私が教員をやめ、民間企業に働くようになって、毎日がとても新鮮でした。入社したその日に終電に乗り遅れてしまい、仕方なく会社の先輩と新宿のホテルに泊まりました。そのホテルまでの道のりも深夜にもかかわらず一生懸命働く人がたくさんいて、東京のエネルギーを痛感しました。この人たちが日本を支えているのだと思いました。
しかし、1年もすると孤独感を感じるようになりました。教員の時には感じなかった深淵な孤独感がありました。
「俺は本当に人のためになっているのか」
それを繰り返し自答していました。教員との違いはここにありました。教員は常に生徒というお客様の前で働いています。授業がうまくいなかったとき、逆にうまくいったときなど、彼らの顔を見れば一目でわかります。ですから、自分の存在感を肌身で感じることができました。
民間企業にきて、お客様との距離が遠くなったような気がしました。当時はカスタマーサポートセンター業務をやっていたのですが、それでも孤独感はぬぐえませんでした。
「もし俺がいなくなっても、悲しむ人はいないのではないか」
そんなことを考えながら、幾度も眠れぬ夜を過ごしました。
ふと、そんな昔のことを考えていました。今の私は違います。オートビレッジという場で、様々な人とお話しでき、それはいろんなことがありますが、それでもお客様との距離が近いこの場をこよなく愛しています。いろんな業務携わるようになり、なかなか思うようにいきませんが、このように帰る場があることはいろんな場面において、私の支えになっているのです。
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2002/07/18 23:37:20