今日は朝一で「ククルス・ドアンの島」を見てきた。
最初のTVシリーズの劇場版としては実に40年ぶりということで、見ておかなければという思いで観に行ってきました。
自分は最初のTVシリーズドンピシャ世代です。
名古屋テレビを中心に本放送されたのが1979年で、私は中学生でした。
残念ながら新潟では放送されてなかったですが、アニメ誌を購読してたのでガンダムの存在は知ってた。
放送当初、メジャー誌のアニメージュでは見開き2ページでちょろっと紹介してた程度。
でも、みのり書房の「OUT」と隔月刊誌「アニメック」では毎月のようにガンダムを特集しアニメファンの間では革命的に盛り上がっていた。
(一般層までガンダムが認知されたのはガンプラブーム後や再放送後)
本放送を見れない新潟県民としてはアニメ誌の情報とドラマ版レコード(2枚組)を聞き、「ガンダム大全集」(全5巻)を眺めるしかなかった。
新潟でガンダムが放送されたのは本放送終了半年後くらいだったと思う。

「ククルス・ドアンの島」は、そんな最初のガンダムの第15話として放送された。
放送当時から作画の崩壊度は群を抜いており、そこにばかり話題が集中していた。
ガンダムには43話の内、本筋から外れてる話がいくつかある。
正直、話数合わせの捨て回的なものと考えていた。
実際に製作現場はてんてこ舞いだろうし、重要回にスタッフを集中させるには捨て回も必要なのは本当だと思うが。
8話「戦場は荒野」11話「イセリナ、恋のあと」14話「時間よ、とまれ」15話「ククルス・ドアンの島」は主なところだろう。
どれも作画も酷いし、3部作劇場版ではカットされた話だ。
しかし、自分が年をとるにつれ、このような捨て回と思われてた話にこそ深いメッセージ性が強いように感じてきました。
そういった意味でも、最初のTV版ガンダムは本当に良く出来てるし、一番好き。
っていうか、それ以外のガンダムはほとんど思い入れも無い。
劇場版3部作すらTV版には及ばないと思ってる。
なので、今作「ククルス・ドアンの島」も期待はしていなかった。
オリジンの時もそうだが、今の安彦さんのキャラデザや作画が好きじゃない。
なんかみんなガタイが良すぎる。アムロもムキムキじゃん。
TV版はみんな華奢だったのに。
なんかみんなオーバーアクションっていうか。
クライマックスのアクションシーンとか、時代劇かよ!ってつっこみたくなる。
わざと?わざとなのか!?
良かった所は・・・TV版と同じ渡辺岳夫さん松山祐士さんの音楽をアレンジして使ってたこと。まぁ、オリジナルのままなら尚良かったのだが。
ブライトさんとキッカの声は違和感なかった。
それ以外のひと(声優が変わってるひと)はちょと違和感あるかな。
セイラさんのセリフ回しや、ジョブジョンが「アムロくん」と言うのも違和感。
はぁ、、、なんか文句しか出てこないからこの辺にしておきます。
こういうときいつも思う。自分の頭が固くなって柔軟に対応できなくなってるって。
いやだいやだ・・・
観終わった後は、天気も良かったので海沿いを通って帰りました。
潮の香りがいつもよりしました。
Posted at 2022/06/09 14:56:37 | |
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