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カーボンニュートラルの動き、世界が向かっている方向がガソリン車をなくし、EV化（FCV化）しようとするもの。
そして、ドイツメーカーにおいては、生産過程においてもすでにカーボンニュートラルとなっている。

国内では一番進んでいるメーカーはホンダ。
ホンダは、2040年に世界で販売する新車を、すべてEVと水素で発電するFCVにするという新たな目標を打ち出した。

電動車の分類
■HV（ハイブリッド）・・・モーターとエンジンが動力、充電ができない
■PHEV（プラグインハイブリッド）・・・外部電源から充電ができるハイブリッド車
■EV・・・BEV（Battery Electric Vehicle）とも呼ばれ、モーターで動く。
■FCV（燃料電池車）・・・水素の化学反応より発電、モーターで動く

現在、日本ではHVが主流であるが、ガソリンはCO2を排出するため、今後はハイブリッドを縮小せざるをえない状態となる。
また、日本ではハイブリッドを電動車に含めることがあるが、ヨーロッパでは除かれ、EV PHEVに着目している点に留意が必要であろう。

それらを受けて、政府はEV購入時の補助金を見直し、3月下旬より上限80万円に増額している。PHEVは上限40万円としている。

補助金については下記の日産のサイトを参考にしました。
https://ev2.nissan.co.jp/BLOG/613/

2020年10月におこなわれた、菅総理の所信表明演説より
「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします」

温室効果ガスというのは、CO2やメタン、NO2、フロンガスなどをいう。
その排出を減らす取り組みや、植林などにより吸収（除去）することによって差し引きゼロでネットゼロを目指すことをいう。

そして、この2021年4月には菅総理は、国内の温室効果ガス排出量を2030年度までに「13年度比46％削減」とより厳しく修正し、加速させる意思を見せた。

海外では、風力発電や水力発電や太陽光発電が盛んであるのに対し、日本では火力発電のウエイトが高く（震災以降高まった）、遅れており、不利となっている。