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2024年10月05日 イイね!

儂も老人になったら免許返納しようかな。  現実解がコレだ。

儂も老人になったら免許返納しようかな。  現実解がコレだ。さて、この話題の最終回ですが。

専門知 VS 専門知 に翻弄されています。

専門家の議論や論点が全く大衆には降りてきてませんよね。
異世界の話を聞いているようです。
この違和感をご紹介して最終回にしましょう。







行政担当専門知
老人になったら、運転危なっかしくなるんで 適当な物差しで仕分けちゃいましょう。年齢と認知症でどうかな。



臨床担当専門知
それはそもそも事実として正しく無いよね。個人差大きいし、、。取りあえず反対だけど、ノッカテミテしらべてみる



そんなこれまでの流れは、

赤の専門知(行政担当)に真っ向反対してた青の専門知(老人疾病担当)なのに、手を組んじゃってるように見える



んで、現状までの集大成ともいえる2024年版の青の専門知の報告書が出たわけです。

これは超面白かったです。運転を続けたい高齢者予備軍は是非読むべきです。




冒頭の

年齢差別につながる高齢者に対する一律的な免許返納の考え方は科学的根拠を持ないことも理解していただける内容であると考える。

に超期待して読み進めると気持ちがモヤりますけど(笑)




認知症検査の重症度と、実際の事故率は相関しない

の事実を挙げて置いて

高齢者の身体・精神機能は極めて多様で、高齢運転者と危険運転者を同一視するような年齢差別的イメージは誤りであり、高齢者の危険運転を減らすためには、高齢者の個別性も考慮したうえで、社会全体で多面的な取り組みをさらに推進することが必要である。”

なんてね。現実世界の肌感覚と矛盾したことを結論としている。だって、社会全体としては「老人の運転は危ない!」でしょ。社会全体で取り組んでどうすんのさ。



さながら

私達の周りを回ってる太陽で日時計つくったら便利よね。


いや、私達が太陽回ってるんだし。そもそも事実として正しく無いよね。

みたいなコペルニクスのぼやきの印象。事実を事実として見ながら、ヒトの本質として「悪貨は良貨を駆逐する」と言ったコペルニクス風の諦観なのか、透徹したリアリストの境地なのか。

なにか解決しようと思ったらさ。現実解なんていうじゃない。
最近ではソリューションなんてもいうよね。

でもさ。

realistic solutionなのか、feasible solutionなのか、日本じゃ区別しないよね。
これが専門知が大衆に降りてこない理由だと思ってる。



高齢の節目でスポーツカーを降りるという老人。わずか2分半の動画ニュースなんで見てくだされ。

儂はいつまでも免許返納せんぞぉ! という老人より遙かに美しい。

この美談に反論する術はサイエンスとか理性ではないのかもね。


私がこの年齢になるにはあと20年以上猶予があるけど、クルマから降りる感覚もしっくりくるようになるのでしょう。

・・・・ということでこのテーマは締めますね。
2024年09月06日 イイね!

儂は免許返納しちゃうの??   諸説紛々

儂は免許返納しちゃうの??   諸説紛々さて、今月でこのテーマも締めなので、ラストスパート、、
なワケですが。

学術系の専門知と、私達の大衆知の肌感覚と、乖離が凄すぎて、そこを埋める言語スキルが私にはありません。




何を言ってるんだチミは、、。という事になりそうですが、何かの足しになりましたら。



じゃ行きましょう。



運転免許を持っているヒトが、とある病気になって。
その病気がもたらす障害が、運転技能に係わるなら。


疾患や障害があるヒトが免許更新するときには特別な審査方法を用意した方が、合理的だよね。

んでも、、、。

特定の病気になったからという理由で、運転技能試験もせずに免許更新拒否ってのはおかしいでしょう。


という専門家VS専門家のお話です。




一定の症状を呈する病気等に係る運転免許制度の在り方
って専門家有識者の検討会がありました。

「●●の在り方に関する検討会」っていうのは、だいたいにおいて何らかの規制を課していく場合に先行して開かれる場合が多い、、、と思ってます。
いろんな「●●の在り方に関する検討会」の提言PDFが国から発表される度に読むようにしてるんだけど(トレンドウオッチャーだから(笑))




