
艶消しの塗装は独特の雰囲気があってカッコイイですね(*´-`)
しかし維持が大変だというのも事実。
磨くことが出来ないというのが車の外装における最大の難点です。
一般的にマット塗装は水シミが付きやすいイメージがあります。確かにものすごく付きます。しかし目立ちません。
水拭きすると分かるシミが乾くと目立たない。シミがあるのにパッと見分からなくなる。
これがマット塗装の怖いところで、放置し続けると取り返しがつきません。磨けないので。スケール除去剤の発明がなければマット塗装が普及することはなかったでしょう。
そして油分汚れも非常に付きやすいです。付きやすいというより目立つといった表現の方が近いかもしれません。
マットブラックの場合、油分汚れは白ボケに直結します。

マット塗装の見栄えを悪くするものの原因はほぼ油分汚れです。
通常の艶塗装では油分汚れはほぼ目に見えません。黒い水の筋が出る車はかなり油分汚れが溜まっていますが、それでも気付かないくらいに目立ちません。
それが可視化するのがマット塗装です。おまけに通常よりも付きやすい。3〜4ヶ月もすれば白ボケて見栄えが悪くなっていると思います。
私もボディのメンテナンスは6ヶ月毎ですが、ホイールは3ヶ月毎にメンテナンスしています。
しかしマット塗装には唯一メリットがあります。砂汚れが付きにくく落としやすい=傷が付きにくい事です。
適切な保護環境下においてこの点では通常塗装とは比較にならないくらい楽です。高圧洗浄機で流せばそれだけでほぼ汚れは取れています。
私のホイールは約2年ほど履いていて、フェンダー干渉によるリム傷はあるものの、ディスク面には傷一つ入っていません。
グロスブラックのホイールはどんなに神経を使っても多少の線キズが入りますから、経年での磨き作業は必須になります。
つまりマット塗装は適切なメンテナンスと保護をしていれば傷による美観低下はほぼない、気にしなくていいということになります。
拭く時にゴシゴシしたら徐々に艶出てきちゃうので優しく扱う必要はありますが、マット塗装はマメな人であればむしろ美観においては有利な側面もあるのです。
ひとたび傷を入れてしまえば修正不能ではありますけどね🤔
マット塗装は大変だというのは本当の事です。しかし、対処方法が分かっていればどうということはない(*´-`)
人間にとって最大の恐怖は識らぬこと、なのです
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Posted at
2022/12/11 21:07:33