2024年01月27日
消費税についての勘違い
ほとんどの国民が勘違いしている消費税の実態
消費税は間接税?直接税?
間接税とは、例えば入湯税(温泉入ると税金)納税義務者は温泉入る人。
納税義務者は、事業主(温泉経営者)に税金を預け、事業主が代わりに納税する。
直接税は法人税、住民税、所得税等は納税義務者が直接納税する。
消費税は直接税です。最近、財務省OBが論説書いてますが、「消費税導入当初から第二法人税である」とゲロってますからね。
消費税は消費者から預かっているわけでは無い。なので益税も発生していない。
消費者が負担しているように思わせているだけで間違いです。
昨年、インボイス制度が導入されましたがこれも立派な増税です。「私はサラリーマンだから関係がない」と思っていると大間違い、勤め先企業の消費税負担が増えることにもなる可能性があるということ。粗利から納税される訳だけから、自身の給与に反映されます。
個人事業主(非課税業者)は、消費税導入時に売り上げ3000万以下は非課税で良いという理由で、賛成したわけですし、それを時代とともに、対象売上を下げた経緯です。(インボイス導入時、売上1000万以下は非課税でした。)
法人税は、企業が黒字をだしたら納税義務が発生する課税制度
消費税は赤字でも納税義務が発生する制度。(滞納税のトップは消費税)
消費税の計算は、粗利+非課税仕入れに課税する税金。非課税仕入れとは、人件費ですから粗利+人件費にかかる悪税なわけです。だから事業主は正社員を解雇し、非正規雇用を使うわけ。非正規なら、社会保険加入義務もなく、正社員にくらべ、給与も安くつかえ、消費税の納税額が少なくてすむ。知ってますか?日本の国内の人材派遣業を数?世界一多い、それだけ給与を派遣会社によりピンハネされてんだよ。やる仕事内容は正社員、非正規同じ、でも給与は違い、ボーナスもでない。
こんな不公平を許している。
こんな悪税なくせば良い。財源は国債発行すればよいだけ。
そもそも「お金」とは何か?
お金というものは誰かが「お金」を銀行から借りないと世の中には増えない物です。
その反対に借金を返済すると世の中からお金が消えるということ。
これはある議員が国会で日銀社員との答弁でやりとりされています。(国会内の答弁は嘘は発言できません)
「信用創造」という言葉、わからない人はネットで調べてください。
例としては、ある人、若しくは、企業事業主は銀行融資を頼む→銀行による審査→融資実行 この時銀行はどのようなことをするか?融資先の通帳を借りて、その場に融資額を記帳するだけ。無から有を生み出す。昔は記帳する際に万年筆で書いたため万年筆マネーともいいます。銀行は現金(お札)は用意はしません。通帳の残高が増えるだけです。もちろん振込するなり、現金を引き出すことも可能
日本銀行券は現在どれくらい発行されているか?日銀HPに記載されてますが、約100兆円分くらいしかありません。それ以外にも世の中には「お金」はでまわっています。そのほとんどが「銀行預金」という「お金」です。
大きい買い物する場合、大金なので、いちいち現金で支払いなどしませんよね?
ほとんど銀行振り込みで処理されます。その方がお互いに安全だし、現金を数える必要もない。記帳された数字をみるだけで済みます。
経済主体として、家計、企業、政府の3つがあります。
家計であれば、働いて、給与を得て、車、不動産購入時に銀行から借金をすることがあり、毎月給与の一部を返済にまわすのが普通。 あまり借金を行う体質ではないこと。
企業は大中小企業がありますが、もとは中小企業からですから売上の一部または借金をして、設備投資、人材投資、研究費、広告費とかの回し、少しづつ大きくなるわけです。最初は、銀行だって多額の融資は、行ってくれませんし失敗すれば負債だけ残ります。
大企業は過去最高益をたたき出し、借入金はどんどん返済している。返済しているという事は世の中からお金が減っているということ。そのお金の奪い合いを国民がやっているだけ。
政府は子会社に日本銀行を持っている訳で、投資に失敗しようが多く借金をしようが、自国通貨建て国債ですから、何も気にする必要はない。(インフレ率は気にしないと駄目ですが)足りない所へどんどん予算を組みべきである。大企業が融資を受けず、内部留保金が約500兆円があることが、おかしい訳で、法人税は増税すべきですね。儲かるのは、大企業経営側と株主だけ大企業の従業員でさえ多少の年収が増えているひともいるが、それ以上に物価が上昇していますから、幸福感、満足感は得られてないでしょうな。
マクロ経済を勉強してくるとなぜ日本は97年から不景気、GDPが上がらないのか?が見えてきますね。一番大事なのは、お金ではなく、企業の供給能力です。
供給能力とは、皆さんが物を作成したり、サービスの提供すること。
いくらお金を積まれても、供給能力がなければ、その商品の提供、サービスを提供できなくなる。発展途上国と同じになる。(インバウンドなんかこの発展途上国が行う政策で売るものがないから外国人だのみ)外国人から見れば、日本は安い国に見られているという事。バブル期の反対の現象がおきているという事だ。)
少子高齢化が原因ではない。少子高齢化の国でも経済成長している国はある。
毎年GDPが年間低成長していないのは、日本だけであり、あとは戦争中の国か、内戦中の国だけ。どれだけ経済政策を間違ってきたのか?
検証すべきだし、反省もするべきではなかろうか?
Posted at 2024/01/27 14:59:24 | |
トラックバック(0) | 日記