2002年12月24日
来年度の政府予算案が決まったようです。これを見ると、子供たちの学力低下対策としての予算がつけられているようで、その額はなんと本年度の3.5倍!結局、国力はその国民の教育レベルによるところが大きいので、このような不景気でも忘れずに、ここに着目することはとても評価したいと思います。
学力低下の理由は子供たちの生きる目標がなくなった、または薄れたことが原因だと思います。それは親が子供を牽引する力がなくなったからだと思います。高度成長の結果、他と比べても豊かになりました。どの家もテレビはあるし、電話もある。「うらやましい、あんな生活を送りたい」といったことを思わせるケースが少なくなりました。適当に過ごしても、そこそこの生活ができます。ですから、子供が自ら「がんばろう!」と思う機会が少なくなるのだと思います。
個人的にはこれは成熟した社会では仕方がないことだと思います。しかし、生活レベルを維持するためにはこのままではダメでしょう。国自体に高付加価値のあるものを生み出す力がなくなるからです。これからは発想を変え、幸せは相対的なものではなく、絶対的なものであり、子供たちが本当の生き甲斐を見つけることができるよう、特に地域社会がリードしていけばよくべきだと思います。今の日本は誰もが通る当たり前の分岐点にさしかかっているだけだと、私は思います。
今回の予算で多くの人が教育に携わり、教育について真剣に考える機会が生まれ、そしてできるだけ多くの大人たちが子供たちと接し、一緒に未来を考える機会が増えることを切に祈っています。それは、我々も子供から今まで気づかなかったことを学ぶよい機会になると思います。
Posted at 2002/12/24 13:54:22 | |
トラックバック(0)