先月、8月12日は、日本航空ジャンボ機墜落事故から33年を迎えました。
歌手の坂本九をはじめ、多数の有名人が乗っていただけではなく、航空史上最多の520人が死亡した事故でもあります。そのため、日本航空123便は永久欠番に。
黒焦げになったり、バラバラになった遺体がニュース映像に映し出されたのがトラウマになって、今でも移動手段に飛行機は生理的に受け付けません。
飛行機事故は自動車事故に比べるとはるかに少ないですが、墜落すればほとんどの確率で死にますからね。
ってことで、ジャンボ機と言えばこの事故の印象を強く残している人は少なくないでしょう。
よく誤解されている123便の機長のセリフ、「どーんと行こう」って言葉をよく使うようになりました。今でも誤解している人が多数いますが、「奮い立とう」って意味ですからね。
私はあくまで飛行機には乗らないってだけで飛行機が嫌いってわけではありません。実際、航空機模型なんて10機以上作ってるわけで。
今回、初めての旅客機です。ジャンボジェット機と言えば、ボーイングとエアバスの2強ですが、単に「ジャンボ」と言えば、史上最大を誇る
ボーイング 747
を指します。
実機は学校を卒業するまでしょっちゅう見かけました。何しろ、空を飛んでいても747とそれ以外の識別ができたほど身近な存在でした。
私自身、小さい頃は日本航空の747のおもちゃを長年持ってましたが、いつの間にか紛失してしまいました。
羽田空港なら第1ターミナルに発着しますよね。
そして、日本航空の747と言えば、前述の事故よりはこちらの印象の方が強いです。
スチュワーデス物語です。
今のご時世、CAと呼んでるらしいですが、私は未だにスチュワーデスと呼んでます。スチュワーデスと言う呼び方の何が悪いのか、全く理解不能だし、もっともらしい理由を聞いて私の頭脳でフル演算しても”まったく理由になってない””また白人のご都合主義か”という答えが出るからです。
当時まだ物心ついたばかりですが、母と一緒にリアルタイムで全話観ました。
主題歌である「What a Feeling」の原曲は好きな曲の一つです。
小学校の頃の運動会でダンスしました。
今回制作したのは、今では入手自体が困難な、日本航空のオリジナルの1/300のキットです。
スナップフィットでしたが、所々接着剤は用いているし、ヒケなどもあったので、あちこち補修した上、デカールではなくシールだったので手直しもしてます。
機首側から
シールの機首先端部がきれいに貼れなかったので、途中で成形したのちに、足りない部分は塗装しました。
正面から
コクピットの窓枠はスチュワーデス物語に登場する実機を参考に塗装しています。
機尾側から
機体は左右分割式でしたが、継ぎ目は埋没処理を施しています。
右翼側から
エンジンと、機体下半分の銀色塗装もスチュワーデス物語で登場する機体を参考にしました。
ランディングギアも塗装しました。欲言えば信号灯も塗装すればよかったかなと。
説明書通りに組めば1時間とかからないでしょうけど、塗装や手直しで結局1週間かかりました。
決して完成度は高くありませんが、約30年ぶりに再びジャンボが手に入って満足です。
奇しくも、日本航空の嘗てのマークは鶴、私の宗派である日蓮正宗の紋章も鶴、そして私が最も好きな空母が「翔鶴」と見事に鶴繋がりです。
Posted at 2021/09/16 23:16:36 | |
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