
知床半島北岸の(自家用車で行ける範囲では)最奥部にあるカムイワッカ湯の滝へ行ってきました。

カムイワッカ湯の滝へは、約10kmもの未舗装路を走らなければなりません。
道幅はほぼ全区間離合可能ですので問題ありませんが、通常の道路に比べて滑りやすい上に野生動物(私の時は鹿がいました。)に遭遇する可能性が高いため注意が必要です。

駐車場。最奥部の割には人が多いような気が😓
やはり有名な場所なのでしょうか?

滝の前に立てられた看板。
右の看板によると、温泉の流入 によって川全体が温泉となっており、複数ある滝壺は上流へ行くほど温度が高いとのことです。
左の看板は注意事項ですが、目を引くのが一番上に書いてある「ヒグマがいます!あなたは大丈夫?」という文言…。😨
というわけで、

熊避けの鈴と、

最終手段の撃退用のスプレーを装備して向かいます。
…でも怖いのでどうか出てこないで下さい。🙇

滝と名はついていますが、傾斜の緩やかな部分は中に入れます。すでに先客が何人か入水中でした。
写真内に写っているロープ(ピンク色の印が複数付いています。)より奥が水に入れる場所です。
注意事項によると裸足で入るのはケガの可能性があるため靴を履いたまま入ることが推奨されています。先に入っている人も皆そうしていたのですが…、替えの靴がないため裸足で入ることにしました。😌
今思えば靴下ぐらいはいておいた方が良かったかも知れません。
足拭き用のタオルを一度取りに戻って入水開始。

生足の写真失礼します。😌
温かいというよりは、ぬるいといった印象です。但し、普通の川ではないということはハッキリと感じ取れました。
上流の方が温度が高いとのことなので上を目指します。
これも注意事項に書かれていたのですが、強い酸性の成分を含んでいるため、肌の弱い人は長時間水に接触しないで下さいとのことです。
私が特に肌が弱いという自覚はありませんが、あまり時間をかけ過ぎない方が良さそうです。😐

時間をかけられないと言いつつも、裸足なので慎重に登って行きます。😅

途中にあった滝壺。もっと温かければ浴槽替りになりそうですが、登っても水温にあまり変化は感じられません。

とうとう上流側の入水限界点に到達しました。
結局水温の変化は感じられず…。😩
温泉が流れる滝ということで少し期待し過ぎてしまっていたためか、個人的には少し残念な結果でした。
しかし、普通の川とは明らかに異なるものだということはハッキリ体感できましたし、知床半島の秘境感も感じることができましたので、全く損をした感じはしませんでした。😃
知床の自然を感じる一つのスポットとして良い場所だと思います。
おまけ
知床半島北岸の最奥部へ行ったついでに、南岸の最奥部へも行ってきました。

相泊橋。この橋を渡ってすぐのところが、自家用車で走行可能な最奥部です。

駐車場?かどうかは分かりませんが、ここが最奥部です。

付近の様子。海の向こうに見えるのは国後島です。前回北海道へ来たときにも感じたのですが、本土からすぐ近くに見えます。😔

知床半島の奥への入口。てっきり関係者以外立ち入り禁止になっていると思っていましたが、特にそういった看板などは無く、入林箱があることからも入ることそのものは自由のようです。

ここから先へ立ち入る場合の注意事項。特に左側の二つは命に関わることです。
先の写真に写っていた奥へと続く道も、入林箱前で途切れています。そこから先は文字通り道なき道を自分の力で進まなければなりません。何かが起こってもろくに助けも呼べない状況下で…。😰
私にはとても無理なので引き返すことにしました。
Posted at 2019/09/27 06:57:07 | |
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