スマホのアプリを使って、セリカ(せりこちゃん)の騒音計測。
おおむね80dBくらい。窓を全開で走っても81dBくらい。
ところがですね、窓を締めると明らかに騒音が低下するのに
騒音計は、ほぼ変化がない。1dBしか動かない。
そこで疑問に思ったのが、「そもそもデシベルってなんやの?」
ということで調べてみました。
1. 0dBとは無音のことではない
通常、ゼロとは無を示すので、てっきり0dBも無音だと思ってました。
0dBとは、「人の耳で聞こえる最も小さな音」のことだそうです。
調べてみたのですが、よくわかりません。
音には、高い音低い音のHzや音圧を示すPaもあって、意味がわかりません。
わからないまま書き写せば、1kHzにおける20μPaのことです。
でも、dBは音圧レベルのことらしいです。
とにかく、0(ゼロ)でも音は出てるらしいです。
2. 40dBとは20dBの2倍ではない
dBは、常用対数を使った比率の単位らしいです。
高校生くらいで習ったlogで始まるアレのことです。
遠い遠い記憶の中に仕舞い込んでるので、思い出せません。
唯一、「xの0乗は1」なので0dBが無ではなく1倍というのは理解できました。
他は調べても意味がわかりません。仕方ないので結果から考えてました。
計算式は20*log(なんとかdB)で求められます。
このカッコの中に適当に数字を入れると
1dB → 1.1220184543019634355910389464779
2dB → 1.2589254117941672104239541063958
6dB → 1.9952623149688796013524553967395
10dB → 3.1622776601683793319988935444327
20dB → 10
40dB → 100
60dB → 1000
80dB → 10000
こんな感じです。40dBとは0dBの100倍で20dBは10倍ですから
つまり、「40dBは20dBの10倍の騒音」…らしいです。間違ってるかもしれません。
ということから、走行中に窓を空け閉めして80dBと81dBに変化するというのは
騒音が約12%増えたり減ったりしてるということになります。
消費税が5%から8%になって購買意欲が減るんですから
騒音が12%も増減すれば、さすがに違いくらいは体感できるようです。
でも、これがdBで言うと、たった1dBの変化でしかない…というのが違和感の正体。
ちなみにdBは、B(ベル)という単位を1/10にしたものです。
うちの父が乗ってる静かな車が、平均して65dBくらい。
騒音差を15dBとすると、騒音の差は約5.6倍となります。
なるほど。体感的に15dBの差は大きいわけですね。
そのうち静音化に挑戦しようと思いますが、変化を数値で伝えるのは
ここまで説明しないと難しいですね。
以上、dBと騒音の体感についてのまとめ。
dBと騒音の計算の仕方について。
Windowsの電卓で求める方法ですが、スマホでも関数電卓アプリを使えば計算できます。
1. 電卓を起動して、「表示→関数電卓」を選びます。Alt+2を押してもいいです。
2. 求めたいdBの数値を20で割ります。
3. 2で求めた答えを出してから、10^x(10のx乗)のボタンを押すと答えが出ます。
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内装 | クルマ
Posted at
2018/10/13 03:25:34