
88ccのデイトナハイパーヘッドの4速仕様で300kmほど走って速いといえば速いですがやっぱりトルクが欲しい!
4miniなどの小さい車体ならもう少しスプロケをハイギアに振れるんでしょうけどカブはモンキーと比較しても約30kg近く重量がありますし何よりハイカムの特性かパワーバンドが6000回転以上で自分の知識不足で一度ピストン齧らせた身としては精神的にあまり良くないです。
カブは速さももちろん欲しいですが耐久性などを考えたら高回転型のエンジンよりスクエアストロークで低速に少しでも余裕あるエンジンにしたい!そして試してみたかった52mmストローククランクを入れてみました
まず今回はあくまでも馬力アップと言うより低速にパンチを持たせるようなエンジンにするのと素人が色々な部品を加工し組み合わせて作ったエンジンなのであまり鵜呑みにはしないで下さい。
52mmクランクは実験要素も含め価格に定評のあるモダンワークス製を選択しました。ビッグエンドやらベアリングが死んでも懐にはあまり響きませんので笑 ウッドラフキーは使いまわします。
クランクのカウンターウェイトが微妙に三角なので多少は振動が出そう
上が純正
クラッチは今までキタコの7×4の強化クラッチでしたが滑りを考慮して武川の8×4のクラッチユニットをストックしていましたのでキタコのケースに移植しました
肝心のピストンですが普通ならデイトナのハイパーヘッド用52mmピストンを300km前に新品交換しているのでそのまま使い回す所ですが
12v50ccケースで組んでいる為耐久性を考慮したならピストンはローコンプの方が少しでも耐久性が上がるんではないかと思いキタコのライトボアアップ88cc用のピストンを選択しました。
燃焼室が広いので圧縮比も相当落ち自動進角CDIを使ってるのでレギュラーガソリンも多分いけるでしょうがバイクのタンク容量で燃料をケチりません、今までどうりハイオクいれときます。
クランクに当たらないようにスカートをカットしてハイトをデイトナのピストンと同じくらいに調整しました。
シリンダーはシフトアップの52mmシリンダーをピストンとシリンダーのクリアランスを0.04mmな事を確認してから組んでいきます。
後はエンジンの消耗品やオイルポンプスピンドル、カムチェーンテンショナーなどを強化品に交換してエンジンを組み立てていきます。

ヘッドガスケットはキタコの薄いメタルガスケットを使用してピストンがバルブヒットしないか確かめると以外といけそうです。
サージングも強化バルブスプリングなので高回転は多分大丈夫?
それから排気量変更の為に役所でナンバープレートを交換しに行き自賠責保険も移し換えてプラグ外しオイルが回っているか確認後いよいよエンジン始動です。
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2022/09/20 18:57:02