廻る廻る！

ウチのマルイチのエンジン。
私はエンジンは消耗品と割り切っている。B6の時にはヘッドは3回、腰下（ブロック）は2回変更している。
いよいよB6の限界（エンジン部品の流通という意味ね）を感じて、最終型のBP-VEに換装したのだが、回転の上で糞詰まり、レッドになかなか入りたがらない。「もうやめて」とエンジンの方から言っていた。

排気系をタコ足をマキシム、キャタライザーをナイトスポーツ、マフラーをNARニッケイに替えたが、今ひとつ。

そこで、ちょっとヘッドをいじくった。これが大当たり。リミッターなんて当てたこと無かったのに、３速4速でも楽にリミッターに当たるようになった。実際これは速い。

此奴がB6時代の最終型エンジン。ピストンからクランクまで替えてあった。4スロでモーテック制御。もちろんリミッターが無いので8500回転まで廻るが、通常は7800rpmシフトにしていたエンジン。気持ちよかった。


だが！　今のエンジンも同じくらい気持ちよい。吸気音が寂しいくらいだ。
トルクも充分だ。

再びNDに乗る機会があった。コレと比較してもウチのNew Engineはトルクの厚さ、エンジンのツキ、伸びのよさ、速さ、そして、何より気持ちよさ。段違いに良い。吊しのエンジンにTunedが官能性で負けてはいかん。

難点は殆どないんだけど、B6で使っていた格好いいドーダタワーバー（アライブ石井のフルヤさん謹製）がBP-VEでは付かないのが難点といえば難点。エンジンルームでずっと引き継いでいるのはオイルフィラーキャップだけになった。