その特定の病気とは この資料によれば。

運転免許の拒否又は取消し等の事由となる自動車等の運転に支障を及ぼすおそれのある病気として、
統合失調症(自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈しないものを除く。)
てんかん(発作が再発するおそれがないもの、発作が再発しても意識障害及び運動障害がもたらされないもの並びに発作が睡眠中に限り再発するものを除く。)
再発性の失神(脳全体の虚血により一過性の意識障害をもたらす病気であって、発作が再発するおそれがあるものをいう。)
無自覚性の低血糖症(人為的に血糖を調節することができるものを除く。)
そううつ病(そう病及びうつ病を含み、自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈しないものを除く。)
重度の眠気の症状を呈する睡眠障害

が定められており、これらの病気にかかっている者や、

認知症である者
アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚醒剤の中毒者については、それぞれの症状を個別具体的に判断することとされている。



ああ、認知症って病気は、アルコール、麻薬、大麻、覚醒剤の中毒者と同じ括りで語られてる、、。




さて、在り方検討会って、専門家にヒアリングをするんですよね。病気と免許制度に関しては以下の団体に。


《関係学会》
○ 社団法人 日本精神神経学会【P20】
○ 一般社団法人 日本てんかん学会【P59】
○ 特定非営利活動法人 日本不整脈学会【P70】
○ 一般社団法人 日本糖尿病学会【P75】
○ 一般社団法人 日本睡眠学会【P80】
○ 一般社団法人 日本脳卒中学会【P85】
○ 一般社団法人 日本老年精神医学会【P90】
《関係団体》
○ 公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会【P95】
○ 社団法人 日本てんかん協会【P100】
※ 病状が判明するまでの間の取扱いについてのみ
○ 特定非営利活動法人 日本ICDの会【P105】
○ 社団法人 日本糖尿病協会【P110】
○ 特定非営利活動法人 日本ナルコレプシー協会【P115】
○ 公益社団法人 認知症の人と家族の会【P121】
○ 公益社団法人 全日本断酒連盟【P126】




もちろん、それら団体からは
「病名による差別はしないでいただきたい」

という合唱になりました。



んでも、平成24年10月25日

一定の症状を呈する病気等に係る運転免許制度の在り方に関する提言
https://www.npa.go.jp/koutsuu/menkyo4/7/teigen.pdf

が出たのよね。


んで、その病気に係わってる臨床系関連学会はこぞって批判声明してるってわけ。

平成24年10月25日付で、「一定の病気等に係る運転免許制度の在り方に関する有識者検討会」(以下「検討会」)による「一定の症状を呈する病気等に係る運転免許制度の在り方に関する提言」が出された(以下「提言」)。これは、当学会が平成24年9月15日付で出した、学術的・臨床的な視点からの指摘(以下「学会意見」)を無視した、正当性のないものである。以下要約を示し、詳述で、その根拠を具体的に示す。
https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/20130119_drivers_license.pdf


その数年後。国は更新制度の変更することになりました。認知症と診断されたら、免許更新させない!と。


ええ、私はなにか言いたいワケじゃないです。どっちかいうと保守ですし、基本的に国の方針に楯突く方が悪人です。

私のような大衆からの、賛成意見、反対意見、が専門家の討論に勝るとも思いません。


だけど、何がどうなってたのかは興味があるじゃない。
特に大衆の肌感覚と専門知の乖離にはとっても興味ある。

やっぱり病気のヒトや障害のあるヒトの運転って危ないって肌感覚、、ありますよね。




そんな世にも珍しい免許更新制度が施行されて10年経過した現在。

有識者の皆さんはどう評価しているのでしょうか。そして、私達は、それでよいと思っているのでしょうか。第一、認知症患者は受け入れてるの?






