
前回に引き続き
「外観補完計画」を遂行していく。
その昔
上位グレードにだけ許された「カラード・ドアミラー」と言う物があった。ボディーと同色のドアミラーは憧れの一つでもあった・・・
と言うと大袈裟ではあるが、今でも
ドアミラーや樹脂部品が黒い=>安っぽい
と連想される方も多いかもしれない。
ボディーと同色に飾られたドアミラー。最近の車は同色が標準装備であり、わざわざ変更するパーツとなっている。
では作業を進めていこうと思う。
今回は「内張り剥がし」と呼ばれる道具が大活躍する・・・
のだが
画像には一切出てこない😱
因みにエーモンの「内張りはがし」を使用
(https://www.amon.jp/products2/detail.php?product_code=1427)
先ずは、ドアミラー本体からミラーを外す作業から始める。

車体側の準備として、窓を開けておくと作業がしやすい。
ミラーを仰角にし下部(矢印)に隙間を作ったら、内張剥がしを差し込みこじ上げる。
「パコッ」と軽い音を立ててミラーが外れるが、初めての場合は、徐々に力を加えて加減を探ると良い。
ミラー自体は裏にプラスチック製の枠があるので、簡単に割れるものではない。
ミラー下部が外れたら、手前に引きつけながら下方向へ引っ張る感じで、本体からミラーを外す。

ミラーを外した状態の本体側画像。
赤丸部分の2箇所が、始めに内張剥がしで外す箇所。
黄色矢印の2箇所はミラーを下方へ引き抜く事で外れるのだが、素直に外れてはくれない
ミラーの角度を変え、当たりを見ながら引っ張って行くと、突然ガクッとと抜ける位置があるので、うまく探り当ててほしい。

ミラーが無事に外れたら、防曇用の配線があるので、これを引き抜く。これは力技で抜こうとすると、ミラー側の端子が剥がれてしまう恐れあり。
面倒でも雌型の端子(本体側)を少し広げてから抜くと良い。

3箇所のビスを外して、ミラー稼働用のユニットを外す。

カバーを固定している爪は5箇所(6箇所だったかな?)の内、この状態で目視できるのは4箇所ある。
画像を撮り忘れてしまったが・・・
矢印のある辺りで、カバーとミラー枠の間に内張剥がしを射し入れる。そして少しずつ隙間を広げていくのだが、カバーを固定している爪を外しながら進めて行く。
4箇所の爪が外れたあとは、隠れいる爪をイメージしながら、カバーを引っ張り力技で外す。

無事にカバーが外れたら、これまでの作業を逆に行っていけば、作業終了。
カバーの取付け時には爪の位置をしっかり確認して押し込む。
ミラーを戻す際には、上部の爪を溝に差し込み、下部の爪を押し込む。ミラーを戻したあとは、しっかり固定されているかを確認しておく。
部品:アウタミラーカバー RH , LH
金額:¥3,124(税込 1個)
作業時間:15分×2
Posted at 2020/06/06 17:52:10 | |
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