初めに結論を言うと、コミュニケーションコストは組織の大きさには関係ないみたいですね。たぶん信頼関係だと思います。疑ったり、駆け引きしたりすること。これらがコストを増加させるケースが多いようです。またそれによる精神的なストレスも見逃せない問題点です。
最近企業で事業部別に決算報告を行い、競争心をあおるといった手法がとられているのを目にします。確かに緊張感は出て、コスト意識は高まるのですが、このルールでは事業部を越えたりソースの貸し借りにもコストがかかります。つまり、隣の事業部のあるメンバーに助けを求めても交渉が必要になります。もしそこにも駆け引きがあるのなら、コミュニケーションコストが発生します。
さらにエスカレートすると、社内でマッチポンプが始まります。例えば、事業部Aが事業部Bの悪口を言って、事業を横取りしようとするケースです。これは結果的にクライアントからの信頼を失い、社として失注するという最悪のシナリオを生みかねません。ですから、私は事業部別採算制度があまり好きではありません。
組織は、競争することよりも助け合うことの方がメリットが多いように思います。過剰な競争は足を引っ張り合うという最悪なパターンを引き起こすこともありますし。
相手を信じることは難しいのですが、まず自分が信じなければ相手は信じてくれないようです。そして、一緒に仕事をしていくうえでは、たとえだまされても信じ続けなければだめなようです。でないと、いつまでも信頼関係が構築できず、コミュニケーションコストが増大し、結局自分の足を引っ張ってしまうからです。
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2002/10/05 16:44:28