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2019年07月01日

アメリカの道路 (ノーフォーク・NYC旅行 1日目)

アメリカの道路 (ノーフォーク・NYC旅行 1日目) ちょっとづつ、ちょっとづつだけど思い出しながら記録をね。
そうでもしないと、せっかく色々と思ったことを忘れちゃうかもしれないから。

こっちに来て初めての連休、どこに出かけようかけっこう悩んでたんだけど、やっぱりせっかくならこっちじゃないと行けない場所に行きたいし、どうせ行くなら一気に遠出もしてみたい.
なのでゲタ車の慣らしも兼ねて、遥かアパラチア山脈を越えてノーフォークとニューヨークへの二泊三日の海沿い旅行に行ってみることにしてみた。

簡単に移動時間を整理しても、1日目が7時間ちょっと、2日目が5時間半、3日目が9時間という強行軍気味なルートなんだケド、日本で長時間ドライブも練習してきたし、頑張ってみようかなって。

―――

昔、オレンジのトコでも何度か書いた事があるんだけれど、アメリカの道路の一般的なイメージって
なーんもない平らな土地でも、ちょっとしたアップダウンでも、容赦なく真っ直ぐ道路が走ってるイメージ。
でも、それが実際は意外と違うっていうのが1日目の行程で実感したコトだったりする。

例えば自分が住んでる東部の片田舎からノーフォークに抜けるためには、インターステート(州間高速)が使えない。だから朝靄と一緒に走り始めたのは、アメリカの典型的な田舎道。

これはまさに日本のバイパスみたいな道路で、違いがあるとしたら平均速度が100km/h超えなことぐらい。

でもこれもあっという間に終わっちゃって、次に入ったのが完全な田舎道。
すると風景はまるで関東平野の田舎の県道みたいに姿を変える。

それを抜けるとやっとインターステート。コレはそれこそ新東名みたいな感じだし

そこからアパラチア山脈に差しかかれば、目の前に広がるのはまるで中央道。

この道路のバリエーションこそが、アメリカの道路の最高に面白いトコロだと思うの。国土が広いだけじゃなくて、その地形がバリエーションに富んでいるからこそ、それをつなぐ道路も色々な顔を見せてくれる。

決して単なる真っ直ぐな道路だけじゃないのだ。

ーーー

でもそうやって色々と移り変わる景色を眺めながらドライブを楽しんでると
逆に日本と違う点が少しづつ気になってきた。

自分って今まで、アメリカの道路って細かい標高差を気にせず真っ直ぐ引くのが主流だと思ってたのね。実際アパラチア超えではそういう場面に何度も出くわすんだけど、それにしてもなんかパターンがある気がする。

それを色々と考えながら走ってわかってきたのは、真っ直ぐな道路は結果であって、それが目的じゃないこと。本当にしたいのは「トンネルを徹底的に避ける」っていう、その1点のようなのだ。

だからね、あくまでも道路は山間を縫うように引かれる。ここは日本といっしょ。

でもそれで超えられない尾根は当然あるよね。そこで日本だとトンネルで通すところなんだけど、アメリカ人はここで初めて真っ直ぐに抜く道を作るのね。

当然きつい尾根を超えるわけだから、斜度もかなりのレベルになる。満積載のトレーラートラックなんかはハザード炊いて徐行で登るし、うちのゲタでもしっかり過給域に入るような急登坂。

その上で最後の最後、どうしても足りない部分を切通しにする。

そこまでして、トンネルを徹底的に回避する。それが東部の道の通し方。
逆にこういう道の作り方をするからこそ、トップギアでの余裕駆動力が必要で、だからこそ大排気量が好まれる、そういう事なのかなぁって。

実際に今回のアパラチア超え、トンネルには一回も遭遇しなかったんだよね。

ーーー

でもそんな景色も、アパラチア山脈を超えて平地に降りてくると、最後のパターンに染まってくる。片側二車線道路で、両側に延々と林が続く快走路。

こういう道路を走ってると気付くのが、日本の時よりも疲れないこと。
道路が決して真っ直ぐなわけじゃないのは、さっきも書いたとおりなのに、そんな似たような道路を走ってても、休憩までのインターバルが日本の時より自然に伸びてるのね。
その理由はこっちの道路の、運転中の速度変化が圧倒的に少ないから。
具体的にはトラックの平均速度が速いのだ。

東部の高速道路だと、流れはだいたい70mphから80mphなんだけど
それに対してこっちのトレーラートラックは、大抵において5mphぐらい遅い速度で走ってくれる。
そうすると同じ2車線道路の追い越しでも、速度差が少ないから追いつくまでにかなりの時間的猶予が生まれるから、アクセルを軽く緩めたり、クルーズのキャンセルだけでも問題なく対応ができる。走行中にペダルを踏みかえる必要がないのだ。

これが例えば新東名だと、走行車線がアメリカと同じ120km/hで流れてても、そこに追い越しで合流してくる大型トラックは必ず100km/h以下。
当然相手はプロだから、無理なタイミングで入られる事は無いけれど、速度差20km/h以上っていうのは、クルーズコントロールの解除だけじゃなく、シフトダウンが必要だったり、ACCでもブレーキが入るレベル。

これが無いだけでも、疲れ方が全然違うのだね。

ーーー

そんなこんなで快調に走って7時間程度、やっと辿り着いたは港町ノーフォーク。

遠距離ドライブを持してまで来たかった理由はもちろんこれ。
アイオワ級戦艦の4番艦 BB-64ウィスコンシン。 きみに会うためにここまで来た!

