今年は前年の経験から、リセット時期を早めて春先の花粉攻撃に備えるという作戦で行ってみようと思います。洗車せずに油脂汚れを堆積させまくる父のヴィッツ以外は10〜11月中にはリセットしておきたいところ。
我が家の今年最初のリセットはiQになりました。iQは油脂汚れの意図的な再現実験をしていましたが、結論から言えば失敗でした🤔
オーバーフェンダーを付ける為に板金屋さんに預けていたのですが、なかなか手を付けられず放置されている間に窓が油膜だらけになってしまいました。ボディだけを見ればスケール付着は殆どなくダメージもないので成功なのですが、窓ガラスが油膜だらけになるというデメリットはかなりマイナスです🤔
窓ガラスのリセットほど面倒なものはありませんからね🤔
なのでやはり通常の作業をして花粉の時期までに油脂汚れを堆積させてダメージを防ぐ方針、そのための早めのリセットという訳です。
作業は窓ガラスリセット→洗車→鉄粉除去→アルカリ洗剤での洗浄→窓ガラスコーティング→油分除去です。
窓の油膜除去はプロヴァイドWG CLEAN&ポリッシャーを使いましたが時間がかかるので結局G03を使う羽目になりました。
こんなに強烈な油膜が付いたのはいつぶりでしょうか🤔かなりの時間を取られてしまいました。
窓磨きも終わり洗車フェーズです。鉄粉除去前なのでなんでもいいかと思ってラボコスのピュリピカで洗ってみたところ、窓ガラスが撥水し始め、コレ撥水シャンプーだったのかよ...( ・᷄ὢ・᷅ )みたいな気分に。
鉄粉除去にはラボコスのシデロという新アイテムを使ってみました。匂いは普通の鉄粉除去剤に比べてマシです。コレ、鉄粉とスケール両方に反応する便利アイテムで、なんと炎天下で使って乾いてもシミにならないのが売りのようです🤔
スケールは付いてないので反応しませんでしたが鉄粉はちゃんと反応して取れました。
しかしこれ界面活性剤がふんだんに含まれていて流す際にめちゃくちゃ発泡します。しかもかなりしつこく残るタイプの界面活性剤で流すのにも一苦労。
少し日が当たってきたのもあり少しだけ乾かしてみました。塗装面はシミなどありませんが、タイヤがめちゃくちゃシミになりました。これは残念です( ・᷄ὢ・᷅ )
やはり乾かしてもいいケミカルなどありませんね。影響が少ない、もしくは分かりにくいというだけで影響がない訳ではありません。
これは発泡性・スケールに反応する特性を活かしてホイールに使用するのが有効な使い方だと思いました。
次はアルカリ洗浄。散々アルカリ洗剤は使わないとか言っていましたが、このiQは明らかに油脂汚れが乗りすぎです。後に油分除去を控えていますが、予め減らしておこうという魂胆。アルカリ電解水でもいいのですが、鉄粉除去剤を流し切るためにアルカリ洗剤をスノーフォームで掛けました。使用したのはCARPROのLiftです。Liftは父の車のリセットや洗車依頼があった時に状態によって使おうと思います。
界面活性剤をしっかり流して次は窓ガラスコーティング。いつものプロヴァイドのコーティングを塗ります。
窓ガラスコーティングは拭き取らずに油分除去に入ります。
油分除去剤のタオルがガラスに触れてしまうことを想定し、先に窓ガラスコーティングを塗ってそのままにしておくことで窓ガラスをガードしておきます。保険ですね🤔
油分除去にはイメンスのグラフェンEDを使います。先にレビューで上げたグラフェンシャンプー・グラフェンワックスとともに、「この製品が持つグラフェンの保護成分」を活かすために多すぎる油脂汚れをアルカリである程度除去した上で施行します。
同じように使ったとしても、デロデロに汚れてる場合とちょっとだけ汚れてる場合では仕上がりが変わるのではないかと考えました。
デロデロの場合、汚れを取り込みながら同時に汚れを塗り広げることになっていそうな気がします。数回に分ければいいのですが時間もかかるし使用量も増えますからね🤔
今回はポリッシャーで施行しました。しっかり均一なベースを作ります。
乾いたイメンスと窓ガラスコーティングを拭き取ったらグラフェンシャンプーで洗います。残った汚れや残渣を落としながらグラフェン成分を置いていきます。
ここで1日目終了。
2日目からワックス施行です。
2日目朝の全体チェックで未塗装樹脂部分など細部のスケールが少し気になったのでNo.4とA06を使い分けながら処理します。
1日目は風があったので埃が積もっているものとし、再度グラフェンシャンプーで洗っておきます。
洗い終わったらグラフェンワックスの施行。グラフェンシャンプーによって表面が滑らかになっているので施行性は非常に良かったです。
硬化時間は1時間30分。
カチカチに固まったので拭き取らずそのままトップワックスを施行します。SHOW OFFを選びました。安定ですね🤔
SHOW OFFも1時間30分硬化させました。
さて拭き取りですが二重施行した割に結構重い拭き取り具合になってました。下がグラフェンだからなのか、今まで軽く拭き取りできたのがたまたまだったのかよく分かりませんが🤔久々にワックスの拭き取りしてる感がありましたねw
グラフェンシャンプー後の陰影がクッキリした深い艶から、少しだけ輪郭がぼやけたヌル艶に変化しました。艶の方向性はグラフェン単体の方が好みですが確実に艶は向上しています。
グラフェンが持て囃されているのはこの艶感が刺さる人が多いからだと思います。だからみんなトップにグラフェンを持っていきたがるんでしょうね🤔
さて最後に、レベグリラジオのコメ欄で教えて貰った「水磨き」というものを試してみようと思います。
拭き取り後30分ほど置いて、柔らかいスポンジバフでワックスに磨きをかけていきます。水オンリーというのは少し不安があったのでほんのちょっとだけビードジュースを混ぜた水で潤滑性を確保しつつ磨きます。
拭き取り残しなどがあればこの作業で回収できますね🤔
正直なところ、磨いたところと磨いてないところを見比べてハッキリ違いが分かるかと言えばよく分からないのですが、ある程度全体を磨き終わると雰囲気が変わっているのが分かります。
最後に乾拭きでしっかり磨いてフィニッシュ(*´-`)
フロントフェンダーからAピラーにかけての艶感がほんとにウットリするレベルなんですが写真でうまく表現できず🤔
反対側リアクォーターはいい感じに撮れました。肉眼で見ると全体がこんな感じで見えてますよ(*´-`)
今回はiQ史上最高の艶が出ました。100%ナチュラルで仕上げたヌルヌルの艶も魅力的だったこのブロンズカラーですが、グラフェンの陰影を際立たせる深みとヌル艶が融合した今回の艶も素晴らしいです。
正直、そこいらの高級車より艶出てます。けどこのiQのカーケアの本質は艶よりも日常使いの防汚性。
春に向けていい感じに油脂汚れを蓄積させながら来年もダメージ0で乗り切りたいですね(*´-`)
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2023/10/08 19:55:35