数倍の価格差も! エンジンオイルの高い安いで何が違う? WEB CARTOPちょうどオイル交換をしたばかりで、何のオイルにするか迷ったタイミングでしたのでチェックした記事。
これは何の役にも立たない記事です。
「ベースオイルと添加剤が価格を決めるし、高価なものは性能が良いのです」
このアホは、こう言ってる。
一方で、こんな短い文章の中で、量産効果という単語も使ってる。
この人は、価格は需給バランスで決まると知ってるくせに、価格は性能を示すという矛盾を堂々と述べてる。
現在流通してるオイルは、どれを選んでもメーカーの推奨する条件(粘度とAPI規格)を満たせば、オイルが原因で故障することはないと言っていいでしょう。
どれを選んでも壊れないんだから、絶対にダメなオイルは存在しないんです。
オイルの評価をするには基準となるオイルがあって、それより良いか悪いかを言わないと何も伝わらんのです。
言うに事欠いて、「安いオイルは初期性能が劣る」とまで言っておりますが、何の性能なんですかね。
高い添加剤が高回転域での油膜維持に貢献してる…なんて場合、街乗りで高いオイルを使う意味もないし。
ユーザーが望まない性能を持たないオイルが、高いオイルに対して性能が劣るとは思いません。
必要としてないし、結果に問題となる差も出ないでしょう。
結局、「大は小を兼ねる」しか言ってないんですよ。
今回はオイルの話でしたけど、「良い車は?」の問に「高い車がいいんです」って答えるライターって有能ですか?
フェラーリ、ベンツ、間違いなく優れてますよ。じゃあ、それ買えばみんな正解なんですか?
新車で300万の普通車は、基本性能が劣るからダメなんですか?
この人の言ってることは、正解じゃない。ただ間違ってないだけ。
素人でも言える。素人が知りたいのは、その先なんけど。
最近、本が売れないと耳にします。
売れない理由にインターネットの発達や人の興味が分散したとかもっともらしい話があります。
でもね、根本的に、雑誌を書くライターの能力が落ちてるんですよ。
こんな雑学にもならない話に金を払うと思いますか?
これ、有料配信の記事だったらブチギレるレベルでしょう。
真面目な話、こんな役に立たないプロの御高説よりも、みんカラで初めてオイル交換した人の整備手帳を読んだほうが、ずっとずっと役に立つと思います。
Posted at 2018/12/19 23:50:47 | |
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