もちろん日本にいた時には三笠にも何度も訪れたし、呉の陸奥(の主砲)にも挨拶してきたけど
やっぱりこのクラスになると桁が違う。ひと目観ただけで疲れがホントにふき飛んだ。

それにね、ノーフォークはウィスだけじゃなくて、もちろん今でも現役の軍港だから
湾内クルーズに回れば、米海軍の第一線艦だってあちらこちらにいたりする。


でもね、そうやってあちらコチラを歩いていて、自分が本当にすてきだなって思ったのが、ウィスコンシンが本当に街の風景に溶け込んでるコト。

世界中でも4隻しかいないアイオワ級。その一隻だっていうのに、そこには派手な宣伝もなければ、町おこしにっていう気負いも特に見られないのね。

でも今でも普通にミュージアムとして開放されてて、休日ともなればそこには子供連れが普通に来るし、そこに説明に立っているのは本物の海軍OBの方々だったりする。

街の人々にとって、そこにあることが普通であるかのような感じ。
それでいて、そこにいる人全員にとって、そうやって残して・語り継いでいくことが必要なコトって自然に共有されてる雰囲気。

そんな空気が、部外者ながらにすごく好きになったのだ。

一日目から長時間のドライブだったけど、そんな空気に触れることができて、すごく幸せな気分で布団に入ることができた。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2020/04/19 15:06:50

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この記事へのコメント

2020年4月20日 10:20
流石の内容の旅行記第一回目でした!

関東の田舎道!!!w
まさに僕の地元鴻巣市周辺を思い起こしてしまいました♪
ちなみに、さきたま古墳群は、こういった感じの場所にあります(笑)

新東名、中央道も正に言い得て妙!です!!

あちらのハイウェイ事情の考察のおかげで、20年以上前にカナダのバンクーバー〜ケロナまで、クルマに揺られて移動した時に、漠然とした違和感を覚えてはいたんですが、圧倒的な迫力で目前に切り立つロッキー山脈の雄大さにヤラレてしまい、記憶の片隅に隠れてしまっていたのを思い出しました!!
トンネルがホント無いんですよね!!!

そして勾配の件も正に仰る通りで、真っ直ぐな道を何リッターの排気量なのか想像も出来ないピックアップトラックが、結構なエンジン音を上げて走っていた記憶も蘇りました(笑)

それにしてもアイオワ級、スゴイ迫力ですね!!!!

詳しくは無いですけど、サンディエゴに行った時に軍港の近くを通過したんですが、大型空母を横目にした風景に何ら違和感が無い日常を感じたのと、西海岸の灼ける陽射しとのコントラストで黒い巨壁と化した人工物には、地球の広さと人間の多様性について考えさせられた覚えがあります(笑)

大和ミュージアムは僕も二回ほど行きましたが、アイオワ級を見ると尚更現存していて欲しかった…………
(T-T)

その時の感動が、見ているだけの自分にもバッチリ伝わってくるかの様で、いつもながら流石のレポートでした!!!
次回のupを楽しみにしております♬
コメントへの返答
2020年7月6日 8:09
すみません、なかなか時間が空いてしまいました…

そうなんですよ、ほんとトンネルがないんですよ。今年に南のほうに向かったんですが、その中で初めて通った気がします。
西のロッキーとかだと有名なトンネルも数か所あるっぽいんですが、東だと山道のトンネルはホントみないので、なるほどなーって感じます。

それで登坂でトレーラーがみんな速度維持できてないんですが、関心するのがそういう場所って必ず登坂車線があって、トレーラーの運ちゃんもちゃんとそういうときは登坂車線使うんですよね。想像以上に疲れないのはこういうトコロもありそうです。

アイオワ級は4隻ともに現存していて、すべての船が記念艦として開放されてるんですが、その外にも空母や重巡・潜水艦まで各地に残っていて、それらがまた苦しい中も寄付とボランティアで現存しているのを見ると、そういう点も含めて文化だなぁと思います。

まぁ、どこも財政が厳しくて、ここ数年で閉館しちゃったトコロもあるので、厳しいのは厳しいようなんですが…なのでしっかり毎回感謝とともに寄付金を落としてくる感じですねー。

これ以降も何隻か回っているので、それらも残して行きたいんですが、このペースだといつになることやら…です(汗

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