次回はこの辺りの話題。




「儂は免許返納せんぞぉ!」

というのは、大衆の肌感覚に合っている?それとも困ったおじいさん扱い?
2024年08月20日 イイね!

儂は免許返納せんぞぉ!  返納後の余命は何年?

儂は免許返納せんぞぉ!  返納後の余命は何年?
自発的には免許を返納しない。

そう決めましても、いつかは力及ばす、免許が更新できない日が来ます。
一番厳しいのは認知機能障害で引っ掛かることでしょう。
免許が更新させて貰えない程度に認知能力が低下した方って。もう、社会生活もだめなんでしょうか。





・自分で選んで日用品の買い物できるの?
・絵画などの高価なモノの取引は成立するの?



コレ、出来るんですよね。法的にも自分で判断して買い物していいそうです。そりゃ、認知症の診断貰ったら、自分の判断で商取引や契約できない事態になったら、世の中大混乱です。
(ちな、政府の取り組みhttps://guardianship.mhlw.go.jp/personal/)

つまり、免許更新できない程度の認知症のヒトって、結構健康で、今まで通りの暮らしが出来る人、、、かもしれない。
・・・・それは一体何年くらい余生があるんでしょう。





平均寿命と平均余命というのは違います。70歳まで健康に生きてきた方の平均余命は、平均寿命より遙かに長いです。ニッセイ研究所のレポートでは
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=67412?site=nli

2019年データより。

これみますと、70歳で勇んで免許を自主返納した場合。
平均的な余命は15年。
そのうち、健康的に暮らせるのは11年あります。
11年間は健康にあちこちお出かけできるワケですが、クルマ無しでどうしましょうか。いやいや第一、日々の暮らしの移動どうしましょう。だって健康なんですよ。


リスクの1つは移動コストですけど、、。
これ、計算するのがバカバカしいくらいタクシー利用の方が高額です。
5Km円に生活のすべてが納まっている都市圏のヒトはまだしも、病院やスーパーが10㎞以上先にある田舎暮らしでは絶望的。


早期の自主返納はリスク、、、かもしれませんよね。




https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=67412?site=nli
今後、平均余命は伸びていく傾向です。

長生きはリスクである、という考え方は保険会社的ではありますが、一面は正しいです。クルマライフ的にはどうなんでしょうね。

免許返納して健康余命が10年以上ありそうなら、田舎暮らしから大都市暮しに暮らし替えは充分に検討すべき余地があります。
特に女性は、夫の末期医療にお金を使ってしまい、かつ、働いていない余生、という、独居老人な健康余命が長い超高リスクに直面しがち。



 年金暮らし老人よ! 
 集え トーキョーに!









次回は老年学会的な、認知症重症度と運転技能&事故リスクの非相関性、、、
などと、過激な所をぶっこんでみたいが、、どうしましょう。
2024年08月13日 イイね!

儂は免許返納せんぞぉ!  とはいえ75歳からはイバラの道

儂は免許返納せんぞぉ!  とはいえ75歳からはイバラの道
自発的には免許を返納しない。

そう決めましても、75歳を超えますと厳しい条件をかいくぐらないと免許は更新できません。2022年からの法改正は75歳以上にちょっと厳しい。





ご存じのように2022年以降の免許更新制度の改定。

あんまり反対意見もなくすんなり決まってしまってますけど、、、。
この一定の違反歴って奴がくせものです。


具体的にはこんな感じ。


どうです?軽微な違反大丈夫ですか?

