2021年12月03日

こんばんは
飲んでますか
楽しく飲んでます♪
今宵は新潟栃尾
景虎
奥ゆかしい味わい♪
名前がいい♪
カゲトラ♡様
父ちゃんの話
父ちゃんの故郷山形の田舎町
ここに沼があった
小さな村だが
それなりに人口も増え
田畑を増やすため
この沼を埋め立てよう
とした
その時
どこからともなく
「火事だーー!」と
大声があがる
声を聞きつけ村人は
急いで寄り集まった
が、どこにも火の手はない
村人は不思議に思った
その次の日
ふたたび沼を埋め立てようと
集まっていると
また
「火事だーー!」
だがやっぱり
どこにも火事など
おきていない
そして3日目も
これは沼の主(ヌシ)が
埋め立てをさせぬように
しているのではないか
埋め立てたら
災いがおこるかもしれぬ
村は大騒ぎになった
以降
沼を埋め立てる計画は
無くなった
「沼に何がいるの?」
幼い私は父に尋ねた
「3尺のツブ、だ」
3尺が分からないと思ったのか
父ちゃんは手を広げて
「このくらい」
3尺...今なら約90cmと
分かるが...
「ツブって何?」
「タニシだよ」
三尺のツブ...
想像できなかったが
かなりヤバいモノだと察した
ヌシ、もわからない
妖怪なのか
バケモノなのか
神様なのか
「わからないモノ」は
いつの時代も
恐怖の対象となる
3尺のタニシがいる沼
今でもまだ
あるのかな
Posted at 2021/12/03 19:59:55 | |
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