「生音研修会」で行ってきました
座席は実質最前列を確保していました
今日の曲目と奏者
今日は自分的には、
「音色ってなんだ?」「フォーカスってなんだ?」ということを考えながら聴いてました、、、
前半のオーボエ協奏曲、オケ付きのオーボエ協奏曲を生で、というのは以前あったかもしれないけど、この2年間では今日が初めて、、
奏者は学部4年の荒木良太さん
出だしのオーボエ、、、
「うぉぉ、、、、、、」
いきなり脳みそを持ってかれるような音が出てきて頭がのけぞる、、、
オーボエの音っていいよなあ、、、と改めて思うとともに、この楽器ってほんと奏者によって出す音が違ってくると思うし、「こんな音が出るのか」みたいな感嘆の気持ちにさせてくれる楽器なんだと思った、、、
テレビ番組でよくある、何千万のバイオリンと100万円のバイオリン、音の違い分かりますか、なやつ
ほんとばかばかしいと思う、、、そういう違い以前の音のコントロールなんてプロの奏者ならいくらでもやれる
しかし車田先生も言ってたように、高価な楽器にはその楽器しか出ない音がある、その音を求めてその楽器を手にするのは奏者として当然だと、、、
しかしそれ以前の段階があるはずだし、「この人はこんな音が出せるんだ」と聴衆を魅了させられる音を出していた、、、と思う
演奏後のオケの皆さんの表情がそれを物語っていた、、、
今日は7mくらいのところでオーボエの音を聴いていたけれども、音の形は、イメージ的には中心部に音の芯があって、その周りに球体状に空気がまとっている感じであった
これを「フォーカス」という言葉を念頭に考えると、フォーカスはめちゃめちゃ甘い、フォーカスは絞れてない音である
翻ってカーオーディオ界隈で言われている「フォーカスの合った音」ってなんだろう、、、
今日オケ全体から受ける印象と比較しても、カーオーディオで「フォーカス」の合った音というのは音楽の音全体からするとあくまでその一つに過ぎないなと、、、
音の輪郭、たとえばボーカルの口をよりくっきりさせることがほんとに正解なのか?
これは今日思ったことなので疑問形にとどめておく、、、
プログラム後半は、シューマンのピアノ協奏曲
奏者は学部3年の鶴原壮一郎さん
シューマンのピアノ協奏曲は割と聴いたことがあって、出だしのピアノからオーボエにつながるところが特徴的だが、、、
「この奏者は天才肌で、S級の才能だ!」
とよくわかってないのにこの言葉が浮かんでくるくらい、ピアノを操っているかのような演奏、そして音を出している、、、「すげえ、、、」という感想、、、
ここであらためて、カーオーディオ用語でいう「音色」ってなんだ、、、何を指しているんだ、、、
よくわからんな、、、「音色」という言葉を使っている人にはどの音の部分をさしているのか聞き直したいくらいだ、、、
そもそも「色」じゃないだろう、、、適切な日本語が存在しないな、、、
帰りの中央道はまたしてもPerfumeメインで、、、w
最近オーディオでクラシックあまり聴かなくなったな、、、
生音聴きに行こうって思うようになってる、、、
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コンサート | 日記
Posted at
2023/11/16 15:05:39