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マゼラン工房のブログ一覧

2018年08月31日 イイね!

サンバーに人生を捧げた男

サンバーに人生を捧げた男いらなくなった本を古本屋さんに売ってきました。3,600円くらいになった〜。雑誌なども整理して本棚もスッキリ。

でも、稀に古くても捨てられない大切な雑誌もあるんですよね。私にとって、この「ベストカープラス 2013年8月18日増刊号」がまさにそれ。

スバル車総選挙、などという記事があったりするのが、いかにも当時を偲ばせますが、内容は凄いです。実に80ページにわたって、これでもかとばかりにスバル車特集。某評論家ではないですが、編集者の努力に目頭が熱くなります。残念ながらバックナンバーや電子書籍では見つけられませんでしたので、古本屋の店頭で見つけたら即買いの一冊と言えましょう。

さて、やっと本題です。😅この特集の中に、大変興味深いインタビュー記事が載っていましたので、このブログでご紹介します。タイトル写真にも載せたこの記事は、40年間の長きにわたってサンバーの開発に携わったスバルの技術者、尾林隆夫さんに聞いた話をまとめた内容となっています。ここまでサンバーを育ててきた苦労話や、開発にかけた思いが静かな口調で語られていますので、お時間がありましたら是非読んでみてください。






この記事の中で、私が惹きつけられ、強い感銘を受けたのが次の部分です。
「サンバーは赤帽とJAという両極端なユーザーに鍛え上げられ、過走行にも過積載にも耐えられる車になっていったんですよ。もちろん、それで一般ユーザーのクルマもレベルアップしていきました。その分コストがかかって会社の収益性は落ちたかもしれませんが、お客さんにとってはよかったと思いますし、作っている我々もそれが一番大切なことでした」

各メーカーが生き残りをかけて、厳しいコスト管理の下で製品開発を行なっている現在において、ひょっとしたら馴染まない考え方なのかもしれません。でも、サンバーだけでなく、レガシィやインプレッサ、そしてその伝統を受け継いだCO7に至るまで、スバルの根っこには必ずこの思想が息づいていた気がします。
素晴(ル)らしい車を作ってくれてありがとう。
Posted at 2018/09/01 01:34:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2018年08月25日 イイね!

スバルの傘置き?

スバルの傘置き? 今年はよく台風が上陸しますね。その影響か、昨日も静岡は土砂降りの雨でした。代車の後席から雫をポタポタ垂らしながら傘を取り出した時、ふと、「スバルの車はね、ここに傘が置けるんですよ。」と教えてくれた、20年以上前にお世話になったディーラーの担当者さんの事を思い出しました。とっくに退職されている筈ですが、お元気かな〜?🤔
確かに、インプレッサをベースとするスバルには、運転席と助手席の両側にキッチリ傘が置けるスペースがありました。(シートが大きなレガシィは無理なようですが。)男性用の70cm傘を置いても前・後席の乗降性に与える影響は最低限。その上、必要なら後席側からもう一本、傘を差し込んでおける優れモノのスペースだったんです。このスペースはいつの間にか消滅してしまいましたので、CO7はここに傘が置ける最後のスバル車でした。


このスペース、とにかく使い勝手は抜群です。一度知ってしまうと傘の置き場は他に考えられない状態。土砂降りの豪雨の中でも、傘を差したまま、まず自分が乗り込み、足まで車内に収まってから、傘をたたんでこのスペースに放り込めば、自分も車内も濡れ方は最低限で済みます。


降りる際も、ドアを少し開けて傘を取り出し、車外に掲げてワンプッシュオープン!体を捻って後席から傘を取り出す労力もいらないし、車内に水滴を垂らす事もありません。また、私はいつも運転席横に置き傘を常備していますが、狭い隙間にキッチリ収まるので、ズレてペダルと干渉した経験は一度も無いです。


