80乗りのブログ一覧

今日、スープラ12回目の車検に出してきました。

平成7年に購入から12回目。
ここまで乗るとも考えていなかった愛車。
走行距離も62万キロを超えて、あちこちにガタが出ている状態を騙し騙し・・・

無事車検が通れば今週中には終わるとの事。
「何かあれば連絡します。」

大体ここ何回かは何かがある！

マフラーに穴が開いている。
エンジンからオイルが滲んでいる。
パワステからオイルが滲んでいる。
ラジエターから漏れている。
クラクションが鳴らない。
等々

あまりにも色々ありすぎて覚えていないな。

今回も何かあるんだろうな(;^_^A

あと、何回車検受けられるだろうか。

先に入庫していたGRスープラを横目にディーラーを後にしました(^^♪

12月3日の夜、突然の姉からの電話。

母が難病で施設に入所しているので何かあったのかと頭をよぎる。

ドキドキして電話に出ると母の事では無かった。
姉から伝えられたのは弟が連絡付かないという事。

弟は夜間物流の仕事についており2日の夜も仕事の予定だったが無断欠勤したという事。
職場の同僚が3日に心配になり自宅を訪れたところ車はあるが電気もついていないし電話にも出ないという。

これはただ事では無いと緊急連絡先の姉に連絡を取り自宅に入ったところ、子供の頃から母が施設に入所する数年前まで生活していた自分の部屋で倒れているところを発見されました。

直ぐに救急車を呼んだそうですが、すでに亡くなっていて硬直が始まっていたそうです。


脳内出血。未だ54歳の若さでの急死。


何故そこで倒れていたのか。
何もない部屋で、普段入ることが無くなった部屋で。

でも、弟にとっては一番長い時間を過ごした部屋。
仲間たちとの楽しい思い出がたくさん詰まった部屋。
そこを最後の場所にしたかったのかもしれません。
体の異変が起こり、そこに行ったのかもしれません。

「その前に救急車呼べよ！」

でも、その時はすでに意識は無く、体に染みついた楽しかった記憶だけでそこに向かったのかもしれません。

結婚はしていなかった為、母が施設に入ってからは一人暮らしでした。
もし、誰かがそばに居れば最悪の事態は避けられたかもしれなかったことが悔やまれます。

唯一の救いは直ぐに見つけることが出来たこと。
普段から真面目に仕事に向き合っていた弟。
だからこそ、たった1度の無断欠勤でも心配して駆けつけてくれた同僚がいて直ぐに見つけることが出来ました。

無くなったのは12月2日。12月1日からの仕事から帰ったのが2日の明け方。
それから2日の夕方会社の同僚が連絡を入れるまでの間に一人で逝ってしまいました。

姉夫婦が警察の対応をしてくれ、葬儀の手配もお願いし4日早朝仙台の実家に向かいました。

向かう途中も何度も、何度も涙が出てきて、景色が曇る。
辛い時間でした。

でも、一番辛かったのは弟ですから。
ちゃんと最後は兄として送ってあげなければ。

コロナ禍の中、家族葬で執り行いましたが中学、高校の仲間が何人も来てくれ涙を流してくれました。

自分の事より、仲間の事を大切に思う。
廻りに心配を掛けたくない、弱音を言わない。
そんな弟でした。

家族には私生活でさんざん心配かけてましたが・・・
結婚もせず、将来の事でも私たち家族からは心配な弟でした。
その事で色々文句を言ってしまったけど、もっと話をしていれば良かったと後悔してます。

実家に帰っても生活パターンが逆な為、あまり話すことが無かった弟。
そんな弟が8月に「今度帰って来た時は少し話せれば良いですね」とメールをくれました。
10月の私の誕生日には「お誕生日おめでとう」0時丁度にメールをくれた。

それなのに、10月にも、11月にも実家に帰ったのに、何も話すことが出来なかった。

慣れない一人暮らしだった為、家じゅうがゴミだらけ。
その事に不満もあったことも事実。
明け方の仕事帰りで寝ているところを起こしてまで話すことは無いとそのまま出てきてしまってました。

その時に少しでも声を掛けて話していれば、こんなことにならなかったのかもしれません。

8月のメール。
何か話したかったことがあったのかもしれません。
もしかしたら、体調に不安があったのかもしれません。

そんな思いを汲み取ることが出来なかった馬鹿な兄。後悔しかありません。


ごめんね。何も兄らしい事してあげられなくて。


今頃、天国で先に逝った父と二人とも大好きだったゴルフ、歌、麻雀。
二人とも大好きだった煙草を吸いながら30数年ぶりに盛り上がっているかな？


それにしても早すぎるんだよ。バカヤロー！！
弟の喪主やらせるんじゃねー！！


今まで弟でいてくれてありがとう。