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森里屋のブログ一覧

2019年11月13日 イイね!

アーシングの効果について書こう。

少し前の記事ですが、これを。
S660にアーシングして約半年が経過しましたので、自分なりに思ったことを書きます。

この記事、ヤフーにも掲載されてコメントが集まってました。
そのコメントの上位に「古い車に対しては効果がある」というのが見られました。
こういうこと言う人は、実際にアーシングしてません。
アーシングして効果が認められる車なら、劣化してなくても効果が出るからです。
それが書きたいなと思った動機なんですが、時間が経って記事が消えちゃいました。

アーシングとは何かを説明しますと、記事にもある通り電圧の低下を抑えるために電線をバイパスして繋げることです。
これにより、プラグの点火を安定させて爆発力を維持して…というわけです。
電圧の低下が起こるのは、車が古くなってケーブルが劣化することと、エンジンの回転が落ちて発電量が減った場合になります。
ですから、アーシングの基本はバッテリーからエンジン周りにケーブルでバイパスします。

ところが、S660はバッテリーがフロントにあってエンジンが後部にあります。
ぶっちゃけ、作業がめちゃくちゃ面倒です。部品代だけで2万円との見積もりもいただきました。
そこで、第二案として、オルタネーターからエンジンに接続するという方法を選びました。
「これでも効果はある」という情報を車屋さんが同業者から得られたので、お願いしました。

で、結果ですが、体感だけでなく効果は明らかにあります。
ほぼノーマルのS660は、5W-30のオイルだと2000rpm以下になると5速・6速あたりでは車体がガタガタ震えます。
0W-20にすると、それが1800rpmくらいまで下がりますが、同じようにガタガタガタと震えます。
アーシングすると、その震えが消えます。がんばれば1500rpmまで使えます。
ガタガタという震えがもう少し細かい振動になり、低周波の騒音に変化しますが。

そんな変化なので、オートマ(S660はCVT)では何も変わらないと思います。

…で、ですね、なぜそれが市販車に使われないのか?という誰もが持つ疑問の答えですが、それは「意味がない」からです。
これまで効果があると書いてきましたが、より正しく言うと「変化がある」が合ってると思います。
確実に低回転で変わりましたが、そんな低回転域を好き好んで使うユーザーは稀でしょう。
さらに、低回転が使えることのメリットはありません。燃費に変化は出てません。
おそらくですが、点火回数が減ったところでガソリンの噴出量が増えてしまえば加速にかかる時間が伸びる分、トータルの燃料消費は変わらないのでしょう。
MTでシフトチェンジする回数が減るくらいのメリットしかありません。
目に見える形の変化をアピールできないから、メーカーが採用しないんでしょう。
あと、上にも書きましたが体で感じる振動が騒音に変わりますので、ただでさえうるさいS660が非常にうるさい車になってしまってます。

まとめとして例えると、弁当のご飯にフリカケがあるかないかくらいの違いです。
からあげ弁当の肉の大きさや味が変わるなら人に勧めますけど、「隣の弁当屋は、ご飯にフリカケがあるから」って勧める人も少ないでしょう。
ただ、その店のフリカケが美味しいと知ってる人には、それなりの価値はあると思います。

比較的安くできる(自分は工賃と材料込で2万くらい)し、簡単に元に戻せるので手頃なチューニングではあります。
ただし、ハイブリッドには意味がないですし危険です。
おそらくアイドリングストップも同じリスクがあると思いますので、従来のエンジンだけの車の方のみオススメします。
ちゃんと抵抗の低いケーブルを使ってくださいね。
Posted at 2019/11/13 03:04:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車の記事 | クルマ
2019年11月13日 イイね!

