←これは、Cyclone Dirt Trap
洗車している時にボディをこすり洗いしたスポンジやムートンやタオルをバケツの中の水でたまに濯ぐことで、汚れによる傷付きを出来るだけ防ぐという洗車方法が有ります。
つまり、(例えば)スポンジに付いた汚れがバケツの中の水に移行されると言うことです。
移行された汚れは、重いものは沈殿して、軽いものは浮遊することになりますが、もう一度スポンジを突っ込んで、濯ぐ行為(かき混ぜる)をするとせっかく沈殿した重い汚れもまた浮き上がってしまって、スポンジを再汚染してしまいます。
これを少しでも防ぐために考案されたのが、グリッドガードです。
多分、gritguard社が最初に考え付いて商品化したのではないかと思われます。
http://www.gritguard.com/grit-guard-s/100.htm
その後、いわゆる洗濯板(Washboard)をグリッドボードに付けると言う形で進化しています。
HPでの販売価格
Grid Guard $9.99
Washboard $12.99
Grid Guardだけの状態
Washboardを装着した状態
その他に2社が同様な発想の物を販売しています。
パクって進化させたものと認識しています。もし、時系列が違っていたら申し訳有りません。パクっただけでは無く、進化させていますので、単純な偽物では有りません。
1つがchemicalguysが販売しているCyclone Dirt Trapです。

スリットでは無く、丸いテーパー付の穴が空いています。
https://www.chemicalguys.com/cyclone-dirt-trap/dirt-trap.html
定価$14.99ですが、 $9.99で販売されています。
(完全にGrid Guardに合わせていますね。)
そしてもう一つがthedetailguardzが発売しているDIRT LOCKです。
上記2社は、米国の会社ですが、この会社はカナダです。
https://www.thedetailguardz.com/collections/detail-guardz/products/dirt-lock-turbine-powered-wash-bucket-insert
2世代目の様で、1世代目の物よりさらに改良進化されている様です。
定価$28.44ですが、 $19.99(ebay)で販売されています。(強気です!!)
僕の見た感じでは、Grid Guardには偽物がいっぱい有ります。
偽物の画像 本物との違いが分かりますか?
Cyclone Dirt Trapにも偽物が有ります。
本物は全て直径26cmの様ですが、偽物は直径23.5cm用の物が有ります。
つまり、より小さいバケツを使えます。(ちょっと本末転倒な気もしますが・・・)
DIRT LOCKには、調べた感じ偽物は無い様です。
で、結局どれが良いのかと言うことですが、
①Grid Guard本物
Washboardも装着したければ、基本的にはこれ一択となります。
Washboard付でAMAZON JAPANでも購入出来ますが異常に高価です。
米国から直輸入するしかないです。
※100個購入で有れば、Washboard付きの偽物(本物の流出?)も
中國から手に入れられる様です。
単体だと、1,000個購入ですね。
②Grid Guard偽物
Washboardは装着出来ません。それ以外の機能はほぼ変わらないと
思われます。
とにかく安く手に入れられます。
AMAZON JAPANでも購入出来ますので、敷居が低いです。
③Cyclone Dirt Trap本物
Grid Guardより性能が良いです。
Grid Guardは、隙間が大き過ぎて、せっかく沈殿した重い汚れも一部が
また浮き上がってしますが、Cyclone Dirt Trapは、Grid Guardに比べると
再度浮き上がってしまう量が少ない様です。
☆Washboardは装着出来ません
④Cyclone Dirt Trap偽物
本物との違いが画像からは読み取れません。
出来が良ければ、本物と機能的には一緒なのでは無いかと思います。
☆Washboardは装着出来ません
⑤DIRT LOCK
多分最後発なのかなと思われます。
細かいところが改良されていて、Washboardが無くてもいいならこれが一番
良さそうです。
☆Washboardは装着出来ません
https://www.youtube.com/watch?v=HO1aSHBrkV0
⑥その他
a.Grid Guardを2枚重ねで使うという手も有ります。
せっかく沈殿した重い汚れも一部がまた浮き上がってしまうという現象が
いくらか回避できる様です。
※バケツ底面からの距離が遠くなります(良し悪し有りますが。)ので。
b.Grid Guard本物とCyclone Dirt Trap若しくはDIRT LOCKを重ね使う。
コスト度外視すれば多分これが現状最強だと思われます。
こんな感じ .(Cyclone Dirt TrapにGrid Guardの足を切り取って付けたもの)
ちなみに僕は昔海水魚飼育をしていた時が有るのですが、新規水槽立ち上げの時にサンゴ砂を洗う際にこういうもので洗っていました。
イチゴとかサクランボを洗う時にも使います。

考え方としては、同じですね。水はじゃばじゃば捨てますけど。
書いていたら日付が変りました。 60才になりました。