【追記】ラゲッジまわり異音対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
一年ほど前から、高速走行時や舗装の荒い路面などの走行時に荷室まわりから「チリチリ…ビリビリ」という、針金が金属に触れるような音が複数箇所から出るようになり、旅行がキャンセルになった夏季休暇中の暇つぶしとして、原因探求を行いました。
リアにナンバーフレームを付けていますが、これは納車時に対策をしており、ここが原因ではないと判断し、以下箇所を調べました。
①テールランプユニット
ユニットを外して叩いてみると、配線の遊びによるチリチリという干渉音が聞こえてきます。配線に不織布テープを貼り、対策しました。
②リアゲート内張り
剥がしてサービスホールから内部を覗くと、ナンバー上のフィニッシャー(キャプチャーロゴが付いているパーツ)を留めているネジがなんと2本も緩んでいました。
増し締めして、ついでにサービスホールを手持ちのレジェトレックスで塞ぎました。
③ルーフスポイラー
リアハッチとトルクスで接合されているので、増し締め。1本だけ緩んでいました。
④ラゲッジ内張り
平行四辺形型の点検口カバーを外し、点検口から中を覗くと、左側ラゲッジルームランプの配線が内張り内でボディと接触している状態でした。怪しいので、こちらも不織布テープで対策。
⑤給油口キャップのコード
これは完全に盲点でしたが、一番大きな音が出ていたのはここでした。
給油口キャップと給油口フタを繋いでいる樹脂製のコードが、給油口フタを閉めた状態のときに干渉して、チリチリ音を出していました。不要なので撤去しました。
①~④も効果はあったものの、一番大きな音の解消には至らず諦めかけていたのですが、その後たまたま給油をした直後にチリチリ音が低減された事に気付き、もしや…と思って例の樹脂コードを撤去してみたところ、ドンピシャでした。
結果、気になるチリチリ音が無くなり、とても快適になりました。
まだ新車で買って2年少々ですが、上記の他にもドアパネルなど、内装のビスが何箇所か緩んでおり、いずれも初めての経験でしたので少しびっくりしました。
内装樹脂の建付けに関しては、日産も然りですがあんまり褒められたものではないと感じます。
でもこういう地道なネガ潰しも好きなので、気にしませんが…。
もし同様の症状がある方がいらっしゃればご参考下さい。
2
20200912追記
先日の作業後、新たに気になりだした異音箇所について検証、対策を行いました。
⑥リアスポ内ウォッシャーノズル&ハイマウントストップランプ配線
⇒室内側から丸いゴムのグロメットを外してサービスホールからアクセスし、同配線を不織布テープで保護&固定。
テスト走行するも、まだ音がしており、どうやらハズレだったようです。
⑦リアラゲッジ(下段のスペアタイヤ側)のカーペット下にある配線
⇒ペラペラのカーペットを奥側(リアシートレール側)までめくり上げると、リアフロアセンターから助手席側に向かって伸びる2本の細い配線がありました。(調べてませんが、色と配置的にリバース線とかでしょうか?)
これが何とも頼りないテープで二箇所固定されていましたが、プラプラしている状態で、音が響くリアフロアのパネルと共振して音が出ている事が判りました。
こちらも配線を不織布テープで保護&フロアに数箇所固定しました。
ついでにリアフロアを叩いてみると、ドラムかよっ!というレベルに音が響く状態でしたので、Amazonで仕入れた安物エプトシーラーで防音処理を実施。
対策後、敢えて路面の悪い道を選びテストしましたが、見事に音が消えました!
加えて、絶対プラシーボも入っていますが(笑)雨音やマフラー音などの音量が若干下がった印象です。
ひとまずこのまま様子を見ようかと思いますが、とりあえずは満足です。
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