この問題、前から批判されているし、みんカラで他の方もコメントされてますね。
「旧車趣味人」だけじゃなく「高齢者」も泣く! 13年落ちで税金爆上がりの「旧車イジメ」の非情さと無意味っぷり
個人的に思うのは、税制を通じた国の有りようです。
温暖化対策や環境保全を目的に燃費のいい車に優遇税制を適応するのはいいとしても、それをさらに促進するためなのか?旧車に嫌がらせのように重税を課すのはどうかと思います。
記事では「自動車業界と国が手を組んで、どちらかが必ずトクをする仕組みを作り上げ」と言っていますが、私見では、こんなことをしていたら自動車業界も国も衰退すると思います。
日本がこれからも世界中から愛される自動車を作り続けられるか?そのカギを握る一つには、日本のクルマ文化が深く、広く、豊かなものである必要があるのではないでしょうか。
最新テクノロジーで、一つの方向にだけ優れた、「今売れる」車ばかりが国にあふれてしまったら、大切なクルマ文化が弱体化してしまいます。
長い目で見れば、それは日本の自動車産業の衰退を招くのではないでしょうか?
私は、現在の日本の豊かなクルマ文化は世界に誇れる宝物だと思っています。色々な価値観をクルマに反映して、お互い認め合い、面白がって世界もうらやむ文化を醸成して来た日本のクルマ文化は素晴らしいです。
そんな奥深いクルマ文化がバックグラウンドにあってこそ、作り手も乗り手もクルマが好きな人が大勢いて、世界で愛される自動車を作ることができるのだと思います。
クルマ文化が衰退してしまえば、多分その国の自動車産業も力を失ってしまうでしょう。
政治家や役人はそういうことを軽く見過ぎていると思います。
Posted at 2020/07/29 09:27:11 | |
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文化 | 日記