S660納車から1年のレビュー。その2

前回に続いて1年乗った感想。今回は、もっと悪口の色が強くなると思います。

いろいろなギミック(仕掛け)について。概ねムカつくものばかり。
間欠ワイパーをどんどん早くすると、最終的に間欠でなくなる。
ぶんぶん動き続けるので、「はて?なんでや?何が間欠なんや?」と不思議に思えば、走行中は動き続けて停止すると間欠になるという…。
そんなの自分でやるって。便利と思ったことがない。

リモコンキーで解錠して、そのまま放置しとくと勝手に閉まる。
計測してないけど、たぶん30秒で閉じる設定になってる。まれに解錠してからもたつくと、開ける瞬間にロックされる。
それをすぐに批判するつもりはない。それなりに有益なんだろう。
だったら、エンジン停止後、車内にキーが無い時間が10分くらい続いたら自動でロックしてほしい。
どうみてもアンロックで危ないのは後者だろ。

この辺はS660の特徴というよりホンダの特徴なのかもしれない。

水温計がない。
専門家のレビューに「走りが…」とか褒めてるものが多々ある。
だったら水温計くらい付けとけと思う。あるのは水温が低いときにつくランプだけ。
水温に関してもうひとつ。
冬にエンジンスタートすると、水温が上がるまで時間がかかる。
これは、エンジンは後部なのにフロントにラジエーターがあるため、温めなきゃいけない水の量が軽自動車にしては多いため…だと思う。
にもかかわらず、エンジン始動後にエアコンをオートにしてると全然温まってないラジエーターから存在しない熱風を送ろうとファンが回る。
室内は温まらない、ラジエーターも温まらない。だから手動でエアコンを停止する。
「低水温のランプが消えたらラジエーターを回す」という設定は難しいんだろうか?
そんなわけないと思うが。

何度計測しても平均燃費計と実燃費に差がある。だいたい1割良く見せてる。
たぶん、自分の乗り方はJC08モードにかなり近いと思う。
それで1割の差って、ただの嘘つきじゃないかな。
まぁ、これはすべての自動車メーカーが同じことしてるから、みんな一斉に変わるか永遠に変わらないかのどちらかでしょう。

まだ書きたいことがあるので、もう1回続く。
最後はインテリアや実用性について書こう。
Posted at 2019/11/13 02:26:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660レビュー | クルマ
2019年11月06日 イイね!

S660納車から1年のレビュー。

うちにS660がきて1年経ちました。
その感想を書きます。
普通に読むと、ただの悪口になると思いますが、結局のところ『だがそれがいい』な車です。

まず燃費から言いますと、平均燃費は20.96km/Lで、最高は23.20km/L、最低は19.24km/Lとなりました(総走行距離8640km)。
アイドリングストップのない普通のガソリンエンジン車にしてはそこそこなのかな。
少なくとも、今まで乗ってきた車では最高の燃費になりました。
ただし、明らかに燃費を意識したアクセルワークで、通勤に使わないレジャー用途での燃費になりますので、普段遣いで乗ると20km/Lは無理です。
軽の2シーター、オープンのターボで燃費を極めようという人以外は参考になさらないでください。

S660は、ご存知のようにMR(ミッドシップ・リアドライブ)な車です。
FRの車は乗ったことがあったのですが、こういうのは初めてでした。
そんなにブンブン走らない人間が初めてMRに乗った感想は、「前が軽いな」でした。
車線変更などでハンドルを切ると、頭が「くっ」と曲がって後部の重いものが後から付いていく感がアリアリです。
面白いとも言えますし、限界超えたときの挙動が怖くも思えます。
とはいえ、普段のドライブで怖いと思うことはありませんし、意識してハンドルを切らない限り特にFFと違うと感じるほどの差があるわけでもないです。

1年でオイルを3回換えました。
1回目は、0W-20に交換したくて納車から1ヶ月。
あとは3000kmくらいで何となく。無意味にミッションオイルも2回交換。
タイヤ脱着とオイル交換は自分でやるので、メンテナンス性について書きます。
セリカ(ZZT231)に比べて、オイルとエレメントの交換はやりやすいと思います。
下に潜ると、1枚のアンダーカバーがあるだけで、3か所ほどプラスチックのネジを外すと作業ができます。
セリカの場合はプラスチックリベットを6か所くらい外さないと作業できませんでした。
ミッションオイルの交換をするときは、さらに数か所のリベットを外すので面倒です。
S660はミッションオイルの交換に何のカバーも外す必要がないのですが、タイヤを外さないといけないという欠点もあります。
冬タイヤや夏タイヤに交換するときに一緒にするといいかもしれません。
あと、ジャッキアップのポイントが車体の外側近くに配置されているので、事前の作業が楽です。
ただ、リア駆動のS660の前輪に車輪止め(タイヤストッパー)をせず後輪から持ち上げて作業しようとすると、ゆるい傾斜で車(とジャッキ)が動き出すこともありうるので危険です。
完全な平地でやるか、タイヤストッパーを使うか、サイドブレーキをした上で「前から上げて、前から下ろす」を徹底するか…とにかくジャッキアップには気をつけましょう。

