オモチャネタです。
今回紹介しますのは、以前ブログネタとした
「恐竜探検隊ボーンフリー」「恐竜大戦争アイゼンボーグ」に続く「円谷恐竜3部作」のトリ「恐竜戦隊コセイドン」のオモチャたちです。
(「恐竜戦隊」と聞いて「ジュウレンジャーのことでしょ?」という方々とは、自分と2周りほど世代が違うと思います)
「恐竜」がキーワードになっている点は前2作と同じですが、大きく変わったのは「人物もメカもすべて実写になった」という点。
「やはり円谷プロはこうじゃなきゃ」と快哉を叫んだ当事小学生の自分にとり、この変更点は嬉しいことだった記憶があります。
全てアニメで製作し、怪獣・宇宙人のデザインの自由さが特徴だった「ザ★ウルトラマン」も、同様の理由で途中から興味がなくなってしまいましたっけ。
さて、「恐竜戦隊コセイドン」とはなんぞや?というお話を。
簡単にいうと「タイムトラベルの管理を行っているタイムGメン・コセイドン隊が、中生代の地球を舞台に異星人やマッドサイエンティストと戦う物語」でしょうか?
詳しく知りたい方は
wikiをご参照ください。
なにせ、前2作より格段に「SF」しており、細かく説明すればするほどドツボにはまる作品で、リアルタイムでみていた頃の年齢では用語がわからなかったり、初期の「コセイドン隊」「ゴドメス」「アルタシア姫&ビックラジー」三つ巴展開が結構難解だったりしたものです。
さて、スポンサーは前2作と同様「トミー」(現・タカラトミー)で、コセイドン隊のメカを中心にオモチャを数種発売しておりました。
その中から、先ずは主役メカ「コセイドン号」を。

「コセイドン号」の大型玩具です。
この「コセイドン号」、「時空管理局」の大型タイムマシンです。
このマシンに乗り、中生代白亜紀を守る「タイムGメン」は「コセイドン隊」と呼ばれています。
機体下方前部から放射される「メビウス・レール」で過去の世界へと行く描写が秀逸。
「ファイタスⅠ号・Ⅱ号」「ハクアスⅠ号・Ⅱ号」を搭載し、コセイドン隊の指令基地ともなるメカです。
ウチの子どもが「イルカがデザインの元かな?」という感想をもったメカですが、どう思います?

地上待機の際は、こんな感じになります。
ボタンひとつで変形可能!

この部分はマグネットで取り付けられています。
ギミックを考えると、他の取り付け方法では破損が多くなるという可能性から、マグネットで脱着できる方法が取られている気がします(本来の商品購買ターゲットである年代では、荒く扱いそう)。

機体前部を展開させたところ。
レバー一つでガバッと展開します。
ここから搭載メカが発進します。
他、後ろの部分がガリガリ音を立てて回転したり、お約束のミサイル発射も楽しめます。

「コセイドン号」の合金玩具バージョン。
前部ハッチオープン、機体の伸び縮み、主翼回転、ミサイル発射のギミックあり。

これも後ろ部分が「カリカリカリ」と回転します。
ちなみにこの玩具、後番組となった「科学冒険隊タンサー5」の「タイムタンサー」として転生したりしています(しっかり玩具も発売されています)。
続きまして、コセイドン号の搭載マシン「ファイタスⅠ号・Ⅱ号」を紹介。
「ファイタスⅠ号・Ⅱ号」の合金玩具バージョンです。
他にもプラ製の大型バージョンがあります。
このマシンは、「コセイドン号」と並ぶ主役「コセイダー」登場のために、不可欠な存在です。
カラーリングは「ボーンフリー号」「アイゼンⅠ号・Ⅱ号」と変わらないイメージでまとめられていますね。
本編の主役といえる「トキ・ゴウ隊員」がこのマシン内で強化服を装着(コクピット座席がベルトコンベヤー状機械で移動してゆき、オートメーションで強化服装着してゆく描写がなんともいえない)し、「コセイドン隊」の白兵戦用兵器といっていい「コセイダー」になります。
さらに、「人間大砲」となり、マシンから目的地へ撃ち出されます。

その「人間大砲」がコレ。
ミサイルのように撃ち出すギミックです。

劇中同様、前後で分離します。
オス型、メス型で嵌っているだけなので、取り外しはちょっと怖いです。

Ⅱ号は変形します。劇中では飛行可能。

もう一台の搭載マシン「ハクアスⅠ号・Ⅱ号」。
こちらは合金バージョンのみです。
隊員の一人、佐藤蛾次郎さんがこれを操縦し、空を飛んで敵メカを撃ち落す、という画面は特撮ファンには忘れられないシーンです。

前後分離はもちろん、Ⅱ号のタイヤ展開、恐竜捕獲のためのアーム、捕獲した恐竜を入れておく胴体部分などギミック豊富。
で、「DX コセイドン号」には、これらのマシンを格納できます。
というより、格納する楽しさが無ければ「DX コセイドン号」の存在意義は半減する!といっても過言ではないでしょう。
こんな感じで2台格納します。
ファイタス発進!

で、2階部分をスロープ状に変化させ、ハクアス発進!
トミカやプラレールで培われた、トミーらしさ満載のギミックです。
デザインは三五英雄氏。
オマケ。

実験その1。
ファイタス、ハクアスとも前後メカの入れ替え合体は可能です。
劇中では、こんな使用法は無かったはず。必要が無かったせいでしょう。

実験その2。
合金コセイドン号を搭載することは不可能でした。
「おやこマシン」計画、失敗。
なんでも、「タンサー5」のスカイ、ランド、マリン各タンサーをを搭載することは可能らしい。
最後に、メカニックの魅力満載!の番組オープニング、エンディングを。
ついでに、DVD発売告知動画。
次回のオモチャネタ予告。

今回に続き、「恐竜戦隊コセイドン」より「ファイタスⅠ号・Ⅱ号 合体セット」のプラバージョンです。
円谷恐竜3部作の車両揃い踏みもお見せする予定です。