2003年02月09日
非連続の時代
世界はグローバリゼーションに向かっており、その流れを止めることはできそうもありません。経済的にも文化的にも多国間のつながりが一層深くなり、お互いを影響しあいます。今の中東情勢もその過程にあるのだと思っています。
自分に影響を与えうる範囲を「自分の世界」としたならば、グローバリゼーションはその範囲を広げます。例えば、普段口にしているものを100%輸入に頼っていたら、その国が不作になれば、その食べ物の値段が上がり、場合によっては食べれなくなる可能性がでてきます。このようにグローバリゼーションが発達した社会では、他国での天候が自分の食卓にまで影響を与えることさえ起きてしまいます。
ところで、自分が幸せになるために行う努力は、過去に立てた目標の過程だったりします。自分に与える影響の範囲が小さい場合はある程度予測を立てることができ、事前に回避することができますが、グローバリゼーションが進むにつれ、予測できなかったことが起き、目標の達成が困難になります。それが頻発すると、対処することに翻弄されてしまい、本来の目標を見失っていまいがちです。今の日本はそんな状態なのかもしれません。
ある目標に向かってまっすぐのびる努力という過程は、その前後が連続的です。これが終わってからこれをやるといった優先順位がついていて、努力の過程では一時は目標を忘れながらも、集中してこなしていきます。
私はそういった連続的な過程を阻害するクライシスが頻発する時代を、非連続の時代と呼ぶのだと思います。そして、非連続の時代はグローバリゼーションによってもたらされるのだと思います。
非連続の時代はそれぞれの存在意義を正しく理解しなければうまく方向修正できないため、おもわず道に迷ってしまいます。
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意義とは人類にとっての役割と考えています。そして、各企業はその役割を他の企業と共に役割分担しているのだと思います。
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ならば、グローバリゼーションで生き残る企業には、社会におけるおのおのの役割を理解する必要があります。そうでなければ、度重なるクライシスに翻弄されてしまい、結局自分の存在意義を見失い、やがて分解してしまうと思います。
ちなみに、グローバリゼーションについて善し悪し論がありますが、私は「みんなで助け合うこと」を目的とするならば「善し」、逆に強者が弱者を助けないのならば「悪し」と考えています。
PS
実は上司にいわれて、ソニー会長の出井氏が書かれた「非連続の時代」を読んで自分なりに解釈した内容がこれです。この本、そのタイトルと異なる話しが多く、「非連続」にふれている部分はほとんどありません。ですから、出井氏が訴えたいことを理解するのが難しいのですが、自分のアンテナに引っかかったキーワードから推察しました。けど、最終的に「非連続」と「不連続」の違いはわかりませんでした。それじゃあ、意味ないじゃんって。
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Posted at
2003/02/09 13:00:57
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