このスペースは、メーカーやディーラーが正式に傘置きとして指定していた訳でも、そのように宣伝していた訳でもありません。ただ、インプレッサやCO7のような、サイズに余裕がある普通車は勿論、ミニマムなR1にもこのスペースが確保されていますので、私は、意図してデザインされたものと確信しています。もっとも、シートとサイドシルの間に間隔を取る事で、側面衝突の衝撃から乗員を保護する事が主目的で、傘が置けるのはちょっとした副産物といったところでしょうけど。


ちなみにフルキャブのサンバーだけはここが傘置き。どの席からでも10本以上出し入れできます😅

これまで長いことスバルの車に乗ってきましたが、困難な状況を経験する度に、このメーカーは最悪のシーンでこそ最大限の力を発揮できるよう、設計≒デザインしているんだなぁと、実感することが多かったです。
その最たる例が、RRとFFの使い分け方や、水平対向エンジン+シンメトリーAWDですし、アイサイトもその延長線上にあるでしょう。総合安全の面では、他にもこだわり抜いた良好な視界が代表的で、実はこの傘置きスペースなんかも含まれていると思います。実際、CO7の前に所有していたエクシーガは、事故に巻き込まれて、運転席のドアから電柱にめり込みましたが、ハンドルを握っていた嫁さんは擦り傷一つなく、無事生還しました。即廃車の状態でしたけど、エクシーガに海より深く感謝。

話をまとめると、言ってみればショールームでの見栄えより実戦での信頼性最優先。売れるための車であることよりも実際に使用するユーザーの利益にかなう車であること。その立ち位置こそが、スバルの伝統ではないかと思うんですよね〜🤔
たかが傘置きスペースから、話しを大きくし過ぎましたが、この立脚点からスバルのデザインを観察すると、1つ1つにちゃんと理由があって、納得できることが多いです。

※写真は別の日に撮影されたものです。
Posted at 2018/08/25 11:21:27 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ
2018年08月22日 イイね!

代車のプレオ君と仲良くなろうと

代車のプレオ君と仲良くなろうと今日から3日間、通勤の相棒は代車のプレオ君です。折角なので、いい所を見つけようと、いろいろ探りながら走ります。
あまりごちゃごちゃしてなくてシンプルなのはいいよね。操作しやすい。
椅子の座面が小さいから基準は身長150cmくらいの女性かな?でも、凝った作りになってない分、着座姿勢は自然で、座った感じは苦痛ではないな。視界はAピラーが寝ていて前方は今一つだけど、後方視界は今時の新型と比べればはるかに真っ当!
そうこうする内に、凄くいい所を発見‼︎ 内装からきしみ音がまったく出ない‼︎ こういうのが普通になってる人がスバルに乗ったら、どんだけ安普請だ⁉︎と思うかも。😅何が違うのかな〜?20年以上変わらないスバルの欠点なんだが、一向に改善されない。
ただ、それ以外は・・・。何とか走って曲がって止まるから、コスト最優先で、車にまったくこだわりがなければ、これはこれでありかな。😅飲食店に例えれば、安くて腹が満たされるし、栄養摂取はできるからこれで十分って感じ。
でもね〜。😓スバル亭でなければ食べられない味が何より好きで、こんな小さな店に通い詰めてる客からしてみるとね〜😞
でも、まあ、贅沢な事を言っているのかもしれない。明日からもよろしく、プレオ君‼︎
Posted at 2018/08/22 21:39:45 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年08月13日 イイね!

