
ここはよく行く中高速のワインディング。
使うギアは3速4速がメイン。(って言うか、それ以下のギアは使うところがありません)
これからマイロドと軽く走りますねぇ。
タイヤも温まっていないので、とりあえず4速4000回転くらいで侵入します。
マイロド「踏んで、踏んでぇ、余裕よぉ〜」
「タイヤ温まってないし・・・・、しばらく様子見で行きたいんだけど(汗)」と私。
タイヤが冷えてるとは言え、コーナーに入ってしまえば彼女の言う通り行けそうな気になります。
「何怖がってるの?行けるわよ。踏んでぇ〜」と煽り立てるマイロド。
彼女の訴えることは無視して、冷静沈着な私はパーシャルのまま。
「まだまだ車速が足りないわ、もっと踏んで」
しかし、ブレーキを残しながら手堅く侵入する私。
「もおぉ、つまんないんだから」
「フロントが微妙に滑ってるし、タイヤがまだ冷えてるかも」
「取り敢えず何も考えないでさぁ、コーナーに入っちゃえばぁ~。あとはアタシがなんとかするからさぁ」
「なんとかするって、運転してるの俺だし・・・・」と困惑する私。
次のコーナーを4速4500回転辺りで侵入します。タイヤも温まってきたらしく、車も人も全然リラックスした状態。
コーナーに差し掛かり、わずかにスピード調整。
「なーんで、アクセル戻すのよぉ」
「先が見えないし・・・・」
「何があっても、コーナーに入ってからで間に合うわよ。コーナリング中にアクセル戻したら、私が不機嫌になること知ってるでしょ?」
徐々に大きくなるスキール音を聞きながら、リズムに乗り始めた私。
確かにアクセルオフだと、アクセルオンの時に比べフロントのロールとともに、切れ込みが大きくなり多少安定感が失われる気がします。
「次のコーナーは、グリップを使い切ってカッコよく決めるわよ」
コーナリング中にさらに曲げたい場合、マイロドには三つの方法があります。
ハンドルを切り増すか、アクセルを緩めるか、アクセルをさらに踏み込むか。
言うまでもなく、アクセルを開けた方が車も安定しますし、何よりドライバーに高揚感をもたらしますね。
「そんなに減速しなくていいわ、まだまだ踏めるから」
「先が見えないし、野生動物との交通事故が多いんだよねぇ」
「だからぁ、コーナーに入ってからで間に合うわよ。ブレーキに自信持ってよ」
確かにアンチロックは優秀だし、ブレーキは良く効きます。
「ここは3速だからね、5000回転以上をキープしてそこから全開よ。私が勝手に曲がってあげる」
「勝手に?」
軽くロールが増して、それと同時に前輪を中心に後輪がわずかにスライド。ハンドルの舵角そのままに見事に向きが変わりました。
「スゲェー」
4速にシフトアップ。タコメーターに目をやると5000回転超え。
路面のうねりをいなしながら、車体は見事に安定しています。
「私のこと知りたいでしょ?知りたいんなら踏むしかないわよ」
フロントのグリップが安定しているので、リラックスしてさらにアクセルを踏み込めます。
befreeからの快音が野山に響き、前車を一瞬で抜き去ったことは言うまでもありません。
「私の本当の限界を知りたいんなら、サーキットに連れて行ってねぇ」
「恐れ入りました」
実話を元にしたフィクションでした。
ロドスタってホントに凄いわ。
Posted at 2018/08/02 19:27:15 | |
トラックバック(0) | クルマ