2002年06月27日
業務用アプリケーション開発に関する考察
今回はかなり独り言的。
開発を依頼されるようになって、パッケージソフトを使った方がいいのか、スクラッチ(ゼロから開発すること)で開発した方がいいのか悩むようになりました。お客様が望むのは「安く、確実に処理が行われ、使いやすいソフト」。つまり、どちらで提供するとお客様に喜ばれるかということです。
まずは私が知る限り、日本では業務のやり方が会社によってバラバラです。学校でさえ、成績処理の方法は同じとはいえませんでした。ですから、たぶんパッケージソフトを導入しても、すべての業務をカバーしていないと思います。使える部分だけ使って、それ以外は手作業じゃないかなと思います。したがって、全社的に導入できるものはスクラッチで開発したものか、パッケージをカスタマイズしたものでしょう。
すべてをカバーしなければランニングコストがカバーした場合に比べランニングがかさむことになり、時間軸を含めるとトータルコストの天秤はどっちにふれるかわかりません。
さて、業務用アプリケーションの開発手法はウォーターフローがいいのか、スパイラルがいいのかと言う議論があります。ウォーターフローとは仕様を決めてしまって、ある一定期間に作り込む手法で、スパイラルとは短期間でコンパクトなプロトタイプを作り、テストを繰り返しながら積み重ねる手法です。一般的な手法はウォーターフォールで、開発会社がスパイラルで開発していると言うことを聞いたことがありません。ちなみにオートビレッジはスパイラルです。
私はスペースシャトルを打ち上げるような目的が明確に決まったソフトウェアはウォーターフローでいいと思うのですが、時代によって求められるものが変化する業務用アプリケーションは、スパイラルにすべきだと思います。なぜならばスパイラルは途中で方針変更が可能だからです。
では、スパイラル手法を取り入れやすいのはどちらか。それはスクラッチで書いたものです。だから、業務用アプリケーションはスクラッチで且つスパイラルで開発すべきだと思います。
そして根底になるのは、業務用アプリケーションは時代の変化に応じて変化するべきシステムであり、時代の変化はさけることができないからです。
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Posted at
2002/06/28 01:08:04
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