朱鞠内湖で痛ましい事故が起きましたね。かれこれもう6年前になりますが、私もGWの猿払川へイトウを釣りに行ったことがあります。ここ、行けばわかりますがもろヒグマの出没ポイントで。で、時合が過ぎれば大勢いた釣り人は殆どいなくなるのですが、せっかく来たのだからと河口の富士見橋を起点に上流へとひたすら移動しながら釣り進んでいったのです。まあ、富士見橋の上流側でとりあえず1本は釣ったのですが。

そして移動して河口から2番目の橋の下で釣りを始めたのですが・・・・。どんよりした曇り空のいかにも野生動物のテリトリーのような場所で自分は一人ぼっち。背後は熊笹に覆われた深い森・・・。いかにもヒグマが出そうなポイント。そして段々と怖くなりとうとう撤収しました。シーバスもやる、ショアジギングもやる、GTもやる自分ですが肝に銘じていることは「自然の中では常に危険と隣り合わせだと思え。」です。そして北海道でヒグマとはどういうものなのか、それを目の当たりにしたモニュメントがこれです。

三毛別の犠牲者ひとりにつきヒグマ10頭を仕留めると誓い、100頭を仕留めた記念に大川春義さんが建てた記念碑です。この石碑に刻まれている犠牲となられた方々のお名前を見ると改めてヒグマの恐ろしさが伝わってきました。この時の恐ろしさが心に刻まれていたから、猿払川で自分は正しい判断ができたのだろう、そう思いましたね。
Posted at 2023/05/19 18:44:20 | |
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