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はぐ@ap1の"ピンクちゃん" [トヨタ アクア]

整備手帳

作業日:2024年4月13日

ハイブリッド車のキャリパーピストンは押し戻せない(のか?)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
アクアのようなハイブリッド車はブレーキペダルを踏んでもブレーキ摩擦で速度を落とす前に回生ブレーキの発電抵抗で速度を落とす。

ってことはペダルの踏力はそのままキャリパーには伝わっておらず、ブレーキフルードライン中に「ブレーキ制御機構」が介在していて写真のようにピストンを押し戻そうとしてもびくともしない。
(エア抜きバルブを緩めればあふれ出しながら戻るケド)

この機能をOFFにするには「隠しコマンド」が必要。
2
その隠しコマンドは「ブレーキ制御禁止モード」への移行方法と呼ぶ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
まず、イグニッションOFFの状態でサイドブレーキを引いとく。
 ※以後の手順を1分以内に行う
1.ブレーキ踏まずにスタート釦を2回押す(※キー付き車ならONまで回す)
2.「N」にシフトしブレーキペダルを(5秒以内)8回以上踏む。
3.「P」にシフトしブレーキペダルを(5秒以内)8回以上踏む。
4.「N」にシフトしブレーキペダルを(5秒以内)8回以上踏む。
5.「P」にシフト。
 ※これで黄の「電子制御ブレーキ警告灯」が点滅し続ければ成功
6.この状態(イグニッションON)のままブレーキパッド交換やフルード交換・エア抜きを行う

以下のいずれかの条件で解除される
・「P」以外にシフトを変える
・さらにスタート釦を押してREADYにする
・サイドブレーキを解除する
・IG OFFする
・車速が0km/hを超える(だからブレーキローターを回しちゃダメ)

エア抜きの順番はハイブリッド車特有で。。
「右前→左前→左後→右後」
※運転席側(右前)から反時計周りの順

★注意★
キャリパーO/Hなど、作業が長時間(1時間以上とか)に及ぶ場合はイグニッションOFFにしておかないと「自動OFF機能」が働いて勝手にフルードポンプが動作し慌てることになる。
また、補器バッテリー上がりの危険も。

【2024.5追記】
この記事へのコメントをいただき、そこにだけ記載してましたが、ブレーキ制御解除をしていないと「ピストンは戻らない」のではなく「とても戻りにくい」ことを見つけています。
キャリパーが車体についている状態で、キャリパー上部の「▽」の形をした穴からローターのベンチレート穴に丈夫なドライバを差し込み、テコの原理で手前にゆっくり力強く引っ張ると「じんわり」ピストンは押し込めました。
これだと解除モードにしてなくてもピストンは戻せます。

これを見つけてからブレーキ制御禁止モードにしないでこの後のメンテをしてます。
(他のハイブリッド車や前期/後期も同じ仕様かは知らんケド)
3
「ブレーキ制御禁止モード」になっていれば1枚目写真の要領で、ココと。。
4
ココを交互に押してあげればピストンは徐々に戻る。

ちなみにキャリパーピストンが金属製ではないことを今回知った。

ダストブーツが妙に綺麗なのは「自動OFF機能」が働いてピストンがすっぽぬけ、綺麗に掃除した後だから(ははっ)
5
汚れとサビを落とし、ブーツ溝をコンパウンドで磨いとく。
6
さらに溝部分はジンクスプレーでサビ予防。

こんとき気づいたが、ボルトの頭に溝があり組立後でもスライドピンの装着間違いに気付けるようになってる。

へぇ。
7
スライドピンの入る側は適当な「木の棒」を使ってコンパウンドでしごいて綺麗にする。
8
ブーツが収まる溝の錆も落とし、ジンクスプレーをハケ少量でぬりぬり。

(まだまだ終わらない)

