今までボクスターに使っていたのはベースコート、トップコートの2層からなる硬化型を謳うガラスコーティング
ウリは完全硬化型なのに失敗が非常に少ないこと
実際に使ってみても、とても簡単っ
更に親切な事に、万が一失敗したりムラになってしまっても
同社のメンテナンスクリーナーがリムーバーとして使えるらしい!?
まぁコレが後々ワナになるんだけど(笑)
難点を挙げるとすると施工に時間が掛かることと、非常に高価なことかな?
指定の硬化時間はベースコートで3~4日くらいだったかな?
その後トップコートをどうぞ!って感じ
その間決して部屋を覗かないでください
じゃなくて、濡らさないでくださいとの事
結構面倒・・・・
コーティングの内容には特に不満はないけど
ガラスコーティングの宿命で、デポジットは付きやすいみたい
ガレージ保管で雨の日は殆ど乗らないし、濡れたまま放置した事も殆どないはずなのに、
洗車後の拭き遅れとか、数少ない雨天使用でデポジットは発生しちゃってます
で、そのメーカーさんのラインナップでは、
通常ならここでメンテナンスクリーナーの登場!!
ばばーん!!
ってなるはずだったんですけどね・・・・
ね・・・・
クリーナーがリムーバー
これワナです罠
このクリーナー、デポジットの破壊能力は結構高くてしかも使うのも簡単!
超便利なアイテムだったんだけど・・・・
どんな盾でも突き通す矛と、どんな剣をも防ぐ盾みたいなジレンマが。。。
しかも、コーティングは超高価且つ施工時間が長いときたし
財布に優しくないし、別のものを模索しよう!と結論
そこで選んだのはみんカラ上でも度々ブログで施工を紹介してる
なんだっけ?(笑)
・・・・・・・・
ちょっと調べた(笑)
ラディアス・ガラスコーティング!!
それ!
価格はもともと使ってるヤツと比べると何分の一
安くはないけどもったいないほどの価格じゃないしいいんじゃないの?って事で
施工はいたって簡単・・・・なハズだったけど
それがそうでもなかったり
湿式施工型なので、洗車後にふき取りと同時に施工するんだけど
塗った跡に結構ムラが目立つ。。。
完全硬化型を謳うコーティングがムラのまま硬化したらちょっと面倒じゃね?
とか思いつつ何度もクロスを走らせても結果どしてもムラが残ってしまう・・・
仕方ないので乾拭き併用で仕上げていくと
他のパネルはどんどん乾く乾く(汗)
気がつくとデポジットが沢山発生してる模様
なんだよ?!それ・・・
仕方ないので慌ててふき取って、
デポジット落としてから水分を含ませたクロスで施工してカラ拭きという手順に変更
最初からこうしておけば良かったよ・・・・
湿式施工型のコーティングって大抵うまく行かないのはオレだけなのか?!(涙)
施工後の様子はナンとも不思議な感じ?!
膜厚が厚いからか?
それともそもそもの特性がそうなの?
基本屈折が大きい感じ?で、入射角に関係なくとにかく光を良く回す感じ
吸い付くような光沢と言えばわかりやすいかな?(汗)
光沢自体はあっさりしてるのに、光がまとわりつく感じは強いと思う
ただ、ボディと正対して見るとツヤは少なめなような印象?
少し角度が付けば傷も目立ちにくくなるみたいだけど
垂直でみると全然変わらないじゃんって感じ(笑)
全体として、白っぽい感じが強くなる系統の光沢です
オフィシャルのページの写真を見返してみるとそういう雰囲気がよく出ていて、納得(笑)
屈折が大きいからか?単に物性なのか?
光の要素によって屈折率が違うみたいで、ヘッドライトのエッジにスプリットした青いフリンジが見えます
スペクトラムが分散してるのかな?
そして?故に?ボディ面の映りこみのシャープさは後退すると言っていいかと
オフィシャルページの写真でも、蛍光灯の写りこみはあんまりシャープではない感じがするし、あの写真はいい感じに表情を伝えてると思う
手軽に膜厚感タップリの表情がえられて、この雰囲気を好きって人は少なくはないかな?って思いましたよ
別の被検体を用意してパネル一枚だけ施工してみた感じでも
評価は変わらず
ただ、ムラに関しては、乾燥したら目立たない系なのかな?
もう一台の検体は乾拭きなしで仕上げたので、後日じっくり観察したいなと
本体の方も施工後に気になるムラは今のところ確認できず
とは言え、ピカピカのいい天気の日中に、ガレージから出してないんだけど(笑)
夜走って虫が付いたバンパーを拭いてみると、汚れの落ちはとてもいい感じ!
ただ、硬度が高くないのかな?
虫のパーツがコーティングに刺さる感じで残るんよね
これは初めての感触
今までのコーティングは、薄くて透明度が高い印象で、
あくまでもポリッシュしたボディの延長線上にある感じだったのに対して、
こっちは光を乱反射させてあらゆる方向から、あらゆる方向に光を拡散させるってイメージを持ちました
どっちが優れてるとはいえないけど、
好みなのかなーって
オメーはどっちなんだよ?
って聞かれたら、きれいならどっちでもいいよって答えるかな?(笑)
白っぽくなる(光沢が白っぽい?!)、写り込みがシャープでないのを許容できれば
今回のコーティングは優れものかも
逆に地味でもいいからストイックに写り込みとマニアックなツヤを追求したいのなら
このコーティングは向いてないと感じます
ウチの車は黒で、ボディラインが死に気味だったから、
このコーティングの光の回り方はラインを強調してくれてちょっとお得感たっぷりかも(笑)
値段も手ごろだし、なかなかいいなーと思った次第
なにより財布に優しいのがいいよね(笑)
今使ってるクリーナーで破壊されなかったらデポジット落とすのも楽になるし、
普段の洗車で気軽にできるよなーって思うと幸せ
そうそう、あと、
ガレージのかなでの埃の付きにくさも優秀で、乗りにくく落ちやすいという優れた特徴も
素人のオレ様にはなかなかいいコーティングだぜっ