仕事で使用していたスティックPC2台がついに壊れました。1台はHDMI出力が不能になり、予備機は電源が不安定なまま使い続けたのでOSそのものが修復不能になりました。
修理を依頼しようと見積もってもらったところ、買った値段より高額になりました。(しかも2台分なので値段も2倍!(TT))
中古のタブレットが余裕で買える値段なので修理は諦めて中古のタブレットを入手することにしました。
ジャンクとしてヤフオクに流す手も考えたのですが、個人情報が入っている可能性があるので廃棄処分することにしました。
どうせなら分解して中身を見てやろうと思い、できるところまで分解してみました。
ケースを開けるところまでは以前にやったので、基盤その他を分解していきます。基盤は小さなネジ2本で固定されているのを外すだけです。
冷却フィンはツメで基盤にしがみついてるようなので、ネガメ用ドライバーを使ってすぐに外れました。
ちなみに裏はこんな感じです。裏にも冷却用と思われる金属板がありますが、これもツメでしがみついているだけなので、簡単に外れました。
さて、どうやらこれが心臓部。CPUのようです。あとは、メモリーと出力関係の回路部品でしょうか。
裏もこんな感じです。
まあ、シンプルといえばこれ以上ないくらいシンプルかつコンパクトにできているものですね。こんな部品の集合体で、Win10やらアプリやらが動くんですから、そう思うと感慨深いものがあります。
電子回路というのは、何を観てもとても美しく見えますね。まるでグーグルで都会の街並みを観ているような気になります。
一時は話題になったスティックPC。実際に使ってみた感想としては、普通に、いやかなり便利に使えました。特にプレゼンなどをする時は、少し大きめのUSBメモリーを持ち歩くのと同じですから、持ち運び性は抜群でした。それでいてロースペックのノートPCと同等以上の性能があるのですから、ビジネスツールとしてはかなり強力な相棒でした。強いて言えば、キーボードやマウスはBluetoothで何とかなりますが、やはりディスプレイがないというのは大きなデメリットです。それさえ解決できればとても便利なツールであったことに間違いはありません。
なにはともあれ、分解して、敬意を払い、破壊・廃棄処分することにします。
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Posted at
2018/12/25 23:24:17