車の部品を取り寄せたくて、お世話になっているディーラーへとやってきた。
少し時間があったので、アイスコーヒーを頂いたのだが、その時に付いてきたストローが紙製のモノであった。

画像では分かり難いが、紙で出来ているストロー。
環境に対する企業の姿勢を見た気がするが・・・
ちょっと立ち止まって考えてみたい。
レジ袋の有料化もあって、環境問題面でのプラスチック製品への風当たりが強くなっているこの頃。
ではあるが
闇雲に「レジ袋が悪い」とか「ストローが悪い」と一様に排斥する風潮には疑問を抱く。
環境負荷
と言う言葉がある。
私の理解する限りでは、「ある事象が環境に与えるマイナスの影響」と思っている。
件のプラスチック製品について言えば、生産から使用・廃棄されるまでの間に、どれだけ環境にダメージを与えているか?
と言う事である。
そのような考えから
LCA(Life Cycle Assessment)
と言う評価方法を用いて、製品の環境負荷を考える必要があるとも言われる。
LCAによって製品の環境負荷を考えていくと、プラスチック製品は意外と優秀なモノに見えてくる。
確かに、マイクロプラスチックの問題や野生動物への影響が大きい事は事実としてある訳で、一概に「プラスチック製品優秀! ばんざ~い」ヽ(=´▽`=)ノ
などと言うつもりは無いが・・・
プラスチック製品が悪
なのではなく、適正に廃棄処分されれば大きな問題にはならない気がする。
プラスチック製品を使う側の人間に問題がある訳で、「製品」が悪いわけではない。
そこで出てくるのが、いわゆる3R(最近は5Rらしい)だがこれについては、次の機会が(あれば)書いてみたいと思う。
プラスチック製品だからこそ
繰り返し使う事が容易であり、適正に廃棄処分する事で、環境汚染も少なくする事が可能なのではないだろうか。
さて、紙製ストローに話を戻すとしよう。
紙製ストローを使うことで、脱プラスチックと言う姿勢を示す事は解る。しかし、テイクアウトする訳でもない場所で、紙製ストローを使う意味は解らない。
ストローを使用するのが、店舗内に限定される限り、適正に廃棄処分していれば、紙製ストローよりプラスチック製ストローの方が、環境負荷は小さい気がするのだが、どうだろう?
いやいや
待てよ・・・
そもそも
私が
「ストロー要りません」
と言えば済む話だな。

あ〜
でも
コーヒーはしっかりいただきます(笑)
Posted at 2020/07/19 13:46:55 | |
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