2007年F1第16戦中国GP。
舞台は上海インターナショナル・サーキット。
台風15号が接近、各チームの戦略いかに。
決勝スタートと同時にサーキットは雨に見舞われ、レースの前半はウェットコンディション。
トップを走行していたマクラーレンのL.ハミルトンは、
1度目のピットストップでタイヤ交換を行なわずに第2スティントへ。
しかしペースがあがらず、右リアタイヤが激しく損傷!トラブルに見舞われ
2番手のK.ライコネンに先行を許して、ピットへ向かいますが…。
ピットレーンを曲がり切れずにグラベルに乗り上げ、マシンがストップ。
F1デビュー以来初、まさかのリタイア。
ルーキー・チャンピオン誕生の可能性もあったのですが、
チャンピオン決定は最終戦ブラジルGPに持ち越しです。
ドライコンディションへと変わったレース後半は、
フェラーリのK.ライコネンが安定した走りを見せ、トップでチェッカー。
自身通算14勝目、今季5勝目を獲得。
フェラーリは今季8勝目で、これがF1通算200勝目。
フェルナンド・アロンソが2番手、
フェリッペ・マッサは3番手。
L.ハミルトンがリタイアに終わったため、ドライバーズランキングは
L.ハミルトン“107”、F.アロンソ“103”、K.ライコネン“100”となり、
非常に僅差で3名にタイトルの可能性があるまま最終戦を迎えます!
中国GP決勝 結果
1位 K.ライコネン フェラーリ F2007
2位 F.アロンソ マクラーレン MP4-22
3位 F.マッサ フェラーリ F2007
4位 S.ベッテル トロ・ロッソ STR-02
5位 J.バトン ホンダ RA107
6位 V.リウッツィ トロ・ロッソ STR-02
7位 N.ハイドフェルド BMW F1.07
8位 D・クルサード レッドブル RB3
ドライバーズポイント : 1位 L.ハミルトン 107p コンストラクターズポイント : フェラーリ 186p
2位 F.アロンソ 103p BMWザウバー 94p
3位 K.ライコネン 100p ルノー 51p
4位 F.マッサ 86p ウィリアムズ 28p
5位 N.ハイドフェルド 58p
17番グリッドから脅威の追い上げでトロ・ロッソのS.ベッテルが自己最高位の4位。
Hondaのジェンソン・バトンは今季最高位の5位。
トロ・ロッソのもう1台、ビタントニオ・リウッツィも自己最高位の6位。
BMWザウバーのニック・ハイドフェルド7位、
レッドブルのデビッド・クルサード8位。
S.ベッテルは、前戦日本GPでセーフティーカー走行中のクラッシュで
中国GP10グリッド降格の裁定が一旦下り、ペナルティは戒告処分に変更されたのですが…
今回の中国GP予選で他車のタイムアタックを邪魔したとして、
結局、5グリッドの降格処分となっていました。
ややこしいですが、降格ペナルティ無くなったのに、また中国で降格ペナルティ。。
結果論ですが、今回のペナルティが無かったら表彰台に上れたってことですか!?
でもトロ・ロッソはダブル入賞でしたね。
日本勢ですが、
トヨタのヤルノ・トゥルーリ13位、
SUPER AGURIの佐藤琢磨14位、
Hondaのルーベンス・バリチェロ15位、
スパイカーの山本左近が17位で完走。
トヨタのラルフ・シューマッハ、SUPER AGURIのアンソニー・デビッドソンは
リタイアに終わっています。
次戦はいよいよチャンピオン決定戦。
2007年シーズンのFINALを飾るブラジルGPです。
栄えあるワールドタイトルは誰の頭上に輝く!?
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F1 Result | 日記
Posted at
2007/10/08 23:23:52