運転支援装置「ナミゲーションシステム」

運転支援装置「ナミゲーションシステム」加筆、修正しました。
初めて投稿するブログなので、イチオシアイテムのご紹介を一つ。
その名も「ナミゲーションシステム」。自分では勝手に運転支援装置と位置付けています。
何てことはない、ただのワンピースフィギュアをダッシュボードの上に置いただけなんですけど、この取り付け位置、大きさ、角度が重要です。綿密に調整して設置すると、運転中、車体左側の位置をいとも簡単に把握できるようになるという優れ物。狭い道でのすれ違いや道路脇にギリギリ寄って駐車する時など、スムーズさや精度がまるで変わってきます。

例えば、道路脇の白線をキッチリ左タイヤで踏んで停車したいとします。そこで写真のように、運転席から見たナミフィギュアの足首→頭までのラインと、見えている白線の左側が重なるように停車してみました。車外に出て位置を確認してみると・・・。

どうでしょう?時速40キロぐらいからサッと停車しただけですが、これぐらいの精度で狙ったラインに寄せていく事ができます。(撮影は停車した後に行なっています。)
このアイテムは、昔々、私が自動車免許を取りに教習所へ通っていた時、強面の教官が教えてくれた運転のコツをヒントにしています。「ロールスロイスやベンツみたいな、ボンネットの先端にマスコットがある車ならそれを目安に車輌の位置が把握できるけど、お前さんは一生乗れそうもないから、そういう場合はワイパーのどの辺りが白線と接してるかで車輌の位置を把握するんだよ。白線踏んで練習しな!」一言余分だし、今ではこんなことを言う教官はいないでしょうけど、言われた通り練習したらかなり上達したのは確かです。しかし!現在の車は歩行者保護のためにワイパーを隠しているので、運転席から見えない!・・・そこで考えたのがナミゲーションシステムでした。

上の写真では、ボンネット先端の見えている部分と道路との間の境界線上において、緑色の線から線までが車幅となります。このポイントを示す目印となるようにマスコットを置くことで、車幅感覚の目安としよう、というのがこのシステムの考え方でした。ちなみにCO7の場合、右側はボンネットのキャラクターラインが作る盛り上がりの頂点が車輌の右端を示す目印になっています。また、アイサイトはナミの王冠が白線とかぶったタイミングでピピピピッと鳴るので、白線までおよそ20〜30cmまで近づくと警告音が鳴るように設定されていると思われます。何度試しても同じなので、結構な精度で観察している⁉︎

取り付けてみようと思った場合の留意点は以下の通り。
●この位置は、アイサイト搭載車だと物を置いてはいけないと指定された範囲に入るので、やるなら自己責任で。誤作動は一度もないし、ディーラーでも何も言われないけど、念の為。窓ガラスにも映り込みます。
●いつも同じ正しい運転のポジションでないとご利益半減。
●傾斜がなく平らな直線道路の、安全な場所に停車する。→前後の左側タイヤが同じ幅で白線を踏むように車の位置を調整する。→マスコットの位置を決めて両面テープで取り付ける。その時に片目をつぶらない事。自然に利き目で見た感じが大切なので、遠くを見て、マスコットを見て、と繰り返して位置を探りましょう。
●私は「航海士ナミが導いてくれるからナミゲーションシステム。これっていいじゃん!」と思って、ナミを使っているだけ。R1はナミが手に入らなかったのでチョパシステム。要はこの位置になんかの目印があればいいの。
●マスコットの先端が、ボンネットから上に出て見えるように位置を調整して取り付ける。ココを疎かにすると、夜間は全く見えなくて役に立たない。勿論大き過ぎるとただの邪魔モノ。
●運転席から見える白線の傾斜と同じ角度の傾きを持った形のマスコットだと、凄く使いやすい。(ナミの足のような感じで。)写真のピンク色で囲まれた部分のような形がいいのではないかと思われます。
●オーナー限定のアイテム⁉︎他の人が運転する場合の効果は⁇⁇。嫁さんに一所懸命説明したら、ふんふんと聞いていたけど、活用できてるんだか全く分からない。

サンバーの場合。ナミを水平に設置できるよう、コルクで台を自作して取り付けました。視線移動が多い分、CO7より若干精度が落ちる感じがします。







Posted at 2018/08/13 18:44:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

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