特にツライのは、黄色実線での自転車とか原付の追い越しですよ。
もちろん、イエローカットして追い越して違反となったら、運転技能検査の対象です。

今までなら、自転車なんてイエローカットしても追い越しますよね。パトカーだってしています。ちょっとの違反なら交通の流れの方を優先です。

・・・だけど、違反ですよ。周囲のドラレコで撮られています。

じゃあ、遅い自転車は黄色線内で追い抜きましょうか。イエローラインを絶対にはみ出さずに追い抜きできますか?安全車間を空けず、黄色線内で追い抜きしたら、今度は安全運転義務違反です。

・・・じゃあ、自転車の後をついてゆっくり走りますよね。

もう私なんか、75歳以上になったら、周囲の交通の流れなんて無視して、一人だけ無違反運転に邁進しそう。

一人だけ、首都高制限速度内とか。横断歩道手前で徐行したりとか。自転車を追い越さずにノロノロ走ったりとか。”右折お先どうぞ”を無視したりとか。
後続車になったら「前の高齢者マークの車輌、なにやってんだ?」ってなります。


ホントは、軽微な違反をしないと円滑な流れにならない現行のシステムの方が悪いよね。微罪がツライ高齢ドライバーのこと、配慮しないとね。


2024年08月06日 イイね!

儂は免許返納せんぞぉ!  返納後のもしもの世界は? その②

儂は免許返納せんぞぉ!  返納後のもしもの世界は? その②
さて、そろそろ「免許の自主返納」の話題も大詰めです。
運転技術が衰えてきた自覚があったら、自主的に免許返納しますか?

有名人で、免許を返納した、更新しなかった、と公言している方で私の渉猟しえた情報のご紹介。






年齢は返納した年齢です。

 Mr.マリックさん:70歳
 尾木直樹さん「尾木ママ」:72歳
 関口宏さん:73歳
 杉良太郎さん:74歳
 みのもんたさん:75歳
 北野武さん:75歳
 西川きよしさん:75歳
 加藤茶さん:78歳
 伊東四朗さん:79歳
 加山雄三さん:82歳
 高木ブーさん:84歳


返納の理由は様々ですが、有名人である自分が免許返納を公にすることによって、一般の方の後押しを出来れば、、などという方もいますよね。

杉良太郎さんはその典型です。




ビートたけしさんなんて、クルマ好きで知られていたのにね。
自分がMCしてる、TVタックルで、自動運転車について

パドリングをしたいとか、ハンドルをこうしたいとか、それがなくなった車に乗る理由なんか全然ないよ。つまらないと思うけどなあ

とコメントしてる。

んで、自動運転反対したまま免許返納。格好いい。




現在、安全運転アシストがすべての車輌に用意され、行き着く先には自動運転あるわけですけれども。全容が見えてくると、なんだか怪しげな雲行きです。

勇んで免許を自主返納すると後悔しかねない、、という今日の話題。



国の目論む自動運転のカテゴリーはこんな感じ
https://www.mlit.go.jp/common/001226541.pdf

alt

注目は、、、、、
自動運転レベルが相当上がってきても、相変わらず運転装置が付いている可能性が高い。仮にレベル5になっても、運転席が付いてる可能性がある。

自動運転であっても走行中の車両事故に対する損害責任の所在のため、なんらかの運転免許(自動運転免許?)が必要となる可能性が高い。

ということです。




実際、サポートカー限定免許が始まってますしね。

当地でも行った自動運転の実証実験では、遠隔操作者に「2種免許」の所持を義務付けする方針がありました。

また、実証実験時の遠隔自動運転の無人車両を操作する担当者に「モニター映像」や「緊急ブレーキの操作」も義務づけられています。

このような成り立ちからしても、自動運転車両に乗るには「自動運転免許」が必要になる可能性が高いと考えています。
「自動運転免許」って、「運転免許証」からの移行の方がスムーズな可能性が見えてきませんか?


勇んで免許自主返納して、後悔することがないように。


儂は免許返納せんぞぉ!







現行の免許更新制度では明らかに70歳で更新条件が厳しくなりますよね。たけしさんの盟友の車好きといえば所ジョージさん。世田谷ベースでも有名。
今年70歳になります。所さんはカーライフインフルエンサーです。注目したい。









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「Coco & Liz おめでとう!  ピアスも髪もヤヴァ〜ぃ!」
何シテル?   07/29 08:59
毎日の暮らしに埋もれてしまいがちな うれしい たのしい。ちょっとづつ拾えば きっと幸せ。
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