運転中の感想を言えば、まず「うるさい」が挙げられます。
屋根が布な上、200万もする軽自動車のくせに、いかにも軽自動車らしく防音対策が疎かにされてますので上からも下からも、後ろからもノイズが入ってきます。
走行中にニュートラルにしてエンジンの回転を下げてもうるさく、舗装直後のスベスベな道だと静かになるので、大部分はタイヤからのロードノイズと思われます。(タイヤは純正)
平均の騒音は80デシベルくらいになります。
これは電車の中くらいの音らしいですが、体感的には電車の座席より連結部分の騒音くらいに感じます。
いずれデッドニングでなんとかしようとは思ってます。

視認性は、前方は良く見えます。小さいですから。
ですが、後方視界は悪く、左後方に至っては全く見えません。
現状、バックミラーを左に曲げて、ミラー中央から右に真後ろ、ミラー中央から左に左後方を映してますが焼け石に水です。
これはほぼどうしようもないことですが、車高が低く後部座席もないので、後ろを走行する車との距離が短くなりがちです。
信号待ちのとき、後ろの車と運転席との距離が短くなるわけです。
加えて、低い車高ですので、後ろの車が車高の高いSUVなときはヘッドライトが非常に眩しいという欠点もあります。

結論としては、他人にはオススメできない車です。
他人から褒められたり羨ましがられる車でもないです。
露骨に、ハッキリと「こんな車買ったん?」と聞かれることもあります。
カタログ見てカッコいいと思って、実車見て欲しいと思った人が他人の目を意識せずに乗る車です。
必ず1度は実車を見てから購入を決めてください。
ひと目で欠点もわかるくらい変な車です。自分はちゃんと確認しました。
それでも欲しくて買いました。じゃないと維持できないと思います。
「俺はカッコいいと思うのに、なぜ人はわかってくれないんだ!!」
とか考えそうな人は、他の車にしときましょう。幸せにはなれないですから。
この車の魅力は、通じる人にしか通じません。それでいて共感もしにくいと思います。
なぜなら、共通する「ここがいい」というポイントがないからです。
各自、好きなところを好きで居続けるための車です。

書いてると長くなったので、居住性については後日書きます。
Posted at 2019/11/06 22:31:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660レビュー | クルマ
2019年08月03日 イイね!

こんなものを買うてしもうた話。

こんなものを買うてしもうた話。オークションで、こんなものを買う。
そこそこ安く買えたが、色の塗替えを頼んで気付く。
「新品で黄色のものを買ったほうが安かったな…」

黄色というのは、色褪せの個体差が大きいらしい。
純正色(S660の場合はカーニバルイエローII、色番号Y75)で色を作って塗装しても、車体に取り付けると色が違う!!なんてことがよくあるらしい。
「よし、新品で黄色を買ったが、車体と色の差がありすぎたので塗り直したことにしよう!!」
と、心のダメージを最小化することに成功。
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心のダメージが、いくらか回復したころにキレイに塗装されて戻ってきた。

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脱脂して両面テープを貼る。

alt
車両の取り付け位置を決めて、マスキングテープで印をつける。
車体色と同化するようなマスキングテープだなぁ…と気付く。


alt
完成。
キレイに貼れて満足!!って思ってたら、翌日、フロント側が微妙に浮いてることに気付く。
走行中に剥がれるほどでもなさそうなので、そのままにしてる。

冷静な気持ちで考えると、ただでさえ熱抜きが難しい構造のものに、こんな邪魔なものを付けたら、害しかないんだろうなぁ…というのが今の感想。
Posted at 2019/08/03 01:19:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドレスアップ | クルマ
2019年07月07日 イイね!