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この記事へのコメント

2024年5月1日 21:10
私も昨日ブレーキパッド交換してる途中エンジン掛けっぱなしで小休止してしまい、ピストンが飛び出しフルードもれ。ピストンは全く戻りません。ブレーキ制御解除モードにも上手く入れず作業止まったままになりました。ハイブリットは怖い。ブレーキ制御解除モードに入れればピストンは簡単に戻せますか?教えて下さい。
コメントへの返答
2024年5月2日 8:20
同じことされましたね。ww

ブレーキ制御解除モードにするにはプレーキを何度も(8x3回以上)踏む必要があるので手遅れ(w)です。
私がやったのは「ブリーダーバルブ」を緩めて(緩めたまま)ピストンを押し込み、ピストンが奥まで入ったらバルブを閉めてキャリパーを車体に戻し、エアー抜きしました。
私も焦ってパイプレンチで摘まんで戻そうとしてピストンを「欠け」かしてしまったんですよ。

それから記事には書いてませんが、ブレーキ制御解除をしていないと「ピストンは戻らない」のではなく「とても戻りにくい」ことを見つけています。

キャリパーが車体についている状態で、キャリパー上部の「▽」の穴からローターのベンチレート穴に丈夫なドライバを差し込み、テコの原理で手前にゆっくり力強く引っ張ると「じんわり」ピストンは押し込めました。
これだと解除モードにしてなくてもピストンは戻せます。

焦らず頑張ってください。
2024年5月2日 11:14
暖かいお言葉ありがとうございます。外した後では制御解除モードには出来ないのですね。ブリーダーバルブも開けたままやってたんですが雨が降りだし焦ってたのかピストンは全くと言っていい程入りませんでした。また挑戦してみます。確か昨年のGWもいじって何処か配線を短絡させて全く車が掛からなくなってハイブリットは怖いと思ったのにどうも繰り返しますね。私もピンクのアクアです。また参考にさせて頂きたます。とりあえず今日頑張ります。
コメントへの返答
2024年5月2日 11:47
あっ、「外した後では制御解除モードには出来ない」のではなくて、ピストンが抜けてるなら24~5回もブレーキペダルを踏んだらフルードを大分消耗してしまうってことで、なら「ブリーダー」を緩めた状態でピストンを押し込む方がラク。という意味でした。

おや、カラーも3S7だったのですね。
是非写真も整備記事もアップして一杯恥(w)かきましょう。
※失敗記事はみんなの参考になるので
2024年5月2日 22:48
結果から先に申しますと私もやらかしました。駐車場に行ったら自分の左右となりは空いてるはずなんですが何故か埋まってましたピストンだけでも戻ればと思いアストロで買ったピストン押し込む器具で押し込みました。途中からピストンが傾き入りません。全く動かないのでもう一昨日と同じと思いあきらめかけましたが傾いたピストンを真ん中に戻すため左右入れ替えながら締めていくと何故かスイスイピストンが動き出しました。[これか!]アドバイス通りでした。あんなにびくともしなかったのに。アドバイスがなければ諦めてました。とても感謝致します。その後助手席側の車が出掛けたのでエア抜きやるチャンスだと思い会社の後輩に手伝ってもらってエア抜きも終わりました。ただ今すぐやらなければという焦りが失敗のもとでピストン戻した運転席がわのパット戻さずピストン戻しで押さえたままエア抜きをやってたわけです。それでいけるはずと思いながらも急ぎモードで当然1ヵ所やるたびに押さえてあるピストン見に行って問題ないの確認して、出ていった助手席側にスペースがあるうちにローターとパット交換終わりました。これで終わりが見えて来たと思ってピストン押さえてる側に廻ったらまたオイルだまりが出来ていてピストンが出まくりピストン戻し器具はなんと軸の太い部分まで曲がっててピストンの両端が削れてしまってました。傷どころでは無く完全に両端が欠落してしまいそのピストンからまたオイルが溢れ作業着に被りました。これで2回目です。車左り側が空いてなければエア抜きよりもパットを先に取り付ければと今になって後悔してます。2時間位で終わってたはずですが、やり直し、またピストン戻しから始まりローターとパット(古いやつ)を取り付けエア抜きをもう1週やってたら3本目で今度はバッテリー上がり。救済ケーブル買いに行って最後の4本目その時はまだオイルもれ無し。しかし4本目右後ろの7秒踏みっぱなしの圧力が高いのか右ホイールからフルードがっ!みたいな感じです。自走出来ますがディーラまでです。私もピストンとゴムブーツ換えなければならない事決定です。でもみなさん投稿見てるとディーラーはキャリパー本体交換ですよね。ピストン交換は自分でやるか親しい整備士が居るかたはやってもらうしかですね。でも失敗から手順と言うものが確立出来ますね。普通車乗ってたとき散々やった作業なので舐めてました。参考にしたのYouTubeのみで整備書も見ないのは愚かでした。ピストンですが抜いたり取り付けたりは難しそうですね。GW終わったら諦めてディーラーに出すか部品買って悪あがきするかちょっと思案中です。またアドバイス下さい。
コメントへの返答
2024年5月3日 8:19
「焦り」「オイルまみれ」「ピストン欠け」「バッテリー上がり」すべて経験しました。

