2003年02月08日
コミュニティを作ろうと思った理由
いつの時代もビジネスという戦場で勝ち抜くのは困難です。ちょっと儲かっているという話を聞けば、皆こぞって参入し、大戦略を繰り広げます。勝ち残ることは非常に困難なうえ、もし勝ち残ったとしても、落ち着いた頃には売上は限りなく原価に近い、つまり利益がほとんどなくなっていることもあります。
私は公務員という環境から社会人をスタートしましたが、やがて転機が訪れ、全く考えの異なる民間企業へやってきました。そして、3年が経過し、ようやくその戦場の厳しさを肌身で感じはじめたころ、オートビレッジでの新しい展開を考える時期にさしかかっていました。
当時、オートビレッジに関わるメンバーはかなり限られていました。
「この少ない人数でどうやったら戦いに勝てるのだろうか」
私の頭の中はいつもこの疑問の繰り返しでした。お金もなければ、人もいない。それでも勝つしかない。なかなかの難題でした。
ある日「競争のない場所にいけばいいのでは」と思いました。言い換えると、お金や人を投入されても追いつけない場所。そうすれば、競争相手がいないわけですから、競争をする必要がありません。ならば、勝てます。というか、負けません。そうこう考えていくうちに「信頼という絆で結ばれたコミュニティ」という場所があるということに気づきました。これがオートビレッジにコミュニティを構築しようと考えたいきさつです。
特にデジタルの世界では模倣が容易です。ですから、発想を逆転して、デジタルの世界で勝つために模倣されにくいものを選んだのです。
どんな時代でもビジネスがうまく行っている会社は、昔と変わらずベタベタなことをしています。特殊で巧妙な手法があったとしても、結局は「お客様との信頼関係」だけです。ブランドもその一つです。どんなに時代が変わってもこの原則は変わらないと、今でもそう思います。信頼はビジネスの根幹であり、もしコミュニティで失敗しても信頼だけは残るのではないか、このことが最後に私の背中を押してくれました。
この考えの成否はまだ出ていないと思います。ですから、これからが楽しみなのです。
ブログ一覧
Posted at
2003/02/08 00:24:11
今、あなたにおすすめ