アーシングした結果。

アーシングした結果。5月26日、アーシングしました。
その過程と1ヶ月半くらい経過した今の感想を書きます。

なんとなく、その1月ほど前からアーシングしたくてたまらなくなる。
あれやこれやネットを見て、部品代から取り付けまで熟慮した結果、丸投げすることに決定。
効果について賛否あるレベルのことに何の経験もなしにやったところで、ダメな結果が出たときに自分に問題があるのか、部品に問題があるのか、はたまたアーシングに意味がないのか判断できないと思ったから。

ということで、車屋さんに相談。
「やるだけの変化はありますよ」ということなので、見積もりを頼む。
バッテリーから電源を取ったアーシングをしたかったが、S660はフロント側にバッテリーがあり、そこからリアに配線を回すだけで工賃が予算を食い尽くすため、リアのボディアースに接続することにしました。

他に特に何も言わなかったのですが、「配線の色は赤・黄・オレンジの暖色系でお願い!!」という、どうでもいい部分で条件つけました。
深い理由はないんですが、ボンネット開けて青色の線が見えるのが嫌なので。
普通、アースの線っていうのは黒とか青とか、銅線丸見えのクリアらしいです。
それで用意してくれたのが、HKSの赤色の配線でした。
たぶん、本来はアーシング用じゃないと思います。
最終的にエンジンの(上下位置でいう)真ん中あたりを通す形で仕上がりました。
「熱を持つ部分の上を通すのも何だかなぁ…」という理由らしいですが、自分としてはチラ見できる控えめなものが良かったので満足です。

で、やってみた結果ですが、違いはあります
下の回転の踏ん張りが利くようになってます。
エンジンオイルが5W-30のときは2000rpmが下限、0W-20では1800rpm、それにアーシングで1500rpmから使えるようになりました
もう少し具体的に言うと、0W-20に換えた時点は1500rpmでアクセルを踏むと、ガタガタと車体を振動させながらゆっくり加速するものが、車体振動がなくなって加速していくようになります。
といっても、普通ならシフトダウンして加速するような、「なんとか加速してる」レベルの加速です。

燃費の変化を見ますと、購入から今日まで8ヶ月の総燃費が20.80km/Lに対し、アーシング後の2回の平均燃費が21.36km/Lになってます。
0.5km/Lほど数字が上がってますが、4月にオイル交換(0W-20の2回目)をしてから、燃費が上昇傾向だったので、この変化がアーシングによるものか断言はできません。
自分的には、誤差の範囲ではないかな、と思っています。

よく、「アーシングして静かになった」という声を聞きますが、なんだか騒音がひどくなった気がします。
一人で乗ってると気付かないんですが、2人で乗って車内で会話するのがしんどいような。
仮説ですが、車体をガタガタ揺らす大きな振動が、空気を揺らす細かい振動(→低周波の騒音)になったんじゃないかな…という感じです。あくまでも感覚に基づく仮説です
アーシング前に車内の騒音を記録しておけばよかったと後悔してます。

他は、それまでほとんどなかったのに、bluetoothが途切れるようになりました。
頻度としては、4~5回の乗車で1回、1秒未満の音切れなので問題というほどではないですが。

結論。
「変化はあるけど、効果と呼べるほどのものは無い」
人に薦めることはないですが、やってみたいという人は応援するくらいの変化。
0.5km/Lの燃費の上昇がアーシングによるものだったとしても、工賃と部品代を考えると経済的なメリットは少ないと思います。
乗り味は確かに変わります。
自分のように、スピードメーターより瞬間燃費計を見てる時間が長いような低回転域に生きてる人には楽しい変化です。
普通にS660を楽しむ人は、こんな低回転域で運転しないと思いますので、他の人のレビューを探してください。
Posted at 2019/07/07 23:52:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | パーツレビュー | クルマ

プロフィール

「アーシングの効果について書こう。 http://cvw.jp/b/3007617/43453873/
何シテル?   11/13 03:04
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