今日は楽しい楽しい日曜日だ。
私はそそくさと準備を始める。

テト『ん?デートか?』
おお!テトさん。いやね、今日は友人と会うのだよ。
テト『嘘つけ!友達とか君にいるわけないだろ!』
ひどいな!いきなり嘘つきだなんて…嘘なんかついたことないよ!
テト『いや、もうそれ嘘だし…』
今日はとある方と会ってね、車のお披露目会をするのだよ。
テト『ああ、あの買ったばかりの?』
おん!
テト『本当かなぁ…そんな事行って1人だけで美味しいものを食べてくるつもりだろ?』
そんな疑わなくても…
ミク『なら私達もついて行こうよ!ね、テト?』
おお!ミクさん!
別についてきても良いけど…信用されてないなぁ。
こうして我々はとある方と会うためにロールシティへと向かった。
お!きたきた!あの人だよ!

???『おはようございます。S-sightです。あなたがあのテトさん?噂はかねがね聞いておりますよ』
テト『お、おはようございます…お、おい…なんであの人の周りだけ夕焼けなんだ??』
ん、Sさんはいつも黄昏ているんだよ。なんとなく哀愁を背負っていて渋くてかっこいいでしょ?
テト『かっこいいのは認めるが…今は朝だぞ???』
細かいことは気にしないの!
こうして合流した我々はお披露目会を開くことに。

テト『同じ車…だよな?』
うん、年式が違うけどね。私のは二型でSさんは三型なんだ。

ミク『見比べてみると少し違うね!』
そうそう、細かい変更点があって大きく違うのはエアロの形なんだ。
二型はフロントのエアロがエアスパッツなのに対して三型はアンダースポイラーになっているなど洗練化されてるんだ。
あとは横滑り防止装置が標準装備されているなども注目かな!

テト『後ろも特徴的だな!』
でしょ?後ろを見ただけでも二型と三型の違いが分かると思うんだ。

テト『まるで兄弟みたいだお!』
ミク『それ言うなら姉妹じゃない?』
はは、そうだね。男って乗り物は娘っぽく思ってしまうものだからね。船の名前にも女性の名前を付ける場合もあるじゃない。
こうして我々はお互いのスイフトを眺めては駄弁って…じゃなくて世界平和や宇宙科学について熱く語り合った。
それからはお互いの車を交換してテストドライブ。
SさんのはCVTだ。同じ車でもミッションが違うだけでもかなり印象が違う。

パワーは日常使いでは全く不満がない。踏めば素直に加速していく。ややもっさり感はあるが逆に言うと扱い易さもあるだろう。
パドルシフトは楽しい!なんとなくレーシーな気分にさせてくれる。
ディスプレイにも大きくギアが表示されて見易い。
三型は細かい変更点があって車としては完成されているのだ。
限られた予算の中でよくぞここまで作りこんでくれたものだ。
インテリアも飽きずにチープさを感じさせない造形。タイヤも吟味されたもの。
普通のスイフトを欧州仕様にしようという着眼点はスズキならではとも言える。

テト『ミクー!ポーズ取るお!』
ミク『こう?』
梅雨空もどこかへ行って夏らしい空が広がっている。なんていい日曜日だろうか。
ある意味贅沢だよなぁ。
二度と帰らぬ日曜日~♪
今日という日を大切にしたいのだ。

そして、同じ車…別に示し合わせたわけではなく偶然一緒になってしまった奇跡の出来事…うーむ。
こうして2台並べて違いを見るのも面白いものだ。
テト『ん?もしかして君って黄昏ている?』
いやいや、私はまだ黄昏れるくらい渋くはなれないさw
こうして語り合ってましたが私の時間が無くて午前中にお開きとなりました。
そう、地獄の旅路の準備をせねばならんかったのです。時間があればコバルトラインを走ってホエールランドで鯨について学ぶところだったのだが…。
テト『例の奴隷労働な!』
奴隷とか言うなwww
そういう訳でS-sightさん楽しい黄昏時間ありがとうございました!!

S『ふぅ~…スイフトRS…買って良かったなぁ…』
テト『夕焼けネタバレしてるお…!』
Posted at 2020/08/02 23:24:01 | |
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