うしろーのブログ一覧

Ｅ46マフラーの続きです。
前回は接続パイプを作りまして、今回はエンドパイプです。
デュアルタイプ、タイコを下に飛び出させないようエンドを下げる曲げありです。

まずは図面を元にパイプを切りまくります。
こんな短い距離、出来上がりではあまり見えないのに曲げ部分だけで合計16個。
その後、仮付けでつないでサイレンサーと合わせて確認します。
エンドパイプメインはΦ60、マフラカッターはΦ70なので並びの密度感はもうすこし上がると思います。
パーツ単体で見ると大きく見えますが、果たして車体、バンパー越しにもバランスよく収まってくれるといいのですが。。。

ラルグス製　Ｐ10用のリアアッパーをキャンバー調整できるようにする加工です。
ピロ部分は他社、他車種の中古アッパーを使用し、
ピロ化するのでスプリングアッパーシート有りになるので、これも他社、他車種のものを流用します。

アッパーマウントベースプレートはもちろん使えませんが、
使用予定のピロケース部分に入っているピロとラルグスのロッドが合うようカラーを作ります。

アッパーシートはスチール製のカラーが圧入されていましたが、
ロッド径も合わず厚みも予定より厚いのでロッドネジ部が足りなくなります。
なのでこの部分はアルミで作り、ぬき替えます。

あとはクリアランスとロックネジ、減衰調整ダイヤルが取り付けられるよう幅を検討して各部分のカラーを作ります。
材質は強度を考えてスチール系にしたいところですが、メッキをしないとすぐに錆びてしまうのであえてステンレスに、切削性の良いというＳＵＳ304にしてみました。

アッパーシートのロッド穴カラーはアルミで作ると抜け止めに乗っかるには強度の心配もあったのでその下側にもステンのカラーをいれます。
ロッドの長さに余裕が無かったので裏側にステンカラーが収まる段もつけました。

ピロカラーの下側は6ｍｍで取って、上下カラーは3ｍｍという予定でしたが、作業中間違えてピロカラー下も3ｍｍにしてしまい3ｍｍカラーを6個も作ることになりました。

パーツ数は少なく、作業工程は少なくが望ましいのでちょっと失敗です。
端面処理や面取も片側しか出来ていないのでどうすれば（効率よく）できるか、
今後のために考えてみようと思います。

これでロッドの取り付けは出来るようになったので次は大物のベースプレートの製作です。
センターの40ｍｍ穴のフライス加工はエンドミルがないのですが、
穴自体は超高精度で無くても問題なく、スライドのための長穴がまっすぐできればいいので工夫して作業してみようと思います。

なんだか急に涼しくなってしまいこのまま秋冬になってしまいそうです。
今年はバイクでサーキットに行けないかもとちょっと心配です。。。

とはいえ、車のシーズンとも言えるのですが、
年に1回、2回かな、のＦＳＷ走行会のお知らせです。

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ＦＳＷプロアイズ走行会にチーム４ＤＳＦで参加しませんか？

日　時　：　Ｈ２８年　１２月２５日（日）
参加費　：　２３,０００円（計測器付き）
　　　　　　　３０分 × ２本
ＵＲＬ ：　http://www.pro-iz.com/shop-fsw

恒例のFSW走行会です。
タイムアタックシーズンなので、いつものメンバーも新規参加メンバーもタイムアップ間違い無し？

日曜日開催で且つ３連休ということなので、
前泊組はルートイン御殿場から近い居酒屋で前夜祭ということで。

5台エントリー＆入金で、無料1ピット確保となります。
7台から9台のエントリーの場合は、台数に応じて1ピット有料で追加を検討します。
10台以上確定の場合は、別途ご相談という事で。
※上記は10/31までに台数分の入金必須なので、募集期限を10/27とします。
※エントリー名は先着6台分が「チーム４ＤＳＦ」で、後続分と無料ピット申請方法はご相談という事で。
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年末とか、クリスマスとかの時期なので早めのホテル予約をおすすめします。
チーム4ＤＳＦで申し込みというのは台数によってピットレンタルがあるのでその都合です。
チーム4ＤＳＦには年会費とか、お食事会とかありませんのでご安心ください（笑。
4ＤＳＦグループに参加してない方でも興味ある方は是非メッセージなどでご連絡ください。

