フロントフォークオーバーホール　その2

Fフォークを万力に固定しトッププラグ外す前に下部アレンボルトをインパクトレンチで緩めようとしたが、緩まなかった。
緩まないことを想定し買ってあった20mm角パイプを使う。
トッププラグ外しカラー、スプリングおよびオイルを抜く。オイルでべとべとだったので写真は撮ってないがオイルは綺麗で底に若干黒いものが溜まってた程度だった。
20mmだと大きく入らないので19mm位になるように先を少し削って内部のシリンダユニットの□部に挿入し固定後する。ラチェットで回すとアレンボルトは難なく外せた。
今回買った一番高い工具の電動インパクトは結局用を足せなかった。

シリンダユニットにはこんな感じで角パイプがはまり回転止めできる。

シリンダユニットを抜いた後リテーニングリングをピッキングツールで外し、インナーチューブを上方向にスライドハンマーのように数回引くとインナーパイプは抜ける。
下から
インナーチューブガイドブッシュ
アウターチューブガイドブッシュ（これがアウターチューブに圧入されている）
ワッシャ
オイルシール
である。

左が新品、右が取り外したインナーチューブガイドブッシュ。
取り外した外側のスライド面は摩耗はなかったが、新品を買ってあるので交換する。

使われていたアウターチューブガイドブッシュ。
新品購入し忘れたが、スライド面の内側は摩耗していないようだったので再利用することにした。

これですべて分解できたので、パークリを使いこのような太い綿棒のような形にウエスを巻いてチューブ内部を清掃。その他の部品もパークリ使い洗浄しておいた。

これからは組み立てであるが、まずインナーチューブにガイドブッシュを挿入しFオイルを塗布しアウターチューブに挿入する。

アウターチューブガイドブッシュを圧入する。
塩ビパイプUV40を使用する。
塩ビパイプの上に塩ビの蓋を付けプラハンマーで数回たたくと圧入できる。