イスシリーズ第二弾。うちにあるイスを紹介します。
一脚目は、デンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナーがデザインした通称Yチェアです。どの角度から見ても美しく、また、いろんなテイストのインテリアにも合う不思議な魅力あるイスです。インテリア雑誌などに良く出てくるので見たことある方も多いと思います。
うちにあるイスの中では、一番値段の高いイスですが、今はダイニングテーブル用として嫁が座っています。
これもユーロ高だったせいか、ここ数年でずいぶん高くなりました。(安いうちに買っておいて良かった)うちのはカール・ハンセン社製のオリジナルですが、これにもリプロダクト品があり半値ぐらいで売ってます。ただ、大きく湾曲した手すりの曲げ木が技術的に難しいらしく、リプロダクト品は、この部分を3分割してフィンガージョイントで接いであります。
次は、フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトのアルテック66です。
アアルトは大好きな建築家の一人です。モダンデザインに木の持つ温かみを取り入れた作風がいいですね。
このイスも、工業生産のしやすさと、木の温もりをうまく融合させたいいデザインだと思います。
私は、パソコンデスクのイスとして使ってます。
三脚目は、トーネットの曲げ木イスです。うちのイスは一応アンティークなんですが、トーネットの刻印なんかはないので、昔のコピー品かもしれません(笑)。
世界で始めて、工業生産を前提にデザインされたイスで、本当に大量に生産されました。でも今見ると、それを感じさせない優しいラインで、座ると19世紀のカフェにでもいるような感じで癒されます。
嫁のお気に入りでもアリ、ドレッサーのイスとして使っています。
最後は、子供のいる方にはおなじみ、ノルウェーはストッケ社のトリップトラップです。
子供の成長に合わせて、自由に高さを調節できるのが特徴で、とてもよくできたイスです。私は、家では裸足なんですが、このイスの後ろに出た足の部分にぶつけていたい思いをするのが数少ない欠点ですね(笑)。
こうしてみると北欧のものが多いです。
イスは好きなんですが、良いものはいい値段しますし、場所もとるので、コレクション的にはなかなか集められませんね。
でも、次はリビングのソファを良いものにしたいと思っています。ねらっているのは、ヤコブセンのスワンチェアの2シーター。高いので、これもリプロ品になりそうですが。
Posted at 2009/01/11 07:32:57 | |
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