ピストン戻し器は所持してないので壊してないですが。ww
でもブレーキペダルを手で押しただけでもピストン抜いてる私の整備記録に写ってる「木片」がミシミシきしんでたんで相当な力ですよね。

コンプレッサーが無くともバンジョーボルトの穴から6~7mm程の棒で押しこめばピストンは抜けると思いますよ。
(ただ、強く叩くとピストンが砕けると思うのであくまで「押し込む」力加減で)

後期アクアならシールキットが余ってるので差し上げてもいいんですが、ピンクアクアってことは当方と同じ中期ですから合わないですね。
パーツ手配は気を付けて下さいね。(他の整備記録にmonotaroサイトでのパーツ検索記事もあるので参考にしてください)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2996475/blog/47660484/

しかし、青空整備でピストン抜けたら相当焦ったでしょうね。
過去にアパート暮らししてた際、バイク整備はアパート前の路上整備だったんでわかります。

頑張ってください。
2024年5月3日 12:13
早速ありがとうございます。他のアップも参考にさせて頂きます。GWでやる気の充電を蓄えてまた頑張ります。ディーラに整備書コピーしてもらいます。ピストンはシールで引っかかってるんですか?中古買って分解してみようと思ってます。
コメントへの返答
2024年5月3日 14:01
今、外出先なので短文ですが。

ピストンはシールの上を滑ってるだけなので引っ掛かってはいないですよ。
私のはキャリパーの錆が激しくて、ピストンに食い込んでたので引っ掛かってたでしょうけど勝手にアクアが押し出してくれた(?)ので スッポぬけましたがね。

あっ、中古入手されるなら後期のを手に入れられて整備記事にアップしませんか?

ダストブーツの収まる部分を観てみたいです。
2024年5月4日 14:04
アドバイス有り難うございます。とりあえず駐車場の自分の右隣の車が臨時なのか新規契約なのか。隣が空いてないとピストンは外せないのでその場合ディーラや街の整備工場に頼もうと思います。とりあえずGW明けです。分解すれば全て解りますよね。ブーツ押さえのリングが変更になってるんですよね。
コメントへの返答
2024年5月7日 7:22
後期のキャリパーの方が各接触部の締まりがよくなってるので、交換してしまった方がいいと思います。
その後のメンテは自己責任になりますが。(型式認定番号でパーツ発注ができない)

青空メンテ、記事にしましょう。
2024年5月8日 13:49
しばらくお待ちください。車のブレーキ問題以外にもいろいろ有りまして。中期の中古キャリパー発注しましたので時間出来次第そのまま取り付けようと思います。その後、後期キャリパーも後々の為に買って分解してみたいと思います。いつとは明言出来ませんが......
コメントへの返答
2024年5月8日 16:46
「車のブレーキ問題以外にもいろいろ」
みんなの為、整備日記公開しましょうね。

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