フロントブレーキキャリパー交換②brembo新カニ34mmへ

容量の問題で記事を２回に分ける事になりました。

１度キャリパーからブレーキパッドを外してキタコのブレーキグリスをパッド裏面に塗りました。いないと思いますが、間違ってもディスクと接触する面には塗らないように…。ついでにピンに薄くシリコングリスも塗っておきました。このピン、スプリングが凄まじく硬いためなかなか手こずりました。パッド交換の時にまた手こずるんだろうなぁ…。

組み付けた後、キャリパーサポートもボルトオン。締め付けトルクは24N・mです。

そうそうキャリパーサポートは株式会社コーケンのダイレクトショップで買いました。
商品名 : リンクス　フロントキャリパーサポート
カラー : シルバー
商品番号　　 : GKS-001
6千円程でした。

これで新カニをベスパGTS250ieのフロントに取り付けれます。サポートとキャリパーを取り付けるボルトは２本付属です。サポートをフレームに取り付ける時は純正のボルトを流用します。

準備が出来たところで外せるカウルは外します。外す分には特に問題なくネジを外して剥がせばいいだけですが、爪に気をつけます。

その後、純正のブレーキホースの取り回しを確認。ブレーキフルード を抜いてブレーキホースを外します。が、これがなかなか大変でした。

フルードを抜くのはまぁいいとして、ジャッキアップしてフロントホイールも外しておきましたが、まあ純正ブレーキホースがなかなか抜けません(笑)特にフロントフェンダーの穴が手こずりました。

この後、新しいホースを通すのも一苦労でした。フロントフェンダーのボルトを緩めて少しでも隙間を広げてから通しにかかりました。また、サスペンションのボルトも一つ外しました。しかも、面倒臭い方を(笑)

このホース交換だけで１時間半ぐらい格闘してました。暑さで写真撮ることも忘れてたので、申し訳ない…。

はい、付きました(笑)ブレーキホースさえ通してしまえば後はポン付けです。

トルク管理ですが、ブレーキホースとバンジョーアダプターは9N・mで、バンジョーボルトは19N・mで取り付けます。キャリパーサポートとフレームの締め付けトルクも、キャリパー取り付けと同じ24N・mです。

この辺の値は全て購入した時のパッケージやら、取説に載っていました。

ブリーダーボトルを使ってフルードを充填して行きます。こぼさないように、またこぼれてもいいようにキッチンペーパーなどで囲って作業しました。この作業はどのバイクも同じなので割愛します。作業は土曜日の日中に行い、その夜はマジックテープでブレーキレバーを握った状態にしておきました。日曜日にもう一度エアー抜きを行います。

ブリーダーボルトは10mmだと思ってたのですが、11mmでした。ブリーダーボルトの緩め加減でフルードの通り方が変わります。あんまり開けすぎないように注意です。開けすぎるとどこからのエアーかわからなくなるそうなので。

これで終了です。効き具合を確かめてみたのですが、びっくりするほどがっつり効くわけではないです。それでも純正よりはいいと思いますよ。握り具合もほぼ純正の時と同じかな。

それよりも、見た目が大違いですのでこれでいいのだ。かっこいい！…自己満足ですが(笑)

如何でしょうか？
新カニ、見た目にもおススメです！

後はマロッシあたりのサスペンションが欲しいなぁ。