませんでした。
そしてひたすら走りこむうちにこの車に対してだんだん自分が冷めた見方になっていくのを近頃は感じていました。
決定的だったのはゴールデンウィークに浅間台スポーツランドにて行われた「ほぼロードスターだらけのジムカーナ練習会」に参加した時の出来事でした。
多くのロードスターとタイムを比較して自分のタイムは遅いな~というのはまぁ想定通りだったのであまり気にしていなかったのですが、
その時全日本ジムカーナにNDロードスターで参戦されている方に自分の車を運転していただく機会を得ることができました。そしてとても丁寧にかつ路面の幅をきっちり使って走っていただきました。
ですがそのタイムは参加者の平均以下のタイムだったのです...。
その方が下手だと言いたいのではなく、いくらジムカーナの達人が運転したとしても車がだめだとタイムはでないんだなぁというのがショックだったのです。
今までジムカーナという競技は草ジムカーナ程度であれば車による性能差は腕でいくらでもカバーできると信じて頑張ってきたのですがその結果を見てやっぱりある程度は性能がなきゃ勝負にならないんだな...とその時強く感じました。
いずれはLSDとロールバーは入れようかなと思っていたのですがその結果を見て以来この車に金はかけないときっぱり決めたのを覚えています。
午後で一番タイムが出たのはこの通りです。
ちなみにその全日本の方とのタイム差は約1秒でした。
またサイドブレーキの効きが悪いのがとにかくストレスで桶川ジムカーナのようなかなりキツイテクニカルセクションのあるコースではどんなに上手くいっても車を回せないだろうなと思ってしまったのもあり、勝てないから面白くない、サイドターンがいくらやっても失敗して楽しくないとなり、だんだんジムカーナから気持ちが離れていきそうになってしまったのも事実です。そのため最近はサイドターンがいらないドリフトにばかり行っていました。
ですがドリフトでもそれなりのパワーはないとドリフトが続きません笑
やっぱり他人と勝負ができるだけのパワーのある車が欲しい!
その上とにかく雨漏りが酷くて車内にカビが生えるんじゃないかってくらい車内が蒸れていて乗ることさえ嫌になりそうになり、最後のほうは愛想が尽きかけていました...。
「え、幌交換したんでしょ?」と言われそうですが、新品交換した幌から雨漏りがするんです笑
このことについてはもう本当に面倒くさいやり取りがあったのですが...まぁ、気が向いたらいつか書きます。
以上のようにこの車の戦闘力の限界と不満を感じる出来事が度々あり、大金を投じてまで乗り続ける気にはなれなかったんですね。
じゃあもう売るか、とあっさり売却へ気持ちが傾き、買い取りについていろいろ情報を調べ静岡のロードスター専門店のアイスタイリングさんに買い取ってもらうことにしました。
電話でのやり取りだけだったのでかなり不安に感じましたが、電話で事前に伝えられた金額で
本当に買い取ってもらえたのでロードスターを売却されたい方は利用されてみてはどうでしょうか。
散々この車についてボロクソ悪口を書きましたが、嫌いだったわけではありません。むしろとても気に入ってました。
所有した2年間で週末だけの利用で1.5万キロは結構走った方だと思います。
車がボロイというのはとても気が楽になれるんです。なんでも思い切ったことができる。
街乗りでもスポーツ走行でも。
車を買った直後、まだ公道を運転するのも慣れてない時期はリアバンパーをこすったり、フロントバンパーをぶつけたりしました。これが新車のNDだったら1日中凹むでしょうが元からボロイこの車だから笑っていられました。
どうせボロイんだからいろいろ試してみようの精神でパテと塗料を準備してバンパーの自家塗装にもチャレンジしたり、ちょっとしたDIYもこの車で試すことができました。
またサーキットでも縁石に乗るのもコースアウトするのもクラッシュするのも何をするにも気が楽で楽しい思い出がたくさんできました。こんなに傷がつくことを恐れずに思い切って走ることができたのはいい経験になると思います。
もし初めての車を買おうとしている人がこれを見ていたら僕は車検が切れるまでの限定と想定してボロくてやっすい車を買ってきて走りこむことを勧めます。ボロイ車で走るのって楽しいですよ。色々な意味で笑
一番最後となったドリフトは
テンロクトルセンデフの限界に迫れたのでは...と思っています笑
ロードスターが手元から離れてからは次の車を何にするかを物色するため124スパイダーに乗ったりシルビアに乗ったり色々試しましたが、思わぬきっかけで次の車が決まりました。
自分がその車に乗るとはほとんど考えていなかったです。次の車についてはまたの機会に...。