以前、パーツレビューに書いたのですが、うちのS660にはCOMTEC HDR-102 というドライブレコーダーをつけてます。
これを動かす電力を、シガーソケットから取っているのですが、それがカッコ悪くて…。
S660は、ソケットを隠すようにデザインされてるのに、常時目立つソケットが入っていて、そこからニョロニョロと線が這い出ているのがみっともなさすぎ。
それを何とかしようと作業しました。
整備手帳で書こうと思ったけど、2つの作業が重なるのでブログで書きます。
当初は、オーディオ周りからACCの電源を取り出して、それに増設用のシガーソケットを繋げて、グローブボックスにドライブレコーダーのソケットを回して接続すればいいかな?と考えていたのですが、いろいろと難問が。
問題1 オーディオの電源にたどり着くまでが果てしなく面倒。
セリカの場合、配線に触れるだけなら特に工具を使わずとも、「シフトノブ外して灰皿外して、ホイホイホイ」で出来たものが、あれはずしてこれ外して、あーしてこーして…というもので面倒くさい。
問題2 グローブボックスが小さい。
説明するのが難しいですが、S660のグローブボックスは泣けるほど小さい(狭い)です。
車検証を入れるだけのスペースです。S660に乗ってる人はみんな思ってることです。
そこに増設のソケットを入れてどうのこうのして苦労した結末が、フタが閉まらないなんてなると号泣コースです。
問題3 ドライブレコーダーの電源線がアホみたいに長い。
小さな車であるS660のフロントガラス上部まで2mもあれば足りるだろうに、4mくらいあるんですかね?
とにかく邪魔になる長さです。
ということで、用意したのがこれ。

ピカイチというところで売ってるパーツです。
ヤフーショッピングか楽天市場で、「S660 ピカイチ」で検索すると見つかります。
ヤフーショッピングだと1500円、なぜか楽天の方が150円ほど高いです。
ピカイチから卸してもらって売ってる店は+3000円ほどします。
これは、アクティブリアスポイラーに電力を供給するコネクターに付けるものらしいです。
スポイラーがついてない車の空きコネクタに挿すだけのものですが、スポイラー装着の車はどうするんですかね。
こいつの取り付けは、このまんまで取り付けます。検電テスターで導通を確認。
そして、ドライブレコーダーの導線を改造します。
父親の車に、同じコムテックのドライブレコーダーを取り付けて別売りの直接配線コード(ZR-01)を使用して接続した際に気付いたのですが、この別売りの配線は12Vの電流をレコーダーに伝えるだけのもの(ヒューズ付き)でした。
変圧とか、何もしてないわけですよ。
そしたら、このムダに長いシガーソケットと接続する線をぶった切って、ACCに接続しちゃえばいいんでね?と思ったわけです。実際、それで正解らしいです。1000円ほど節約できました。

こんなふうに、ぶった切ってソケットに挿す側と剥いた配線をテスター使って導通のチェック。ソケットの先端がプラスで、普通は色のついた線(この場合は赤色)がプラスです。
しかし、そうでなきゃいけないルールはないので、安い中国製のものなど黒がプラスということも稀にあるそうです。
コムテックが、そんないい加減なことをするとは思いませんが、一応はチェックしましょう。
プラス線の確認を済ませて、車両に取り付けます。
ドライブレコーダーに接続し、配線をフロントガラス上部に押し込んで隠します。
画像では上にあげた配線がすぐに下がってますが、実際は右端まで押し込んで隠してAピラーを通して運転席の足元まで配線を通します。
フロントガラスとの隙間が思ったより大きく、配線が抜けて垂れ落ちるのでテープを巻いて落ちにくい太さにしました。
Aピラーは雨漏り防止のゴムを外して、内張り剥がしをつっこんでコソコソすると外れます。
フロントガラスから回した配線を、室内灯の電源が通ってると思われるチューブに結束バンドで固定しました。
テープでもいいと思いますし、がんばってチューブの中を通すのもアリかもしれません。
そのまま一番簡単に運転席の足元まで配線を落とすと、かなり奥のほうに抜けるので、針金を使って簡素な配線通しを作って前の方に通しました。
まず、ボディーアースの確保です。
写真の真ん中にあるネジ(10ミリ)をアースに使います。すでに1つクワ型がついてますね。
この画像の真上にヒューズボックスがあります。「ヒューズボックスの、すぐ下にあるネジ」です。
左下に5つも接続されてるネジがありますが、撮影時は暗くて気付かず、今気付いて驚いてます。
で、ここにちょうどいい感じで固定される長さに配線を切って接続します。
マイナス線だけ切って、プラス線は残しておきましょう。


プラス側にヒューズを取り付けます。HDR-102のサイトによれば最大消費電力は250mAなので1Aでいいでしょう。ドライブレコーダーのプラス線とヒューズの線をハンダ付けし、熱収縮チューブで保護してカメラの動作を確認してヒューズ線を結束バンドで軽く固定して作業終了。
上の写真のACCのギボシを見ていただくとわかりますが、このギボシは2つ接続できるタイプです。
残りの1つを使ってスマホ充電用のUSBを増設する予定です。
慣れた人は1時間以内で終わる作業と思われます。
Posted at 2019/01/25 23:12:53 | |
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