そろそろ10万キロが近づいてきたので燃料ポンプを交換を検討しています。
純正相当品にすればいいのですが、今後のあれこれのためにインジェクターを若干大きくしたりしているので社外大容量品を購入しました。
大容量ポンプといえばGTRポンプやシルビアポンプのミーミーうるさいやつが定番でしたが、今はAEMや東名のやつが定番みたいです。
調べると通販でWALBORO社製190L/Hのロードスター専用キットがあったのでそれを購入しました。
NAロドなどのデリバリーパイプにレギュレーターがあるタイプはリターンで戻る時にエンジンの熱で燃料温度が上がるため容量が大きすぎるのも良くないようです。
というわけで交換するのですが、せっかくなので燃圧計をつけて交換前との比較をしてみます。
そこでまず燃圧センサーをつけるためのアダプタを作ります。
旋盤で作りました。某キノクニのやつをパクっています。手間を考えると普通に買うほうが安いです。
燃圧センサーです。現在海外製defi ZD(要出典)がついているので信号を取り出してLinkのアナログ入力でログを取ります。
まず燃圧をおさらいすると、ポンプで加圧された燃料をデリバリーについているレギュレーターで余分な燃料をリターンでタンクに戻して一定圧を保っています。なので燃圧センサーは入力側に割り込ませます。
また燃料圧力はゲージ圧と差圧があり、ゲージ圧とは大気圧を基準にした一般的に圧力といわれるものです。
燃料差圧とはインマニ圧との圧力を指します。なぜ差圧にするかというとインマニ圧に影響されて正しくインジェクターが吹かなくなるためです。
例えば規定燃圧が300kPaでインマニが-100kPaの場合はゲージ圧で200kPaにするようにレギュレーターが作動します。
さてやたら説明が長くなってしまいましたが、2速全開での燃料差圧のログです。
インジェクター開度に合わせてかなり下がってしまい規定300kPaのところ270kPaほどまで下がっています。
やはり容量ギリギリ?
というわけで燃料ポンプを交換します。
椅子の後ろのフタを開けます。
既に取り付けた図。ホースバンドと輪ゴムは純正を再利用しました。
ホースバンドはねじ式が付属でしたがバネ式のが適していると思い再使用しました。
なお取り付けはポン付でした。
フィルターを固定する小さなワッシャーを忘れないように(忘れた)
タンクは超綺麗でした。
ホースは未交換で
燃料フィルターは去年交換しています。
早速ログを取ってみると、ほぼ変わらないという…()
レギュレーターの問題か…?でもレギュレーターの容量不足だったら燃圧高くなってしまう気がするんだけど?
それとも30kPa程度は誤差?
しかしログは変わらなくても体感ではなんだか違う感じがします?
まぁよくわかりませんが燃料ポンプが新しくなったのでヨシとしましょう…()
ちなみにポンプの音は純正と同じくらいの音量です。
Posted at 2020/07/04 23:28:16 | |
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