2019年01月14日
数年前から定期的に家の掃除をかねて断捨離をしています。貰い物なのか買ったのかわからないモノやら、意外な発掘品やら、行方不明になっていたモノ等々。いろんなモノが出てきて面白いものです。正体不明の部品やネジの類、コードの切れ端やプラグの先端など、何に使うつもりだったのかわからないものが結構いっぱいあって、それらを片付けると押し入れに結構なスペースが生まれてスッキリします。引き出しやトレーなども同じです。
いつも大量に出てきて困るのは紙袋や包装紙の類です。「綺麗だから」とか「いつか使うかも」と思って丁寧に畳んでしまってあるのですが、どうもこれは昭和世代の悪い癖のようです。(笑)
何度か使ったけれど使わなくなったモノや、今後使う予定のないモノで状態の良いモノはオークションやバザーに出すことにしています。タオルやブランケットの類は、オークションではまず値が付かない(売れない)ことが多いので、バザー等に回します。災害時には重宝されるものですから。
家電製品などは意外と値がつくことがあるので、とりあえず綺麗に掃除して、売れたらラッキーぐらいの気持ちでオークションへ出してみます。
壊れていてもPC関係やオーディオ関係は値が付くことがあります。驚いたのは30年以上前のワープロ専用機やそのサプライ品(インクリボンなど)です。今でも使っている人がいて、もう部品が入手できないので貴重らしいです。NECのPC9800シリーズなど、今どきの家庭用ゲーム機と比較することもできないような低スペックですが、工場などで専用プログラムを動かすのに使われているそうで、部品だけでも意外な高値が付きます。液晶の割れたPCやテレビにも値がつくんですから、世の中、捨てる神あれば拾う神ありですね。
逆に、食器類は、高価なものでも値が付かないことが多いです。バカラのワイングラスなど、当時はものすごく高価なものでしたが、今ではオークションではあまり人気がありません。焼き物や骨董品などは価値がわからないので、捨てるべきなのかどうか悩んでしまいます。わざわざ鑑定団に依頼するほどでもありませんし。。。(笑)
人気がないと言えば、趣味で集めていたコインや切手の類です。記念硬貨などは、一部の例外を除いてほぼ額面の値になればいい方です。銀行で両替した方が得です。
切手も、昔は高値で取引されていましたが、今はごく一部のレアなものを除いてほぼ値がつきません。こちらも、通常の郵便切手として消化するしかなさそうです。
アイドルグッズや非売品のおまけなどは、たまに高価な値が付くことがありますが、コレクター以外には売れません。限定品のテレカとかがあればいいんですが。。。
我が家にはありませんが、食玩のおまけ(ビックリマンシールとか)やゲームカード、ミニカーなどのコレクターアイテムは、安定した市場があるようですね。
本やCDも、ブックオフに持ち込んでも値が付かないと言われるものが多いです。数万円した画集なども値が付きませんと言われてがっかりしたことがあります。ただ、本などは図書館などに寄贈することもできます。特に学校図書館では高価な画集などは喜ばれます。
断捨離は、身の周りの整理だけでなく、モノの価値を見つめ直すいい機会になっています。時代が変われば価値も変わり、人が変われば評価が変わり、必要とする人・しない人、必要とされるモノ・されないモノ・・・・。人とモノとの関係は面白いですね。
何にどれだけの価値があるのかを商売にしているわけではないので、売れたり感謝されれば嬉しいですし、売れなかったり感謝されなければそれまで、と割り切っています。
若い頃、一時期フリーマーケットにハマって、いろいろ中古品などをイベントで売っていたことがありました。古着や余ったギフト品、不用品を集めて並べていると、いろんな人がやって来ていろんな話をしながら値段交渉などします。儲け以上に楽しく時を過ごせたのが面白かったです。
気が付くと結構いろんなモノが増えているものです。定期的な断捨離は、自分の生き方を振り返ったり、今やこれからの生活を見つめ直すいい機会になります。連休などで特に出かける予定のない時や時間にゆとりのある時は、押し入れや引き出しの整理などやってみると面白いですよ。
長文、失礼しました。
Posted at 2019/01/14 20:00:08 | |
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