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あっという間の黄金週間！
毎年のことですが、始まる前はあれもしよう、これもしよう。この本を読んで、あそこに行って、と妄想半分の計画を立てておりますが、今年もやはり例年通りの寝正月ならぬ、寝黄金週間でありました。
皆様方は如何でしたか？？

さて、当家では今年の初めにウチの親父が身罷り、雑務を引き受けていた親父がやっていた家仕事が一手に私の元にやってまいりました。
そのひとつが「ガレージの草刈」であります。わが「牛小屋ガレージ」は３方を畑に囲まれており、雑草が繁茂する様は半端ではありません。最近の子らがよく使う「ぱねぇ」状況であります。
本当は母屋の庭や菜園も「ぱねぇ」状況ではあるのですが、土いじりには全く興味が沸かない私にとって、それはヒマラヤやアルプスと同じくらいに高い壁なのであります。
まぁ、別の言葉で言うと「見向きもしない」のでありますが、家のものからは「お父さんが手塩にかけたお庭がダメになる」とかいわれます。
まぁ、本音を言いますと「知るか！」の一言なのですが、それを言ってしまうと日常生活に激しく支障をきたす事になるであろうことは容易に想像がつくのですね。そこで、「オレがやると、抜いちゃいけない花や草まで刈ってしまいそうだから」と言い訳しつつ、近所にあるシルバー人材センターに「家中の草刈一式」をお願いしたのでした。
ところが好事魔多し！せっかくやり過ごしたと思った家中の雑草刈。先週末に赴任先から家に帰ってみると、なんとガレージのところだけ草刈してないではないですか。
家人に聞くと、草刈を依頼したのは「家中の草刈」で、道路を隔てたウチのガレージは「家外」なのでやってないとか・・・・
ガレージの前庭に繁茂するそいつらには「抜いちゃいけない花や草」は１本もないのは明らかで、とうとう私がやるハメになってしまいました。

そして、重い腰を上げて昨日、朝からホークスキャップを目深にかぶり、フェンダーから貰ったＴシャツを着て作業に取り掛かりました。
ウチの親父の遺品で、２ストエンジンがついた「刈払い機」があるのですが、ココは下が砂利でありまして、「刈払い機」でも使おうものなら砂利は跳ね、高価な刃は一発で切れなくなります。（隣のオジさんに訊いた）ここは鎌と鋤を使うしかありません。つまり・・・・人力！！
もう腰は痛くなるし、痛いので立ち上がると立眩みはするし、大変な難儀でありました。それでも苦闘２時間、あらかたの雑草を刈り倒しました。

そこでふと、長いこと自転車に乗ってないことを思い出し、よせばいいのに納屋から自転車を引っ張り出してきて、ポンプでタイヤに空気を充填し、オオそうじゃ！ギヤにグリースを補給しとかんといかんなぁとかつぶやきながらガレージにスプレーグリースを取りに行きます。
自転車に給脂し、グリースをガレージの棚に戻して、何気に振り返るとそこには・・・・・・ひえぇぇぇぇぇ、壁と床板の間から繁茂する雑草よ、嗚呼。

まさかガレージの中で草刈するハメになろうとは・・・とほほ・・・・

全身筋肉痛と戦いながらコレを書いております。