本庄走行会も検討をしていましたが、時間と予算の都合が微妙です。
ツインとかも12月までに行きたいんですよね。
本庄もいける方は是非どうぞ。
2016年11月13日　本庄サーキット　ライトアタックチャレンジRd5


それと、ずいぶん前から作ろうと思いつつずっと放置で、
結局毎回タイム表にちょろちょろっと覚書で済ませていたセッティングシート的なものを書いてみました。

青字が自分で書き込むところ（例）です。
1回の走行で大体必要そうな内容と、途中変更などしそうなところに複数の枠を書いてます。
備考覧はその時の結果、手ごたえ、感想なんかを書きます。
なんか間違いや、こんなのあるといいよ的なのがあれば教えてください。

以前からやりたかったリア調整式アッパーを作ろうと思います。
ラルグスＰ10用はナックル側取り付けボルト穴が長穴で大雑把なキャンバー調整が出来ますが、アッパーは固定式です。
ラルグスにはＰ10用の調整アッパーは無い（と思う）ので、
もう少し調整できればいいなと思い中古のパーツなど集めていました。
足りないパーツ、主に作るのはベースプレートとカラーです。
まずは図面で考えます。
ただ、闇雲に調整幅があっても検証が大変なので、
固定用ボルトやセンターの穴がある位置である位置に当ることで、
調整のたびに目盛りやノギスをつかわず外中内と簡単に3段階に調整できるよう形を考えました。


固定ボルトの穴はスライドできるよう長穴にするので微調整も出来ます。
材料もおおむねそろったので行程など考えていましたが、問題はセンターの穴をフライスで加工するなら40ｍｍのエンドミルが必要なんですが、工場にはそれがありません。
うーん、どうしましょう。。。


で、これが出来たら盛大にキャンバーをつけるぜ！！
とは逆で、現在リア8Ｊのホイールから7Ｊにして、キャンバー角を減らします。
ツインや美浜ではどうもリアキャンバーがネックのように思えたのでその検証です。
調整アッパーなら、例えばＦＳＷは全倒、ツインはこれくらい、美浜はこれくらい、
など「このセット」と望んだ状態にしやすいだろうという考えです。

ちなみに移動量は、標準、11ｍｍ、22ｍｍ、これでどれくらいキャンバーが付くのか。
出来たらアライメント測定と確認がしたいところです。

Ｅ46のテールピースを作ります。
すこし前に純正から冶具を作りました。
そのままの形状なら純正から形をなぞっていくんですが、
今回は車体に斜めに配置されたタイコ（サイレンサー）をまっすぐにして、
デュアルにする要望で作っています。
なので、冶具をまず作り、サイレンサーのタイコ部分を作り、
冶具に配置して接続パイプやデュアルのエンドパイプ部分を考えます。
冶具とサイレンサーから図面（みたいなもの）を作ります。


それぞれ干渉しそうなところに気をつけつつ、
作る時に面倒にならないカットなどの行程を考えつつ、
曲がりや見た目も気にします。

で、何度も採寸と確認をして試作を作ります。
今日は接続パイプとエンドパイプを作るつもりで工場に行きました。
試作は失敗、検討と材料代のことを考えスチールで作るつもりでしたが、
在庫に欲しいサイズのスチールパイプが無く、
不安はありましたが本番用のステン材料で接続パイプを作りました。
エンド側は時間切れでした。

出来た接続パイプを冶具とタイコに合わせて確認、おおむね問題なく出来ました。

図面どおりにできるのか毎回心配ですが、ピシャっと合うとかなり気持ち良いです（笑。

タイコ内はストレート構造ではなく、
隔壁、ともちょっと違うんですがそういうのをパターンを変えて作る予定です。

まだ仕事もそれなりに忙しいですががんばります。