ER34ですが、実は一年前からブーストをかけると鳴るタービンのキーンという
過給音が、なんか高くなってました。
そして、ブースト計を見るとなんか0.75㎏を超えちゃってるときもあったりして、
オーバーシュートしてます。
もしかしてこれは、インタークーラーが詰まり気味なのかな?
以前インテークパイプを取り外した時も、ブローバイガスが液体になったドロドロのオイル状のものが結構でてきてました。
というわけで一回インタークーラーを洗ってみることにします。
用意したもの
洗浄用の容器
トラ舟ブラック 75L 1822円
この34はブリッツのインタークーラーがついてるんですが、結構デカイので
内寸744×473×197のこれを選びました。たぶん入るかな?
洗浄剤
KMC500 1980円
サンエスK1と迷いましたが、長時間浸け置き洗いしてもアルミへのダメージがないこちらを選択。環境負荷も低く皮膚にも優しく衣服洗浄にも使えるそうです。
早速インタークーラー外しました。
GTR風バンパーは何するにもリップが邪魔なので整備性が悪いです。
入るは入りましたが、本当にギリギリです。というか斜めにしないと入らないのでぶっちゃけサイズ足りてません。内寸74㎝でも足りないかぁ~
少し小さいながらも洗えないこともないので強行します。
ちょうど一袋500g、30~35L程度の希釈で画像みたいないい感じです。
ドブ付け洗いしてる間に、冷却水も交換します。前交換してから二年くらい経過してるので
【RB20・RB25の冷却水の交換について】
整備書にも記載がありますが、RB25はラジエター下のドレンボルト以外にも、シリンダーブロック側に冷却水のドレンボルトがあります。
シリンダーブロックの左後方という記述があります。
実際はここです。エキマニの下らへんですね。(手前のクーラントが付着してるナットは、
フロントパイプのエンジン側締結部)
ここに14㎜のドレンボルトが取り付けられてますので、緩めてエンジン内部の冷却水を輩出した後の画像がこれです。
正面から見るとこんな感じですね。
で、
シリンダーブロックの冷却水抜き終わったら、ドレンボルトをまた取り付けます。
整備所だとスリーボンド1215という液体ガスケットを塗ってくれって書いてましたが、次外すとき大変そうなのでシールテープにしました。
タービンの真下ではありますが、別に触れてるわけじゃないので燃えたりはしないと思います。このボルトは整備書によると34~44Nmで締めてくれって書いてあったので、37Nmで締めときました。
後はいつも通り希釈タイプのクーラントで、原液3L、あとは全て水道水でだいたい30%くらいの濃度になるようにして、ヒーター全開でエア抜きして完了です。
リザーブタンクに入れたり、近距離走行してるうちにちょくちょくエアは抜けると思うので、しばらくは冷却水の量は要確認ですね。
10.28追記
取りあえず2時間ほど試運転しましたが、漏れ等無く普通に走れてます。
ただ、今まで水温75℃だったのが70℃になっちゃったので
ちょっと冷えすぎかも?
結構全開にしても街乗りだと信号とかもあるので、せいぜい73℃とかです。
試運転の結果。今までブーストかかるたび、通常の過給音より高かったのが、
(今思うと、隙間風の音だったのかも)
納車当時くらいまで戻りました。原因なんですが、インタークーラーの洗浄もあるかもしれませんが、エアクリーナ(ブリッツ SUSパワー)のフィルタがちゃんと溝にハマってなかったのもあったと思います(冷却水交換の際、リザーブタンクを外すのにフィルタ外すので気づきました。)
どっちが原因かはわかりませんが、音が元に戻ってよかったです。これでまた安心してアクセル全開にできます。性能的には全く体感できませんが音は良い感じになりました。
Posted at 2025/10/28 01:00:32 | |
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ER34 | 日記
2025年10月27日
ハザードもスイッチを自作して無事直り、
(結局エーモンのON-ONのスイッチだとキーOFFで何故かサイドブレーキ灯がハザードのように点滅しちゃう現象が発生したので、Amazonで売ってたON-OFF-ONの6極トグルスイッチ
を使用して、エンジン停止時はスイッチ側で強制的にハザード・ウィンカー関係の電源OFFにできるようにしました。純正のスイッチと構造的には変わらないはずなんですが…なんででしょうね?)
機嫌よく走っていたZでしたが、ある日走った後エンジン停止してエンジンルームを眺めてたら、
なんか2番キャブのファンネルからポタポタ漏れてる!
ポタポタしてたのはこの矢印部分です。
近くで観察してみると、
ファンネルの赤丸部、下側がなんか湿ってます。匂いはまさにガソリン。
キャブの真下にあるエキマニのバンテージにも、ガソリンが染みた痕跡があります。
考えられる要因として、
①キャブのニードルバルブ不良 … そんなに壊れるもんでもないし、ニードルバルブがダメな場合はもっと派手に漏れると思うのでとりあえず除外
②キャブのフロートレベルがおかしい … これもフロートなんて一度調整したら
普通は狂わないのでとりあえず除外。というかフロートがバグってるときはポタポタ…じゃなくてコップの水が溢れるみたいにドババ~ってなります。(経験済)
③燃圧がおかしい … 以前一度、燃圧計の数字がおかしいということで燃圧計の不良と思ってメーターのみ交換してましたが、もしかして燃圧制御してるレギュレター自体が壊れてる?
とりあえずポンプ駆動したり、エンジンルーム空けて1時間放置(気化したガソリンを抜くため)してから始動チェックすると、どんなに調整してももう燃圧が下がらない状態になってました。燃圧計の針が0.04~0.05になってしまっています。
このZに使用しているレギュレターは
Holleyの12-803
で、
5年前に私が新品を買って取付したものでした。
今同じものを新品で買うと…15000円!?5年前は5~6000円くらいだったような…
よくよく調べてみると、このレギュレターはオーバーホールキットがホーリーから出てるみたいなので早速手配します。
Holley純正 レギュレターオーバーホールキット(12-807) … 3000円
ヤフオクで売ってました。Amazonでホーリーから直接買うと送料のせいか5000円もするので、こっちのほうがだいぶ安いです。
中身は、取説、低圧(12-804)用赤色スプリング、通常(12-803)用銀色スプリング、新品ダイアフラムですね。
(画像は交換後取り外したダイアフラムとスプリングですが、本来は赤色のスプリングと銀色のスプリング、ダイアフラム1枚のセットです)
オーバーホール自体は超簡単で、
レギュレター本体の調節ネジを固定してる16mmロックナットを緩め、調節ネジは5.5~6mmのアレンキーで手で回せるくらいまで緩め、(詳しくは取付時の記録で書いてますね)
あとはレギュレター本体の4本の+ビス外したらダイアフラムとスプリングが中に入ってるので、普通に入れ替えるだけです。力も特にいりません。
今回は燃圧が高すぎた、ということで赤色(12-804用)のスプリングを使用し、燃圧は以前は0.035でしたがとりあえず0.028まで落としました。試走しましたが、一切ガソリン漏れはなくなりました。直ってよかったけど、レギュレターって消耗品なんですね…
Posted at 2025/10/28 00:18:39 | |
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S30Z | 日記